第5話 笑顔の敗北

目を開けると、白い天井が視界に入った。


アラームはまだ鳴っていない。正式に一日が始まるまであと二十分ほどあるのに、もう眠れなかった。そのまま動かずに、両手を頭の後ろで組んで、昨日の出来事が頭の中に溢れてくるのを感じていた。


霧崎さんが、あんな質問をしてきた。


あの瞬間、困惑してしまった。なぜ彼女は僕にそんなことを頼んだんだろう?一体何を求めているんだ?結論に辿り着けないまま、その後に起きたことを思い出す。彼女はただ微笑んで、それ以上何も言わずに去って行った。


本気で、一体何を考えているんだ?


そのことばかり考えてしまう。彼女と戦うという考えが、複雑な感情を引き起こす。恐怖、不安……でも、驚いたことに、希望のようなものも感じていた。もしかしたら、これはチャンスなのかもしれない。ずっと閉じ込めてきたものを解放する機会。あのひめかとの出来事以来、ずっと。


深くため息をつく。男子校だった中学時代を思い出す。あのトラウマから逃げるため、ひめかから逃げるためだった。でも、それは上手くいかなかった。本当に問題を抱えていることは分かっている。女子に近づけない。一度、友達と遊びに出かけて、彼らが女の子たちを誘ったことがあった。でも、あの日は恥をかいただけだった。


天井に向かって手を伸ばす。何かに届こうとするように。


「ひめか……」


ほとんど無意識に、彼女の名前を呟いてしまった。


その名前には、まだ力がある。記憶で満たされる。忘れたい時代の映像が浮かんでくる。霧崎さんと戦うことが、これを乗り越えるための最初の一歩になるかもしれない。認めたくないけど、その考えは恐ろしかった。


アラームの音が思考を遮った。


重い体を起こして、記憶を後ろに置こうとしながら、今日が違う日になることを既に知っていた。


アカデミーへの道を歩いていた。視線は地面に固定されたまま、考え事に沈んでいると、聞き慣れた声に驚かされた。


「おはよう、アレンくん!」


霧崎さんだった。突然、後ろから現れた。まるで何でもないかのように。


体が本能的に反応して、小さく跳ねてしまった。


「びっくりした?ごめんね〜、つい我慢できなくてさ」


言い方からして、本当に反省していないようだし、本気で驚かせようとしていたみたいだ。


頷くだけで、直接彼女を見ることができなかった。彼女はいつものように無頓着に見えたけど、話し続けた。


「ねえ、あたし気になってたんだけどさ、なんであなた、あたしがどうやってバトルを見たのか聞いてこなかったの?」


今になって、その詳細に気づいた。バトルが終わった時、周りには誰もいなかった。論理的に考えれば、デジタルフィールドに現れる画面でバトルを見て、終わったと分かった瞬間に走って来た、とか。そう考えるのが普通だから、特に気にしなかった。でも霧崎さんは、僕に何か言わせようと必死みたいだ。明らかに答えられないのに。


「興味ないの?それとももう知ってるの?ねえねえ、何か言ってよ!」


彼女が近づいてくる。すぐにその動きに気づいて、彼女から離れた。もし彼女が触れたら、終わりだ。女性への恐怖の中で、一つだけ耐えられないことがある。それは身体的な接触。そう、もし女性と何らかの身体的接触をしてしまったら、何が起こるか分からない。昔、一度だけそういうことがあった……中学時代、友達と一緒にいた時、彼らが招いた女子たちの一人が手に触れて、僕は……その子を強く払いのけて、怒鳴ってしまった。あの日は最悪だった。霧崎さんに同じことが起こるのは嫌だ。というか、誰にも自分の恐怖を知られたくない。それが一番いいだろう?


「アレンくん?すごく緊張してるみたいだし、顔色も悪いよ?ちゃんと眠れなかったの?」


シンプルで簡単な質問。それすら答えられない。もう少し距離があれば答えられるかもしれない。だから、彼女から離れるように横に数歩移動した。彼女はすぐに気づいた。


「どうしたの?なんで離れるの?」


この会話の一秒一秒が永遠に感じられた。


「い、いや、何でもない……」


何とか答えたけど、答えた途端、彼女はまた隣に近づいてきて、一緒にアカデミーに向かって歩き始めた。本当に、アカデミーまでの道はそんなに長くない。普通の歩くペースなら十分もかからないはずなのに、霧崎さんといると、なぜか時間が永遠に感じられる。それに、歩くペースも遅くなっていた。


「ねえ、昨日のことなんだけど……どう思う?あたしとバトルしてみない?」


突然、またこの話題を出してきた。


緊張して、何も答えられない。歩く以外に何もできなかった。そのまま沈黙の中、何も言わずに歩き続けた。


ようやく教室の入口に着いた時、彼女は立ち止まって振り返った。僕を武装解除しようとするような笑顔で。


「まだ決まってないなら、準備できた時に教えてね?」


答えを出さなきゃいけない気がしたけど、話せない。本当にデジタルバトルで彼女と戦いたいのか?本当に彼女と戦えば恐怖を乗り越えられるのか?


