第十九章

「そういえばみんな、怪我はないかな?」

「あ、えと……僕は大丈夫です」

 倉橋の問いかけに、ノエルは自分の体を確認している。

「俺も、特には……」

「――ぁっ……! かおるん、ごめん……!」

 慌てた様子の逢恋に、繋いだままだった手を引っ張られた。

「爪……痛かったよね……?」

 見ると俺の手の甲に、彼女の爪が食い込んでできた痕が付いている。

「いや、大丈夫だ。気にすんな」

 もう痛みはなかったため素直にそう伝えたが、彼女は申し訳なさそうな表情で目を伏せた。

「……かおるん、ありがとね。アタシのこと守ってくれて」

 そして、爪痕の残る俺の手を優しく撫でながら、彼女はそっと呟いた。

 そのくすぐったさに、みるみる顔が熱くなっていくのを感じて、彼女の顔も見れず、返事もできないままただ目を泳がせていた。

 ふと、向こうにいる倉橋と目が合った。彼は俺たちの様子をじっと、微笑みながら見つめて……?

「あの……逢恋のこと、見えてます?」

「ん、あぁ、そうだね。ずっと見えないふりしてただけだから」

 その言葉を聞くなり、逢恋はガバッと頭を上げ、顔をしかめた。

「はあ~!? なにそれ!? じゃあ、最初っからアタシのこと見えてたってこと!?」

 信じられない、といった表情で声を荒げる逢恋に、倉橋は苦笑いで返した。

「なんか、すっごい目ぇ合うなーと思ってたけど……!」

 抗議の意を込めてか、逢恋は倉橋をじっと睨みつけている。

「あはは……ごめんごめん、いろいろ事情があってね……。それも含めて説明したいからさ、まずはみんな座ってよ」

 倉橋はそう言って、一足先に椅子へ座った。彼の足元にいた金色の狼は、椅子の後ろに回ると、おもむろに床に寝そべった。

 彼が用意した三つの椅子へ、俺たちはそれぞれ腰かける。

「まずはそうだなぁ……どこから話すべきか……」

「あ、あのっ……! 倉橋先生は、一体何者なんですか……?」

 思案しはじめた倉橋を遮り、ノエルが問いかける。

「さっきもなんか、魔法……? みたいなの使ってたし……。絶対、普通の人じゃないですよね……?」

「んー、まあ、そうだね。じゃあ、順を追って説明しようか。まずは僕が、何者なのか」

 そう言って、彼は軽く咳払いをした。

「みんなは、『陰陽師』って聞いたことあるかな」

「……おんみょ~じ? なんそれ」

「ま、マンガとかで、見たことあるような……」

「なんか、式神使ったりして戦う、昔の超能力者みたいなやつっすか」

 我ながらだいぶざっくりとした認識だが、しょうがない。ほかの特殊能力モノとは違って、あんまりそれだけが取り沙汰されてる印象がないからだ。

「超能力者か、まあ言えてるかもね。……今でこそ漫画やアニメなんかで、和風魔法使いって感じのイメージで扱われてるけど……もともとはただ、星の動きや方角で縁起を見る、言ってしまえば占い師みたいなものだったんだ」

「そ、そうなんですか……?」

「占い師~? じゃあなんか、水晶玉とかタロットとか使ったりすんの?」

「それは西洋が過ぎるなぁ……。とはいえ、道具はいろいろ使ったりするよ。さっき使ったお札や……そうそう、君たちに渡したお守りも、そうだよ」

「……そんなんもらってなくね?」

「昨日、フラヴィアさんからはもらったっすけど」

 目に見えて役立った印象のない、ポケットに入れっぱなしのお札。

「そう、それ。僕の代わりに、ふーちゃんに渡してもらったやつ」

「……はあ~!?」

「ふっ、ふーちゃん!?」

 逢恋とノエル、二人の驚愕の声が、俺の左右から倉橋へと放たれた。

「じゃあ、そもそもフラヴィアさんとも繋がってたってことっすか……」

「だね。これもまあ、同じく事情が……」

「えまって!? あの人も指輪してたんだけど!?」

「あー、うん。僕ら一応、結婚してて……」

 こいつ……一体いくつ俺たちに隠し事してんだ……?

