第3話歪んだ愛情

拓也の行動はエスカレートしていった。


洗濯かごにあった母の下着で自慰行為をするようになり、母が外出している間にクローゼットにある服を漁ることもあった。

罪悪感はあったが、抑えきれない衝動が彼を支配していた。


そして運命の夜が訪れた。


深夜2時、拓也は震える足で母の寝室のドアの前に立っていた。深呼吸を三回して、ドアノブを回した。


「ママ...起きてる?」


ベッドで寝ていた美佐子が目を覚ました。


「拓也?どうしたの?こんな時間に」


「話があるんだ...」


拓也の声は震えていた。暗闇の中で、彼は母の顔が月明かりに浮かび上がるのを見た。


「ママのこと...好きなんだ。女として...」


一瞬の沈黙が流れた。


「冗談でしょ?私たち親子よ」


美佐子の声には動揺が滲んでいた。拓也はベッドの端に座り、母の手を握った。


「冗談じゃない。ずっと...ずっと我慢してきたんだ」


「ダメよ、拓也。そんなこと...」


拓也は泣き出した。大人の男が、子供のように泣きじゃくった。


「一度でいい...一度だけでいいから...」


彼はゆっくりと顔を近づけ、母の唇に自分の唇を重ねた。美佐子は抵抗したが、拓也の力は強く押し倒され、身動きが取れなくなる。


「やめて...拓也...」


しかし抵抗は次第に弱まり、やがて完全に止んだ。


美佐子の手が、拓也の背中をかすかに握った。

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