第2話 私、花柳花子 1
私こと、花柳花子は現在23歳、東京、霞が関の外国の船会社につとめてる。
花子、父方のおばあ様がつけて名らしいけど、もうすこしかわいい名前がよかったけどな。恵梨香、琴音、春菜、とかもっとかわいい名前がよかったよ。ババ様。
上司の人たちの国籍は皆、オランダ、イタリア、ドイツと違うが皆共通で社内では英語を使って話してる。外国の上司の人は本国で結婚してて、真面目そうな人もいるが、たぶん付き合ってる彼女の影響か時々女性言葉で変な日本語で話しかけたりするひともいるが、大手の会社にあるような、言葉遣いは気にしなくて、大丈夫。
関西の大手の商社からトラバーユしてきた同僚はよく今まで勤めていたところから比べると、(以前の会社は給料は良かったけど女を女と思わない会社だったので、ここは天国)ってよく言ってた)。 まあ残業はないし、土、日お休みだし、給料は日本の大手船会社を基本としてるみたいだし、海の記念日、その他本社の休日、日本の休日,両方お休みになるので、3日に一日位お休みがある。
夏の休み、冬の休みは上司は本国に帰り1か月余り戻らないし、日本の会社に比べると休みも長い。会社に入り、6か月位はなれるのが大変だったけど、今は楽しく働いてる。 誰かが辞める補充のカタチをとるので、女性も働きやすいので、あまり辞める人もいない。 ファイリング、庶務の1人の募集にたくさんの人が応募してきたらしいけど、入ることができてラッキーだったと思ってる。私が短大の時知り合った今の恋人は私的にはいろいろあったけど、来年無事ゴールインできそうなので、住む場所とか結婚にむけて、いろいろ今は忙しくしてる。
早々に休暇をとった、同僚はイタリア旅行、誘われたけど、私は結婚するのでお金が必要、彼女は夏の休暇ではフランスに行って、お土産にブランドの財布をくれた。
今回はバッグ希望、あと結婚祝いもお願いしたよ。何でも海外の骨董市や、ブランドめぐりが大好きなんだって、、、もう25歳なんだから、(いつまでも海外をウロウロしてると、秘書課の山口さんみたいになるよ)彼女は26歳まではプロポーズとかお見合いの話がたくさんあったみたいだけど、 最近はデートのお誘いもお見合い話もぱったりなくなったみたいだけどね。3年間でボーナスはほとんど貯金に回したので、300万ほどたまった。 清貴は同い年で貯金は150万円ぐらい、、、大丈夫か?
清貴、もう少し貯金がたまってからでも、結婚は良いんだけどね。
まだ、もう少し独身時代を楽しみたい私だけど、どうしてもと言うなら仕方ないね。
どうしてもと清貴にお願いされたのは、私の惚れっぽいところがあるのが原因なんだけどね。
中学の時、憧れてた一学年上のバレーボールのリーダーのことが好きになって応援に行って、話しかけてくれたのをきっかけに付き合い始めたのに、約束の時間に少し遅れてしまい体育館まで慌てて走っていったのに、彼はマネージャーの女の子とキスしてた。 衝撃すぎて、その日はそのまま帰ったけど、翌日彼から電話にはでないで、居留守つかってた。 Ⅰ週間後、校庭の出たところで待ち伏せされたので、いつもの公園のベンチで待ち合わせた場所に行って見たことを彼に話したら、焦って(あれは、彼女が勝手に飛びついてきていきなりキスしてきた) なんて言い訳したけど、そんな彼が気持ち悪くて帰ろうとしたり、いきなり無理やりキスしてきた。
初めてのキスなのに、、、甘くも素敵なことでもなかった。ボッ~トしてたら、舌を入れてきて(嫉妬してくれたのか?)なんてふざけたこと言うので頬を思いきりひっぱだいてしまった。(嫌いだわ)。その時思った、私のあこがれの先輩、こんな人だったの?