「ちょっと脱線しちゃったね。ともかく彼ら『陰陽師』は、その占いの技術で、いろんな行事の日取りとかを決める仕事をしてたんだ」

「え、スケジュール調整してたってこと? ただのマネージャーじゃん」

「あー……まあ、そうかな……。でもその時代は、それがすごく大事だと考えられてたから、今でいう公務員的な扱いを受けてたんだよ」

「じゃあ、マンガみたいに不思議な力を使ったりはしなかったんですか?」

「いや、そのあとすごく才能のある人が現れてね。その人を中心にどんどん技術が発達していった結果、さっき僕が見せたような派手な術とかも開発されていったんだよ」

 陰陽師で才能のある人物というと、パッと思い浮かぶ名前があるが、その人だろうか。

「こういった術が必要になった背景として、その時代の世が荒れきっていたってのがあるんだ。疫病が蔓延したり、天災による被害が重なったり……。その結果、街には人々の負の感情が溢れて、そこからさっきみたいな化け物、『怪異』が現れるようになってしまったんだ。……といっても、化け物自体はもっと昔からいたらしいけどね、妖怪とか。けど、街中に突然現れて人を襲ったりっていう事件が起きるようになって、それをなんとかしようと陰陽師たちが立ち上がった感じだね。もちろん、そんな化け物が実際に存在してるだなんて知られたら、余計パニックになって、さらに不安が募った結果もっと化け物が……なんてことにならないよう、秘密裏にね」

 そこまで言って、彼はまた一つ咳払いをした。

「こうして、化け物退治を担当することになった陰陽師たちは、平和な世を護るため、今も秘密裏に戦い続けているんだ。そして僕も、その陰陽師の一人ってわけ」

「……秘密裏なのに、俺らに言っていいんすか」

 どこか誇らしげに話す倉橋に、俺は問いかけた。

「そこなんだよね~。今話してることのほとんどが、国家機密級の完全秘匿情報だから、君たちには後日、絶対口外しないっていう誓約書を書いてもらわなきゃいけないんだよ」

「えぇ!? な、なんでそんなことっ、僕らに話しちゃったんですか!?」

「……そうだね、そろそろ本題に入ろうか」

 そう呟くと、彼はおもむろに立ち上がり――。

「任務のためとはいえ、無関係な君たちを巻き込んだ挙句、危険な目に遭わせてしまったこと、本当に、申し訳ない」

 深々と、頭を下げた。呆気に取られる俺たちをよそに、彼は続ける。

「もちろん、君たちが怪我をする前に解決するつもりではあった。けど、怖い思いをさせたことに変わりはない。それについては、しっかりと謝罪をさせてほしい」

「えっ、えとっ、その……!」

 突然のことに、どうしていいかわからないといった様子でノエルは狼狽えている。

「そんないきなり謝られてもさ〜、アタシまだなんもわかってないんだけど……」

 逢恋はどこかうんざりしたような表情で、毛先を指で弄りはじめた。

「逢恋の言うとおりっす。俺らまだ、自分が何に巻き込まれてんのかすらわかってないんで、そこを教えてくれませんか」

「……そうだね、ごめん。じゃあ、改めて説明させてもらうよ」

 そう言って倉橋は頭を上げ、椅子にまた腰を下ろす。そして、一つ咳払いをした。

「そもそもの発端は、九日前。ある学校の生徒が怪異に襲われた可能性があると、僕ら陰陽師が所属する政府機関に連絡があったんだ」

「そ、それって……!」

「……アタシのことでしょ」

 逢恋の呟きに、倉橋は黙って頷いた。

「さっきなんとなくだけど、思い出したから。自分が誰で、なんでこうなったかって。……あのサメのお化けに襲われて、アタシ……死んだんでしょ……」

 また一つ、倉橋は頷いた。

「周郷さんを襲った怪異、そいつがまだ校内に潜伏しているかもしれない。その緊急性から、すぐに調査が開始されたんだけど、厄介なことにその怪異が、非常に警戒心の高い個体だということが判明したんだ。僕みたいな力のある陰陽師だと、すぐに気付かれて逃げられてしまうだろうと。一刻も早く退治しなきゃいけないけど、そもそも見つけることすらできない状況だったんだ。けど、対処に悩んでいたそのとき、君たちが現れた」

「それが、昨日っすか」

「そう。その頃僕は日中の警戒も兼ねて、教師として学校に潜入していた。どうにか怪異を引きずり出す方法を考えていると、なんとその怪異に襲われた生徒自身が、幽霊として僕の目の前に現れたんだ。そこで僕は、あることを思いついた。……襲われた生徒と、その謎を探る友達二人。彼らを上手く導けば、きっと真実にたどり着くだろう。そしてたどり着いた先で……怪異に、襲われることになるだろう、と。警戒心の高いその怪異が次に姿を現すとしたら、そのときだろうと」

 そう言って、彼は顔を伏せた。

「……発生して数日にもかかわらず、姿を隠す選択を取れるほど知能の高い怪異。そんな危険な存在を、大勢の生徒がいる学校で野放しにするわけにはいかない。……だから僕は、早期解決のため君たちを……囮にすることを決めたんだ」

