第11話 初めての母の弱音

それからどんどんと母はご飯を食べる事が出来ない様になってしまい小さくなっていく姿に胸が締め付けられていましたが母から「今日はリハビリ頑張った!!20回も足を動かす事が出来た!!」と家族のグループLINEに報告をくれていました。

私もやれる事はやりたいと思いご飯を作って通う様になりました。

そんな時、母から「今日の夜勤の看護師は意地が悪いから嫌だ。明日も来て」と

初めて私に弱音を吐きました。私は次の日は予定があったのですが母のそんな弱い姿を見たのは初めてだったので旦那と相談をして次の日も来ることを約束しそのまま帰宅をしました。翌日、お見舞いに行くと「待ってたよ~」と嬉しそうにしていました。この頃の母の口癖は「年末年始は皆でわいわい過ごしたい!!」と「絶対にがんに負けないからね、私は長女として母を送らないといけない!!」と祖母の心配もしていました。コロナ対策でお見舞いの制限がかかっていましたが寂しいのか母は帰ろうとする度に何か用事を言いつけ帰すまいとする姿に愛おしさも感じて足や手のマッサージをしながら他愛のない会話をして帰ったら温泉に行こうね~など話してました。

そして11/28が母の誕生日なので母の好きなアナゴとウナギのお寿司2貫ずつ。1本アナゴ1貫を買っていくと普段はあまり食べない母も美味しかったのかネタだけは完食してくれました。その後はご飯を持って夕方に見舞いに毎日行っていましたが

12/4は次女がお見舞いに行ってくれるとの事で私たちは行きませんでした。

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