私の初恋は終わりをむかえた。 それから何度か彼からメール、電話はきたけど、彼の卒業に日まで一度も会うことがなかった。
それから地元の進学校、女子高に入学したんだけど、その頃が私のモテ期だったのかもしれない。 駅や電車、街中でもよく男の子に声をかけられた。
少し、カッコ良い子だなぁ、などと思って見てると必ず声をかけられた。
一度、2度とデートするんだけど、2人きりになるのは、避けてたので、大抵は短い交際でおわり、次からつぎに素敵な人がでてきて、コロコロ相手を変えてた。
今は勉強の時だし、男の子ばかり、かまってられないと思ったりしてた。
恋とか愛とかなんなんだろう? 私の大好きな母に聞いたら、なにあなたに好きな人ができたの? って真剣に聞いてきたのであせった。
美人で優しい母、色が抜けるように白く、東北美人代表のような美しい母、私も母のように、もっと色白だったらよかったのに、、、残念なことに父に似てしまったのかな? 鏡をみると小さな顔、その顔に鼻も口もこじんまりついてる。 目は少し潤んでいて、ちょっと眠そう、いつも夢を見てるようだと、クラスのみんなに言われてた。 でも、目のかたちは少し目尻が上がって、大きな目ののキャッツアイ、私のチャームポイント。私は母のようなボタンの花のような美人じゃないけど、可愛いがあふれた顔。上目づかいで男の子をジッとみれば、大抵の男の子は声をかけてくる自信があった。
男の子はそんな私を見て、優しそうで可愛いくて、おとなしい子だと思ってるんでしょうね。本当の私はすこしちがうけどね。 猫かぶって付き合うので、最終的にそれに疲れてしまうのかな? おしゃべりしたり、カフェで会うのはOKだけど、2人であうのはさけてたから、自然と離れて行ってしまうのかな?
でも私には心の友、星の王子様がいた。小学校6年の時、転校してきて、隣の席にいた優秀な男の子、顔は貴族顔でひそかに小公子と呼んでいた。
学校のクラスの休み時間、よく勉強教えてくれたな。 試験時に私の答案がうまく書けてない時、心配して先生が見てない時、こっそり回答用紙を見せてくれたりして、、、、同じ回答じゃ、カンニングの疑いをもたれるので、ありがたく気持ちだけはもらってたけど、、、 無事中学を卒業して彼は名だたる県立高校に進学して、私は私立女子高にいったけど、高校3年の秋の終わり頃、塾が同じだったようで、再び再会した。 彼は日本で一番有名な国立大を目指していた。
お父様も私立大学の教授らしいので、頭はいいからね。おまけに顔も良い。
小学校のお別れ会でひいてくれたバイオリンも上手だった。
アニメから出てきたようなあまり異性を感じない、不思議な人だった。
塾の帰りが同じぐらいになると、時々、家の近くまで一緒に帰るようになった。
高校3年の冬、彼が塾に来なくなったので、少し心配してメールをしたら、明日、夜7時のマンションの下で待っててのメールかえってきた。
まあ合わせ時間に待ってると、パジャマにダウンコートを着た、彼がおりてきた。
彼は高校から帰るとすぐパジャマに着替え、眠くなるまで勉強してるらしい。
勉強がんばってるんだ、星の王子さまは、、、
(お前もがんばれよ。大学うけるんだろ?)との言葉とカードのようなものを私にくれた。 (クリスマスの日、東京でコンクールがあるんだ。良かったら、お母さんと一緒にみにきて) 新幹線に乗って、東京か? (まあ受ける大学の下見もしたいし、母にたのんでみるね) それきり話すこともなくて、空を見上げたら星がとてもきれい((星きれいだよ)彼も見上げたら、顔の端にバイオリンダコのようなものが出来ていた。私のあこがれの星の王子さま。コンクールがんばれますように、、、
クリスマスの日私は母につれられて、東京の大きなコンクール会場にきていた。
