第2話
圭太の何も考えてなさそうな質問返しにヴォーパルバニーは冷静に真実のみを伝える
『許したとは言え普通に考えて女の子に抱きついてんだからギルティっしょ』
ぇ…バニーちゃん女の子だったの!?
あんなハスキーボイスなのに女子……………ありだな
圭太は人生最速で彼女から離れると土下座の姿勢へシフトする。
その動きは土下座にも流派があり、あの男はどこぞの流派の免許皆伝を受けた土下座のプロなのではないだろうか
と、思わせるほどしなやかで無駄一つない、それはそれは綺麗な所作であったと後にその場に立ち会った冒険者は語る
「ほんっとーーにっ!申し訳ありませんでしたぁ!!!」 『許すわけないじゃん』(被せ気味)
兎 生ゴミでも見るかの様な御尊顔
圭太 涙目
冒険者 トゥクン …/////。
やはり一部何かの扉を開いているようだ。
「お願い〜僕バニーちゃんの事好きなんだも〜ん!好きな子には触りたくなるじゃぁ〜ん!何でもしますからぁ〜〜。許して!!」
『え?すき?? /////// え?ちょっと待って、何?何で??なんで???あたちまだ何も承諾してないぃ〜〜〜!!!』
圭太の言葉を聞いた瞬間、枝の先と兎の体全体が白く輝き始めたかと思うと、それは見た事のない文字の羅列となり帯状へ、白から赤、赤から青、そして薄い紫へとその文字は美しく系譜を並び替え、やがて螺旋を描き兎の上部で回転しながら魔法陣へと書き換わる。
ドゥン タタタタタタタン♪
ドゥン タタタタタタタン♪
トゥルルルルルルッル トゥトゥ〜〜ル〜〜♪
➖ヴォーパルバニーが仲間になりました➖
『何で?何もしてなのに?そもそも許してないし、何で?何で?なんでっ!………もしかして好きに反応したから?一瞬じゃん?それだけ?それだけで契約成立しちゃうの?おかしくない?アリエナイアリエナイアリエナイアリエナイアリエナイありえないっ!!お前一体何者なの?!』
「…………………………………さぁ?(半笑)」
ブチっ
『ウワァーーーーー!!またんかいごらぁ!!』
ーーーーー
『なぁ、何が起こったんだ?』
スキンヘッドの男は近くに居た誰が見ても魔法使いだなこのじいさん。に質問を投げかける。
『さぁ、さっぱりわからん。』
『だが、この会話とさっきのアレを見るかぎり、何故だかわからんがヴォーパルバニーは強制的に従魔契約結ばされたようじゃな。従魔契約とはお互いの合意あってこそ、結ばれる契約。それが訳もわからず仲間にされたとあっては…。あの顔みてみろ。兎でもあんな顔するんじゃな…わし、さっきまであやつに殺されそうだったのに………
あんなもぉこの世の終わりだみたいな顔見たらちょっと可哀想になってきた。」
兎は屍の様に倒れている
起き上がれないようだ(物理)
兎は屍の様に倒れたままだ(精神的)
それもそうだろう
急に知らない男から告白を受け、返事もしていないのに婚姻届を受理されたのだ(多分こんな気持ち)
「ねぇ、ねぇ、バニーちゃん 落ち込んでないでせっかく仲間になったんだしさ、仲良くしよ?僕ちゃんと大事にするよ?仲間っていうかさ、ずっと家族として仲良くしていきたいんだ。」
『………グスン。……………あたち結構いっぱい食べるよ?』
「じゃあいっぱいご飯作るね。」
『あたち綺麗好きなの。』
「じゃあブラッシングは1日2回はしなきゃね。」
『…………ウワキシタラコロス。』
「浮気はしない」
『……………………じゃあ…ゆるしてあげる。』
「ありがとう。これからよろしくね」
『ウン』
こうして圭太を含め冒険者達は今日という日を無事、生き残ることができたのであった。
次回 何か良い風にまとまったみたいだけどツッコミ所満載だよね!をお送り致します。
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こんにちは。なち丸です。
少し短めですができるだけ更新できたらと投稿致しました。
まだ短編にするか長編にするかは決めかねておりますがとりあえず構想があるお話分は細々と執筆できたらと思っております。
バニーちゃんが仲間になった時の効果音はドラ◯◯のモンスターが仲間になった時の音を思い浮かべるかお調べ頂けたら幸いです。
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