あれから約二十五日後。

蝉の鳴き声、

蝉の死骸。

あの頃よりも、

二つの組織の関係は悪化した。


 sauda-zi本部にて

 丁度二年ぶりである

 天月黒が幹部決定以降

 初めての幹部会議が行われた。

 

「みんな。

よく集まってくれたね。」

何時もの胡散臭い笑顔は無く、

真剣な眼差しで語り始める首領

森倫太郎

 

「今日は、

sauda-ziと、鬼釈迦との戦争は悪化。

部下達も沢山死んだね」


とゆっくりと語る

首領・森倫太郎。

そして重い口を開け 

 

「そうじゃな。

人が死にすぎたな。

もう終わらせんと、

この街ごと消えることになるじゃろ。」

 

とゆっくりと瞬きをし、

森倫太郎を見つめる、

幹部・尾崎伊織

 

「そうですね。

でもなにか作戦とかあるんですか?」

 

と前のめりになり聞く、

幹部・白雨凛

 

「作戦はある。

決行は、十一日後の夜。

鬼釈迦関係者のみ祭壇に集まるらしい。

その時に、一気に畳み掛けるとしよう。」

と、

脚を組みながら、肘をつき、

手の甲に顎を置きながら言う

幹部・天月黒

 

それにニヤッとし、

先程までとは違う胡散臭い笑顔になった

森倫太郎。

「それじゃぁ、決行しよう。

全面戦争を。」

と言い不敵な笑みを浮かべた。

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