会場全体が華やいでいて、どこか緊張した雰囲気もあった。 彼は素晴らしい演奏をして2位に輝いた。お祝いの小さな花束渡そうと楽屋に行った私は思わずあとづサリしてしまった。 彼の周りには音楽をやってる人達が多く集まり、側に母親らしい人もいた。 彼とは生きる場所が違う。コンクール素晴らしかったよ。小さなメモと花束を楽屋の出口近くにいた人に彼に渡すようお願いして、その場をあとにした。
母親はえらくコンクールに感激した様子だったけど、私はあまり話さなかった。
せっかく近くなった王子様との距離、またはるか遠くに離れてしまったな。心の中でそうつぶやいた。 それから彼からお礼の電話があって、彼のバイオリンが素晴らしかったこと、才能がもったいないので、なんで芸術大学には行かないのか聞いたら、今回のコンクールで一位になれなかったし、現在習ってる音大の先生に話を聞いたら、希望する大学のバイオリン科に入ると大変値の高いバイオリンを買わないといけないみたいで、親の負担を考えると、行かれないとの返事。
鶏合図、今の目標の大学への合格がんばって、東京で会おうと電話をきったけど、彼は次の年、東京には来なかった。新聞に名がないところ見ると、そうゆうことなんだね。さよなら、星の王子様。 本当のお別れなんだね。
高校最後の夏のアルバイトの時、2人の同じ高校に通う高校生と知り合い、別々に文化祭に誘われつきあってほしいと告白されたこともあったんだけど、どちらも同じぐらい好きだから、行きたかったんだけどなぁ、2人の文化祭、でも永遠に3人でいることはできないものね。どちらかに決められなくて、約束を反故にしたのが、高校最後の夏。切なく蝉がないていた。その後星の王子様と予備校で再開して、私は東京の大学に行くので、地元には残らないと決めたのがこの頃。母は酷く東京に行くのを反対したけど、何とか、短大にいくことを許可してもらい、父と母に卒業したら地元に戻ると約束して、送り出してもらった。実は母には東京に黒歴史があった。母も東京の短大に行ってて、ファションやお洒落に興味があって、青山の高級ブテックで服を見てるとき、高級クラブにスカウトされて、その時は名刺をもらっただけだったみたいだけど、2度目に六本木の店にご飯を食べていたら、またその人に会ってしまったみたいで、マンションに住まわせてくれて、昼は好きな勉強もさせてもらえて、夜6時から12時までで高給。すぐそばにあるお店をのぞいたら、こじんまりしていて、とても雰囲気の良いお店みたいなので、卒業しても地元に帰って就職したくなかった母は6か月の見習いとのことで、努めてしまったらしい。 お客さんは上品は人が多かったみたいだし、見習いなのでお料理、お酒を運ぶだけだったので、本人は楽しかったみたい。
短大を卒業してもなかなか帰ってこない娘を心配した父親にクラブ勤めがばれて、怒ってすぐやめされられて地元に帰ってきたらしい。 それから、中、高と一緒だった同級生とお見合いさせられて、父親のやってる市内の大きなスーパーの地元ではイケメンの後継ぎ息子と結婚したという過去がある。 今は私の父を中心にスーパーを営んでいるんだけど、最近地方にも大型スーパーが進出してきて、父のスーパーにも買収話がでているみたい。 まあ、市内の中心地に大きな駐車場もっているので、そこに目をつけられたみたい。 まあ、こんな大型店が側にできたら、昔からやっているスーパーなんて、ひとたまりもないもんね。売れば億単位のものがはいってくるので、父は経営をやめて、今店に入ってる、よく売れてる地元の菓子やその他地方でしかない商品をインターネットで売る商売を考えてるらしい。
私のインターネットで何でも取りよせたり、ネットスーパー。アマゾン、その他もろもろネットで買い物好きなのはそのせいかな? 便利だものね。なんでも配達してくれて、、、
さて、短大に入った私は念願の一人暮らし、買い物はほぼネットで買ってたけど、大学に入って、何でも話せる女の友人ができた(これ大事)。
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