 ひどく言いづらそうに、彼は語った。

 理屈は理解した。俺たちを餌に、怪異を退治できれば、全校生徒数百人を救える。天秤は簡単に傾くだろう。しかもさっきの戦いぶりを見るに、彼と怪異との力量の差は歴然だった。「怪我をする前に解決するつもりだった」というのも、しっかりとした自信があってのことだろう。俺たちに『ちょっと怖い思いをしてもらうだけ』の、非常に合理的で、最適な作戦だ。

 ……だからって、納得はできないが。

「お、囮……ですか……」

 ノエルはおそらく、『多数のためのやむを得ない犠牲』という、倉橋の意図に気付いたうえで、なんとか自分を納得させようとしているはずだ。けれども味わった恐怖が重過ぎたせいで、消化しきれない思いが、つい口をついて出た。そんなところだろう。

「ひっど……アタシらのこと、なんだと思ってるわけ?」

 しかし逢恋は、その怒りを抑えるつもりもないんだろう。じっと倉橋を睨みつけるその目には、明確な敵意が込められている。

 そして、俺は――。

「……それが最善だったってことはわかりました。結果、俺たちは怪我もしてないし、これでまた、みんなが平和に暮らせるようになった。つまりこれが、正解だったんだと、俺も思います。……けど、ノエルはあいつらから逃げるために、過呼吸になるくらい走らされたし、逢恋だってあんな……見てるこっちがしんどくなるくらい、怯えさせられたりもしたんです。……それだけは、忘れないでもらえますか」

 ただ感情のままに口を開いた結果、わざわざ彼を追い詰めるようなことを言ってしまっていた。その幼稚さに自分でも驚きつつも、それでも、後悔はなかった。

「……うん、そうだね。それは、肝に銘じておくよ」

 真剣な表情で、倉橋は噛み締めるように呟いた。

「てかさ~、かおるんも悪夢見たりして迷惑してたじゃん。それもちゃんと覚えといてもらわないとじゃね~?」

「いや、俺は、べつに……」

「もちろん、笹ノ間くんの分もね。僕の独断で迷惑をかけた、君たち三人への贖罪は、一生をかけて行うつもりだよ」 

「しょ、贖罪って……! そんな、おおげさな……」

「いいじゃん、アタシらそんだけヤな思いしたんだし。ね〜?」

 苦笑いを浮かべるノエルと、わざとらしく嫌味をこぼす逢恋。二人はどうやら囮にされたことを、もう気にしていないようだ。なら、いいんだ。

「さっきの化け鮫……あいつは結局、なんでこんなとこにいたんすか? あのお札に封印されてたとかっすか?」

「ん、あぁ、封印……ってのは少し、語弊があるかもね」

 そう言ってまた、彼は軽く咳払いをする。

「さっき君たちを襲った化け物は、名前を『籠鰐亡』といって、いわゆる『妖怪』の仲間なんだ。今じゃなんでも、怪異で括っちゃうけどね」

「かご、わに……」

 聞きなれない名前に、俺が思わず反復すると、倉橋は笑顔で頷いた。

「えっ、でも、見た目はサメだったような……?」

「昔は鮫のことを、鰐って呼んでたんだ。今でも、そうやって呼ぶ地域もあるんだよ」

 ノエルの抱いた疑問にも、彼は優しく答えた。

「あの妖怪は、この視聴覚室に集まる悪い『気』から生まれたものなんだ。ここ、すっごく立地が悪くてね……。人の寄りつかない旧校舎に、『鬼門』となる北東。廊下の突き当たりにあるから気の流れが淀むし、密閉性が高いから悪い気を溜め込むばかり……。おまけに、取り壊されるって決まってからは手入れもされなくなっちゃったみたいで……。そりゃ怪異も生まれるよな~って思うよね」

「え、あ、そう……なんすか?」

「あぁごめんごめん、風水的に最悪な立地ってことなんだけど……まあそれは別にいいか。それで、さすがに危険だっていうんで、建てられてすぐに陰陽師がお祓いをして、そのときに怪異の発生を抑えるお札を貼ったんだけど……」

 座ったまま振り返り、倉橋は部屋の隅のほうを見る。

「……え、もしかしてアタシのせい……?」

 その視線を辿り、逢恋は何かに気付いたように言った。

「だ、だってそんな……! 触っただけで剥がれるとか思わないじゃん! ちょっと気になっただけで……!」

「いや、大丈夫だよ。きっともう、お札でも抑えきれないぐらい溜まってたんだろうね。周郷さんが気になって触っちゃったのも、おそらくはこの部屋の悪い気が、そうさせたんだと思うよ」

