何かを、創り出すということ



これまでは「今」の私についてお話ししてきましたが、今日は少しだけ、私の「創作の原点」に針を戻してみようと思います。


私にとって、創作とは常に「苦しみ」と共にあるものです。


産みの苦しみ、理想とのギャップ。書き終えたあとの脱力感。けれど、それらすべてを打ち消すほどの達成感や、誰かに届いたときの喜びがあるからこそ、私たちはペンを置くことができません。



私の創作人生は、まだ学生だった頃、今では懐かしい「個人サイト」の時代から始まりました。


「キリ番」でリクエストを募ったり、「激裏」という言葉に胸をときめかせたり。そんな、今や死語となりつつある言葉たちが私たちの共通言語だった頃でしたね。


私は、蟲を呼び寄せる銀髪の男性や、某妖怪の総大将の孫に恋をして、その想いを物語にぶつけていました。


その後、一瞬ではありましたが、物語の舞台は「小説家になろう」さんへ。


『ログ・ホラ』や『オバロ』が全盛期だった頃、私もその熱気に当てられるように、一次創作を投稿していた時期がありました。


そして、大人になる手前のモラトリアム期間。

私は、FBIの鋭い眼差しを持つ男性と、この国を恋人と呼ぶ男性が織りなす、危うい関係性に心を奪われました。


友人と共に部活動の延長のような楽しさで、夢中で同人誌を作ったのもこの頃です。


今でも、某「とらのおしり」さんや中古販売のお店で、当時の自分の本を見かけると、あまりの恥ずかしさに消えてしまいたくなります(ちなみに、同人誌の中古販売は原則禁止ですよ!笑)。



察しの良い方は、私の年齢がなんとなくわかってしまったかもしれませんね。


実は、一次創作を形にしたのは、実に十年以上ぶりのことです。


なぜ今、再び物語を書き始めたのか。その理由は、また別の機会にお話しさせてください。


もし、この記事を読んでいる同世代の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄で当時の「推し」を教えてください。


ちなみに私は、朝菊が大好きでした。

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