第15話

「龍崎 秋斗っていうんだけど、2年前に白血病で死んだんだ。15歳っていう若さで…。俺らより一個下の弟と、同い年の従姉妹がいるって言ってて、弟は今年、俺らが通ってる学校に入学したばかり」


「そうなの…。同い年の従姉妹って私なの…

秋斗は私の従兄弟。秋斗のお父さんと私のお母さんが兄妹でね」


「そうだったのか…。じゃ、江崎さんも秋斗の墓参りだったんだな」


「うん。秋斗、よくあなたのこと話してたわ」


朝倉くんは「なんて?」と言ってた



「スポーツもできて、勉強もできてすごいヤツって。だけど、秋斗は自分の病気が分かったときにバスケ部をやめて、その友達もやめたって。すごくショック受けてた」


「あいつのせいじゃないのに…、ただ秋斗とするバスケが楽しかっただけなんだ」


「すごい選手だったらしいじゃない、推薦も来てたとか」


「あはは、そんなすごいもんじゃないよ」

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