彼女は先に入って、自分の席に行き、リュックを机に置いた。


入口から彼女を見つめたまま動けなかった。どれだけ答えを出したくても、ただ答えられない。


自分の席に向かって、左側の窓を見つめた。この窓は外に向かっているけど、巨大な建物が視界を遮っているから、窓から見えるのは大きな壁だけだ。霧崎さんが何かしているのが分かった。見なくても。というか、教室の静けさで、彼女が何か書いている音が聞こえる。何を書いているんだろう?


好奇心を感じて振り向くと、彼女はノートに何か書いていた。それ以上は見なかったけど。


沈黙は緊張していた。あの質問がまだ響いているから。


どうすればいいんだ?


あのバトル……無理だ。


相手は女性だし。でも……昨日は勝てた。もしかして……?


いや、声が出ない。頷くだけで返事ができればいいのに。でも、霧崎さんに見られたら、頭を上げることすらできないだろう。


突然、隣から呟き声が聞こえた。明らかに霧崎さんだ。


「ふぅ……反応速度、どうやって上げればいいかなぁ……」


彼女は独り言を言っているのか?それとも僕に話しかけているのか?ノートをペンで軽く叩きながら、イライラした様子で、こちらを向かずに思案げな、カジュアルな口調で言った。


「デジタルバトルって、いい訓練になるかな?」


霧崎さんが空気に向けて発したこの言葉が、僕には直接的な、そして新たな質問のように聞こえた。心臓が激しく鼓動する。話さなきゃいけないのは分かってる。でも、体が反応しない。パニックの中、身体的な反応が起きた——無意識の痙攣だ。


彼女は今、返事を求めてる!


脚が震えて膝が机にぶつかり、教室の静寂の中で「トン!」という乾いた音が明らかに響いた。


その音で、霧崎さんがやっと振り向いた。トマトのように真っ赤になって震えている僕と、今机にぶつかったばかりの僕が目に入る。彼女の視線が僕に固定される。その視線を肌で感じるだけで、目の端で彼女が見えるだけで精一杯だ。何て言うんだ?


「あ!それって『はい』ってことだよね!やった、アレンくん!やっぱり最後には受けてくれると思ってたよ。大丈夫、楽しいから、クラスメイト同士の訓練みたいなものだし!」


違う!これは『はい』じゃない!膝が死んだだけだ!訂正しなきゃ!話せ、頼むから!事故だったって言え!


口を開けたけど、詰まった音しか出ない。恐怖が喉を捕らえて、そこから出ようとする他のあらゆる音を閉じ込めてしまう。


「完璧!じゃあ次の自由バトル期間に予定入れるね。楽しみにしてて!」


彼女はもう僕とのバトルを確定させてしまった。どうしてこうなった?もう一度考えたけど、どうしてこんなことになったのか理解できない。


もう逃げられない。霧崎さんが了承を既成事実にしてしまった今、断るには言葉での説明が必要で、それは僕には不可能だ。


でも突然、霧崎さんが席から立ち上がった。彼女が僕の隣にいる。スカートの一部が視界の端に入る。今度は何て言うんだ?


「まだ早い時間だよね?」


彼女を見ずに頷いた。彼女が嬉しそうにしているのが聞こえる。


「じゃあさ、こうしない……」


彼女が僕の傍に身を乗り出す。あまりにも近くて、本能的に身を引いてしまう。


「今すぐあたしたちのバトル、やろうよ!」


反応する時間もなかった。彼女はもう教室の出口に向かって歩いている。


「バトルには審判が必要だから、探しに行こう!」


彼女の言葉は断固としていて、ほとんど無視できない。どういうわけか、心臓がまだ激しく鼓動しているのに、立ち上がって彼女について行かなければならないと感じた。彼女の後を追う一歩一歩が、何か重要なもの、人生の前と後を分けるような何かに向かって歩いているような気がした。


でも何よりも、パニックがどんどん強くなっていく。


廊下を歩きながら審判になれそうな誰かを探している間、どうしてこんな状況になったのか、そして霧崎さんに本当に立ち向かえるのか、それだけを考えていた。本当にできるのか?


