第4話  私と京子と新しい彼

嫌な女だよね。計算高くて、あざとくて、、、自分でもあまり今までの自分が好きでなくなってしまって、私は少し暗い春を過ごしていた。 別に騙したり、不誠実なことはしてないつもりでも、ニコニコ笑って、食事やプレゼントをもらって、最終的にはわかれてしまう。 結局もう一歩が踏み込めず、恋愛恐怖症なんだよね。

世の中の平和のため、私は誰かに誘われても、すべて断って、良い会社に就職できるよう、一生懸命勉強しよう。この際海外にでも短期留学してみようかな?などと思っていた時、京子にあった。 彼女も同じ大学生だったけど、科が違っててあまり授業で一緒になったとこはなかったのだけど、桜の咲くキャンパスのベンチに座っている彼女をみたとき、花びらが彼女にふりかかり、その穏やかな笑顔に友達になりたいなぁと思ってしまった。ベンチに腰掛けいろいろなことを話してるうちに、住んでるところが近くて、とても親しみのモテたので、それ以降、お昼を一緒に食べることが多くなった。以前高校を出て、日本の古くてトップの銀行に勤めてたみたいだけど、すこし仕事を離れたくて、この大学に来たみたい。

私よりズゥート大人で落ち着いた雰囲気の素敵な人だった。 彼女には昔から付き合ってるインターンの彼がいて、彼のことが大好きみたい。  彼女をとおして、恋人がいるって素敵なことだなって思いなおした。

高校の時、好きになっては、振って、すきになっては振ってを繰り返していた時期もあるけど、今考えるとイケメンで性格も良い人が多かったのに、どうしてあんなことしてたんだろうと思う。 恋にあこがれる、子供だったんだろうね。

今度であった人とは、もうすこし深く付き合ってみようと思ってたそんな時、

電車で声をかけてきた、駅伝野郎? がいた。(山の中で長い間練習して、今日街に帰って、初めて見た君が、きらきら光ってたので思わず声をかけた) なんて、、、

ナンパ言葉がださぃけど、真面目そうな好男子に見えた。  大学の4年で来年最後の駅伝にかけてるみたいだけど、残念なことにあまり駅伝には興味がなかったので、悲しいことに話が続かない。  2,3回のほとんど無言デートで息苦しくなってきて、思わず、タオルをなげてしまった。 お正月の駅伝はテレビで見たけど、彼の大学はあまり成績が良くなくて、彼はあまりテレビには映らなかったけど、確かに名前はあった。頑張って走ってた。  その姿は格好が良かったけど、せっかく決まった会社を辞めて、もう一年留年してマラソンにかけるなんて、もう膝はかなりきてるのに、やはり駅伝バカ、深く付き合わないで良かった。と思ってしまった。


そんな私に運命のような人が夏休みに現れた。その時から京子の趣味の手作りのお菓子をたべながら、彼について、いろいろ相談することが、多くなった気がする。

夏休みは新しい洋服がほしくて、お金が必要になった。母の送ってくれる洋服はなぜか白ばかり、、、白いワンピース、白いカーディガン、白いブラウス。まあ私に一番似合っている色だと思うけど、たまには大きな花柄のワンピや、赤、クロの服もほしかってたのでまたバイト代の高いホテルのプールのアルバイトに決めた。今回はまた違うホテル、以前のホテルもそうだけど、時々芸能人がプールに泳ぎに来てたので、まあまあのホテルなんだろうね。

受付のバイトになったので、男子達との無駄なおしゃべりもなくて、真面目に働いていた。  バイトがお休みの暑い日、働いてるホテルのプールにこっそりいれてもらい。少し泳いでから、プールサイドでブドウを食べてるとき、偶然彼と会った。

笑いながら、(ちょっと子ザルみたいでかわいいなぁ)なんて声かけてきた。

顔は確かに日に焼けて赤っぽかったし、プールサイドでブドウを食べる絵はまずかったのかもしれないけど、いきなり失礼だよねぇ。レディに向かってこの言葉。

よく見ると体ががっちりして、とても整った男性的な顔(逞しいタイプは私の好きなタイプではない)、一緒にブドウを食べて、お礼だと言って車で私の住んでるとこまで送ってくれた。  今までにない、大人の香りが彼からはした。





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