第3話巨人の守護者とスキル【楽園】
今僕たちの目の前にはでかすぎる化物がいる。
4腕にそれぞれ盾、槍、足は馬の様になっておりケンタウロスを彷彿させる。
何故かまだ攻撃してこない。
「どうやってあのデカブツ攻略するんだよ」
「どうしよっか僕が神具に触れればこのゲームはクリアなんだろうけどスキルを持ってない僕は戦力にならないからね」
「俺が倒すしかないか」
「ちょっと待ってお馬鹿さん、まずは敵情視察と行こうじゃないか」
「殺すぞ」
「調子に乗りました」
そう言いながらスキルオーブをかざして見る、すると画面が表情される。
巨人の守護者
スキル【守護者】S
【狂気】 C
スキルアーツ【守護者】ランクS
【バリア】
【盾術】
【槍術】
【装甲】
【物質変化】
スキルアーツ【狂気】ランクC
【バーサク】
【自動修復】
【剛破】
【スキルブレイク】
バケモンだわこれ。
「そんなにやばいのか」
「なんでそう思う?」
「腐れ縁だからな顔をみれば予想はつく」
「言ってろ」
どうする?知らないスキルを看破できるほどの能力は僕にはない。
相手の分かっているアーツは剛破だけ。
まさに万事休すとはこの事である。
「無理ゲーすぎる」
「俺が行くしかねぇな」
「待って無駄死にする気なの?」
「馬鹿か俺が時間を稼ぐから行けって言ってんだ」
「それじゃあ無理だから言ってんじゃないか」
少なくとも祭壇を登り切るのに5分はいる、いや待てよあれならワンちゃんあるんじゃないか。
「何かひらめいた顔だな」
「あいつを利用しよう」
「ほぅ具体的には」
「それはゴニョゴニョ」
「危険すぎるがいいだろうのってやる俺は参謀向きじゃないからなお前の脳みそに乗っかってやる」
「じゃあよーいドン!」
そう言うと二人で走り出し右と左で別れる。
「アレックス【衝撃】で牽制しろ!」
「任せろ!」
【衝撃】は僕調べでは中距離りで相手をノックバックさせる技、ここまでモンスターがいなかったから検証はできていないが恐らく大丈夫だと思う。
アレックスの筋力補正で若干のノックバックは確認できるゴーレムは超近距離型スキルしか無いように見えるので近寄らなければある程度いなせる。
だがゴーレムも【盾術】でノックバックを最小限に抑えてくる。
「【衝撃】撃て!目標は目だ!」
「任せろ!」
しかしゴーレムの【装甲】が発動する。
「やっぱり届かないか」
「想定どうり!足元に剛破!」
「人使いが荒いな!」
剛破が足元に突き刺さり砂煙が起きる。
「今のうちに神殿に突っ込め!」
「任せろ!」
しかしゴーレムの槍の振り払いで砂煙が消される。
それと同時に装甲が赤く光る。
「やばい!バーサクだ!突っ込んでくるぞ!」
「走るしかないのかよ!」
ゴーレムがそのまま突進してくる。5メートル超える巨体で。
「アレックス!【衝撃】を足元に打ち込め」
「任せろ!」
しかしここでゴーレムの目が光る。
「おい!アーツが出ない!」
「スキルブレイクだ!とにかく走れ」
ひたすら2人で走る
「もうちょっとで僕が神具を触れる!場所は把握したからピラミッドの石を剛破で飛ばせ」
「やってやらぁぁぁ!」
数数多の石がゴーレムに飛び散る。
だがゴーレムも【盾術】を駆使しこちらに駆けてくるさらに触れられない様に【バリア】を神具の周りに発動させる神具を中心にドーム型の空間ができる。
神具を守ったと思っているゴーレムは視線を僕じゃなくアレックスに変える。
「これを待っていた!あれは使えるだろアレックス」
「どうなっても知らねぇぞ【貫通】」
アレックスの手から放たれた光が僕の左腕を包む。
「貫けぇぇぇ」
ゴーレムは視線を再び僕に変え突進してくる。
ゴーレムの槍が自分へと向かってくる。
まさに万事休す!
「誰を攻撃しようとしてんだ【チャージ】×5全力【剛破】!!!」
ゴーレムの槍とアレックスの拳がぶつかるそれと同時にこちらもバリアを破り神具に触れる。
「アレックスやったぞ!!」
振り返ると血まみれのアレックスがいた。
「おい!アレックス!」
槍の破片が臓器に刺さり出血が止まらない。
ふざけんなよあのゴーレム、別にこいつが死ぬのはいいけど僕を守って死ぬのは居心地か悪いじゃないか絶対に何か方法があるはずだ。
【試練突破おめでとうございます王の器スキル【楽園】を壌渡します】
これだ。
早速スキルオーブで確認する
五稜 垓
スキル【楽園】ランクXX
スキルアーツ
【壌渡】
【再構成】
【???】
【???】
【???】
【???】
【???】
おい!使えるスキル少なすぎだろ!
【それではスキル【楽園】のチュートリアルを開始しますまずスキルオーブでセンチネルゴーレムを指定します】
言われたまま行動する。
【その中の【狂気】を指定します。壌渡を指定し現在行動不能のサポーターに壌渡して下さい。】
「助からなければ許さないからな」
文句をたれつつ言われた通りに行動した。
するとアレックスの身体が宙に浮き光を放つ。
【対象者山田アレックス大志のスキル【怪力】とスキル【狂気】との合成が可能です実行しますか?】
もちろん了承
【王の了承を確認実行します合成完了スキル【怪力】は【狂気】との合成の後AAスキル【ヘラクレス】となりました】
ヘラクレスとは神話で登場するゼウスの息子で人間離れした怪力は有名だがヘラに狂気を吹き込まれ嫁や子供を殺してしまい正気に戻ったヘラクレスは罪滅ぼしとして12の功業を成し遂げオリンポスの神となったとされている。
【スキル【ヘラクレス】のスキルアーツ【高速再生】を自動で発動します】
「これであのお人好しは治るんだろうな」
【その認識で間違えありません。出血がひどく30分はかかるものと認識します】
「ならいいや」
【では次にスキル【楽園】のスキルアーツ【再構成】のチュートリアルを開始します】
まだやるのか、、、、
【再構成の対象はセンチネルゴーレムとします】
このデカブツを直してどうすんだよ、、、、
次回に続く、、、、
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