朝8時、おじさんと一緒にラジオ体操
今日は、私の「推し活」についてお話しさせてください。
実は私、自他共に認める生粋のアイドルオタクなんです。振り返れば、私の人生は常に誰かの「輝き」と共にありました。
幼少期は、ギリギリでいつも生きているが故に、メンバーが減っていく伝説のグループを追いかけ。
学生時代は、ドキドキで壊れそうな1000%の王子様たちに心奪われ(昔は緑色の彼、今は断然「めろめろちゅ」な彼推しです!)。
社会人になってからは、オリックスを愛する関西のシルバニアファミリーたちを全力で応援してきました。
そんな私が最近、どっぷりと沼に浸かっているのが「地下アイドル(女の子)」の世界です。
きっかけは、まだ彼女たちの名前が広く知れ渡る前。果物ジッパーのお名前を冠したグループの合同ライブに誘われたことでした。
当時の特典会(チェキ会)は今では考えられないほど静かで、アイドルたちが少し寂しそうにファンを待っているような状態。そんな彼女たちの姿を見て、一緒に行った友人が笑うのです。
「キリちゃんが寂しそうにしている……行ってくる!」
そう言って、満面の笑みで諭吉さんを握りしめ、法被姿で駆けていった友人の背中。正直に申し上げます。……最高に気持ち悪くて、最高に輝いていました。
そんな彼女たちが、のちに紅白歌合戦のステージに立つなんて、当時の私たちは想像もしていませんでした。
そこから私は、彼女たちの妹分にあたるグループの、ツインテールが似合う黄色い女の子に、沼落ちします。いつもニコニコと笑う彼女は、間違いなく私の生きる活力でした。
けれど、人気が出るにつれて、一分間あったお喋りタイムは数秒になり、チケット代やチェキ代も少しずつ値上がりしていきます。
咲奈ちゃん、今はもう簡単に会える距離ではなくなってしまったけれど。お姉さんたちのように有名になると信じて、応援しているよ。在宅で。
……そんなわけで、最近の私の主現場は、ほぼ悪意のある、小悪魔メンヘラグループへと移り変わっています。
ここは、お財布にも心身にも優しい、とてもあたたかな現場です。
地下アイドルの現場は、誰もが知る国民的グループのコンサートとは、また違った独自の文化があって本当に楽しいんです。
早朝から猫耳をつけたおじさまたちと一緒にラジオ体操をしたり、見ず知らずのおじさまの肩をお借りして「マサイ(垂直跳び)」をしたり。
一見カオスな光景ですが、そこには間違いなく、みんなが「今、この瞬間」を幸せに生きている、やさしい世界が広がっています。
最近のチケット代の高騰には驚くばかりですが、地下ならワンコインから楽しめる現場もあります。
「ちょっと気になるかも……」という方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄でご質問くださいね。私の知る限りの「沼」をご案内いたします。
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