雪のような物語

情景の美しさだけでなく、言葉の温度がきちんと伝わってくる作品です。

雪や冷気などの冷たいものに包まれているのに、会話や仕草、視線のやり取りがとてもあたたかく描かれています。

その対比が、この物語をただの幻想ではなく、心に残る関係性として立ち上がらせているように感じました。

特に、お相手の別の姿を褒めたことで生まれる小さな嫉妬や拗ね方が、人ならざる存在をぐっと身近に感じさせていて、すごく素敵だなと思いました。

まるで、雪のような物語です。