 顔を引きつらせて焦っていた逢恋だが、倉橋がそう答えると、安心したようにほっと息を吐いた。

「そうして溜まった悪い気が、怪異として形を成したわけだね。ちなみに、鮫の形を取ったのは、近くにいた周郷さんの潜在意識が反映されたからなんだけど……なにか、鮫に悪い思い出でもあったり――」

「あー!!」

 倉橋の問いかけを遮り、逢恋が突然声を上げた。

「思い出した!! アタシ、あの映画観たことあったわ!!」

「あの映画……?」

「え、えと……」

 逢恋が俺に向かって興奮気味に話す裏で、ノエルは倉橋に事情を説明している。  

「ちっちゃい頃親が観てたから気になって、一緒に観てたけどマっジで怖くて! そのせいでアタシずっとサメが怖くてさぁ!」

「なるほどね、あれは確かに、子供は怖いかもなぁ……。なんにせよ、それがトラウマとして周郷さんの中に残ってたから、それに影響されて鮫の怪異が生まれたんだろうね」

「ほんとマジトラウマなっててぇ! だから目の前に出てきたときマっジで怖くてぇ! マジ逃げなきゃって!」

 記憶を取り戻せたことがよほど嬉しいのか、内容と反して、彼女の表情は楽しげに見えた。……その分、語彙は壊滅的になってしまっているが。

「んで! 必死で逃げてたら昔遊んでた公園見つけて……! あそこの滑り台の下、よくかくれんぼで使ってたからそこに隠れてたんだけどさ、追いかけて来るかもってずっとビビってたら、いつのまにか寝ちゃってたみたいで……。そんで、朝起きたら、記憶なくなってたんだよね……」

「ふむ、そのときにはすでに幽霊になってるはずだから……その、感情を揺さぶり過ぎる体験から自分の魂を守るために、周郷さん自身の無意識が、記憶を封じ込めることを選んだんだろうね」

「は~……やっと全部思い出せたかも……」

 天井を仰ぎながらそう呟いた彼女の顔は、どこかくたびれて見えた。

「あの、一個気になってることがあるんですけど……。先生は、どこから入ってきたんですか?」

「あー、それについては、陰陽師の術が絡んでくるんだけど……。まず前提として、さっき笹ノ間くんが言ってたように、陰陽師には式神を使役する力っていうのがあってね。式神っていうのはまあ、使い魔的な……」

 話しながら、倉橋は肩越しに背後を確認すると、床に伏せたままの狼を指差した。

「彼女が僕の式神で……というか、もう直接――」

 そのとき、狼が気怠そうに一声吠えた。

「……そっか。じゃ、そういうことで」

 狼に応えるように、彼は笑顔でそう言った。

「言葉がわかるんですか……!?」

「まあね。式神との契約ってのは、そういうものだから」

 驚くノエルに答えつつ、倉橋は狼の頭を軽く撫でる。

「君たちが校外にいる間は、彼女に監視を頼んでおいたんだ。なにか、良くないものが寄ってきそうな気配がしてたからね。もちろん、『去夢』や『きりゆき駅』から君たちを助けたのも彼女だよ」

「わっ、そうだった……! その節は、どうも……!」

 狼に向かって、ノエルは座ったまま頭を下げる。

「ははっ。それで、どうやって入ってきたかって話だけど……確か、笹ノ間くんのやつだったかな? お守り、どこにあるかわかるかい?」

「どこって……ポケットの中に――」

 怪訝に思いつつポケットの中を探るも、紙の手触りがどこにも見つからなかった。

「無いよね? もう消費しちゃったから。君たちが持ってたお守り……あのお札は特別製でね、万が一誰かが怪異に襲われそうになったとき、自動で術式が発動するようになってたんだ。今回仕込んだのはオーソドックスな、式神を召喚するものだね。笹ノ間くんが襲われそうになったのがきっかけで発動して、彼女を召喚した……だから突然、彼女が目の前に現れたように見えたわけだね」

「な、なるほど……。でも、じゃあ先生はどうやって……?」

「そこなんだよねぇ……説明がちょっと難しいんだけど……。まず彼女が式神で、僕が主人ってのはわかるよね? で、式神と主人は契約で繋がってるから、僕が術式を発動すればいつでもどこでも、彼女を呼び出すことができるんだけど……。それをまあ、逆に使った感じ、かなぁ……」

「え、えーっと……?」

「ごめんよ……。自分で開発した術式だから理論はもちろんわかってるんだけど、一般の人に説明できるほど体系化できてないっていうか……そもそも僕以外、誰も理論を理解できてないっていうか……」

「だ、大丈夫です! なんとなくは、わかったので……」

 ノエルのフォローに申し訳なさげな苦笑いを浮かべたあと、倉橋は一つ、咳払いをした。

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