その疑問を抱えたまま、霧崎さんの後を歩き続けた。この新しい挑戦が自分をどこへ連れて行くのか、全く分からないまま。


前方に、暗い緑色の髪の女子がいた。前髪がとても長くて、目がほとんど見えない。何かに没頭しているようで、緊張した様子であちこちを見回していた。一目見て、何か心配事があるんだなという印象を受けた。


霧崎さんがその女子に近づいていった。


「こんにちは!」


女子は驚いて飛び上がり、大きな悲鳴を上げた。


「きゃあっ!だ、誰ですか!? 私に何か用ですか!? バトルなら、5ポイントしか持ってないんです……お願いします、取らないでください!」


彼女の声はパニックに満ちていた。もしかして、僕たちが意図せず脅しているように見えたのかもしれない。


霧崎さんが一歩前に出て、落ち着いた声で答えた。


「大丈夫よ!あなたとバトルするつもりはないから!ちょっと聞きたいことがあっただけなの。あたしは霧崎りん。あなたは?」


女子は少し落ち着いたようだったが、まだ声は震えていた。


「わ、私は……森宮杏奈です。Eクラスの……」


「よかった!杏奈さん、お願いがあるの!」


「お、お願い……ですか? 何でしょう?」


「あたしたちのバトルの審判をやってほしいの!どうかな?」


森宮さんは目を大きく見開いた。驚いているようだった。一瞬、自分が聞いたことが信じられないといった様子で、それから安堵と興奮が混じったような表情になった。


「本当ですか!? 私が審判をやってもいいんですか!?」


霧崎さんは自信たっぷりに頷いた。


「もちろんよ!」


森宮さんはほとんど感動したように、すぐに承諾した。


霧崎さんと僕はバトルの準備を始めた。彼女がスマホを操作してバトルの設定を入力していく。最終的に、通常ルールのバトルになった。賭けるポイントは10。正直、そんなに多くのポイントを賭けたくなかったけど、言い出す術もなかった。


機械的な声が響いた。


「審判確認。賭けポイント:10。バトル形式:通常」


森宮さんが腕を上げて叫んだ。周囲が変わり始めた。デジタルな世界が僕たちを包み込み、一瞬で廊下が消えた。前回と同じように、別の環境に変わっていく。今度は遠くまで続く草原の広い空間だった。


「バトルスタート!」


機械音声のアナウンスと共に、バトルが始まった。


霧崎さんを見た。彼女は動き出し、その動きは速く、確実だった。まるでこれに慣れているかのように。そこで気づいた。彼女の武器は弓だった。小型でコンパクト、スピード重視の設計に見える。でも普通の弓じゃない。独特な輝き、まるで電気を帯びているような光沢があった。


「準備はいいかな、アレンくん?」


霧崎さんが笑顔で弓を構えながらそう言った。その言葉を理解する前に、彼女は最初の矢を放った。


光の矢だった。速く、正確で、辛うじて横に飛び退いて避けることができた。


――今のは何だ?


「あたしの矢は特別なのよ」


りんが次の矢を準備しながら説明した。


「雷の矢ね!物理的なダメージはあんまりないけど、相手を動けなくするには完璧なのよ」


動けなくする……つまり、当たるわけにはいかない。


彼女が次の矢を放つと同時に、周囲を動き回り始めた。距離を取ろうとした。彼女の矢は速いが、狙いを定めるのに集中が必要そうだった。今が作戦を考える時だ。


手を伸ばし、指先から糸が現れるのを感じた。これを使って彼女の動きを制限できれば、もしかしたらチャンスがあるかもしれない。


しかし、霧崎さんは容赦してくれなかった。彼女の射撃は前よりも正確で、常に避け続けなければならなかった。プレッシャーは秒ごとに増していく。


「どうしたの、アレンくん?それだけなのかな?」


急いで考えなければ。最初のバトルは混乱していたが、今回は運だけに頼るわけにはいかないと分かっていた。


指から伸びる糸を見て、作戦を立て始めた。


走っていた。方向性もなく、最初のバトルと同じ戦略を繰り返していた。


これじゃダメだ。


霧崎さんが放つ矢の精度がどんどん上がっていく中、必死に避けようとした。そのうちの一本が肩をかすめた瞬間、体全体が麻痺した。腕が痺れて動けなくなり、霧崎さんが次の矢を準備するのが見えた。


「ここで終わりだよ、アレンくん!」


反応する前に、彼女は放った。矢が胸に直撃し、電気的な痛みが息を奪った。一瞬、全てが終わったと思ったが、バトルの終了は宣言されなかった。


麻痺の効果が少しずつ薄れていくのを感じ、必死の努力で立ち上がった。


霧崎さんから距離を取る。


攻撃しなければ……でも……手が、指が、何も反応しない。霧崎さんを攻撃することができない。彼女を直視することすらできない。


これは……女性への恐怖のせいなのか?


攻撃できない。どうやって勝てばいいんだ?


