幹部会議が終わり、皆が解散した後。

天月黒は、sauda-zi保有の

F-18番倉庫に行った。

 

「もう来ていたんだね」

 

と言う天月黒に対し

「当たり前です。」

と物静かに返す

平均よりかは少し高く、細い男が言った。

「君はほんとに真面目で面白くないね。

駄作君。」

と少し嫌味ったらしく言う天月に対し、

尊敬の目を向けながらも

「第一構成部隊、主導なので。」

と冷静に返す柳駄作。

それに対し少し面白くなさそうに、

「あっそう。

そんなことはどうでもいい。」

と言う天月黒。

何かを覚ったように、

より一層神妙そうにした柳駄作に

 

「十一日後の夜、全面戦争を起こす予定だ。

そして君達、

第二構成部隊幹部

には裏門から奇襲を仕掛けてもらいたいんだ。」

 

そう言った天月黒に、

「はい。」

と応えるだけの柳駄作。

柳駄作には目もくれず、

話を続ける天月黒。

「まずは、

君。

君は正面から異能を使って入り込む。

そして、裏門にいるはずの幹部を殺す。

その後、

第一・第二・第三構成部隊で奇襲を仕掛ける。

そして後は――――――だ。

わかったね?」

と聞く天月黒に

「承知致しました。」

とだけ応える柳駄作。

「失敗したら、

分かっているね」

と笑みを浮かべ、

F-18番倉庫から姿を消した。

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