震える手で糸を動かそうとしたが、わずかに動くだけだった。何もできなかった。


霧崎さんの矢はどんどん増えていく。一本だったのが、今では三本同時に放たれる。


バトルが始まってから、ずっと逃げているだけだった。人生そのものみたいに……女性から逃げて、それを乗り越えるための行動を取ることができない。


本当に乗り越えたいのに……できない。


また女性を傷つけてしまうのが怖い……ひめかにしたように……。


突然、ひめかの姿が頭に浮かび、一瞬動きが止まった。それが原因で、霧崎さんの複数の矢が背中に刺さった。


「あぐっ!」


膝をついて地面に倒れたが、攻撃は一瞬止まった。そして彼女の声が聞こえた。


「まだ立てる?」


素早く立ち上がり、また走り始めた。飛んでくる矢を避け続ける。


さらに距離を取った。息も絶え絶えで、体が震えていた。


作戦が必要だ。彼女に近づけない。弓の腕前が良すぎる。


糸を使うことにした。


必死に手を動かし、糸をあちこちに張り巡らせた。戦略は、エリア全体を糸で埋め尽くして、彼女が自由に動けないようにすることだ。捕まえることができれば、チャンスがある。


しかし、霧崎さんは簡単には騙されなかった。


「あたしが気づいてないとでも思った?」


素早く正確な動きで避けながら言った。彼女の目は集中し、張った糸の一本一本を分析していた。


彼女はより戦略的に動き始め、糸が密集している場所を注意深く避けた。矢を放つたびに、後退しなければならず、糸を補強する時間が減っていく。


「いくら捕まえようとしても無駄だよ、アレンくん!あたしには弓があるんだから、ここから問題なく届くのよ~」


霧崎さんは再び弓を引き、今度の動きははるかに速かった。放たれる矢は正確なだけでなく、動ける僅かな隙間を狙っていた。


ついに、決定的な瞬間が来た。彼女の矢が複数の糸を一度に切断し、糸の一部を破壊した。


霧崎さんは今度は驚いたことに走ってきた。ついに近づいてきた。


何もできなかった。ただ凍りついたように立ち尽くすだけだった。彼女がこんなに近くにいるだけで、何も考えられなくなった。


彼女の顔が近づいてきて、囁き声が聞こえた。


「なんでそんなに怖がってるの……?」


反応する前に、霧崎さんは矢を放った。今度は、彼女との距離が近すぎて避けられなかった。胸に直撃を感じた。


地面に倒れ、息を切らし、動けなくなった。


金属的な声がすぐに響いた。


「ウィナー:霧崎りん」


彼女の勝利の音が耳に響いた。


苦しめているのは肉体的な痛みだけじゃない。もっと深いものだった。


地面に倒れたまま、デジタルフィールドの天井が消えていくのを見上げた。


心が暗い思考で満たされ始めた。


負けた。

どれだけ頑張っても、結局同じだ。

トラウマから逃げられない。恐怖から逃げられない。


ひめかは……僕の中に深い傷を残した。女性に近づくたび、また何か悪いことをしてしまうんじゃないかって、恐怖がずっと離れない。いっそ、このまま消えてしまえればいい……そうすれば、全部忘れられるかもしれない。僕がいなくなっても、きっと誰も気にしない。誰も僕のことなんて覚えていない。心配する人なんて、最初からいなかったんだ。


努力しても何も変わらないなら、何の意味がある?


そもそも、このアカデミーに来た理由は何だったんだ?


諦めるしかないのか……。


どうして僕はこんなに馬鹿なんだ?霧崎さんと戦って、何を期待していたんだ?


頭の中に、あの幼馴染の姿が浮かんだ。ひめか。小学校の時も、同じだった。守れなかった。あの時も恐怖に支配されて、今もまた同じだ。


霧崎さんのような女性と戦えば、この恐怖を乗り越えられると思っていた。でも……確認できたのは、まだ囚われているってことだけだった。


「よかったわよ、アレンくん!あたし、予想以上に頑張っちゃったもん!」


霧崎さんが近づいてきて、手を差し出してくれた。


優しい言葉だった。でも、心には響かない。空虚に聞こえる。彼女の目を見ることができなかった。こんな気持ちの後じゃ、無理だ。


自分で立ち上がった。


頭の中はぐるぐると回り続ける。


どうしてこうなんだ?どうして向き合えない?


ずっとこのまま弱いままなのか?この恐怖を乗り越えられないままなのか?


霧崎さんは何も言わなかった。ただ、じっと見ていた。何も言えない僕を。さっきより、もっと暗くなっている僕を。

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Fクラスの英雄 ―アカデミー・ハックウェイク戦記 ガンミ @Gammi98

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