第11話 紺青の楽園と、昂ぶる「猿」の焦燥

読者の方からご指摘いただいたとおり

主人公が傲慢になっていたので、話の後半を変えました。

一度読まれた方、申し訳ありませんが、後半部分だけでも、読んでもらえたら嬉しいです。

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グラウンドに足を踏み入れた瞬間、直人は己の「猿」が歓喜の雄叫びを上げるのを感じた。


視界を埋め尽くすのは、絶滅したはずの紺色のブルマ。鍛え上げられた少女たちの肉感的な太ももに食い込み、眩しい曲線を描き出している。

さらに、この世界の逆転した貞操観念。

「あー、暑いっ!」と、女子たちが当然のようにシャツを捲り上げ、スポーツブラを晒して汗を拭っている。

前の世界なら、女子のそんな姿をガン見しようものなら、男子は白い目で見られるだろうが、ここでは彼女たちの「日常」だ。


(……やばいな。みんなブルマの食い込み方が最高すぎる。……みんな可愛いし、もう誰でも良いから、俺の童貞もらってくれ……!!)


直人の中の「猿」が、猛烈な勢いで暴れていた。



「次はペアでストレッチだ。日向、直人様と組め」


体育教師の間宮先生の号令で、陸上部のエース・日向 明日美(ひなた あすみ)とペアになる。

高く結い上げたポニーテールに、健康的な小麦色の肌。引き締まった太ももがブルマから勢いよく伸び、その躍動感はまさに「女豹」だ。

長座体前屈の姿勢をとったところで、直人が後ろから背中を押すことになった。


「よ、よろしくね、直人くん。あたし、身体硬いから……手伝ってくれる?」


明日美は強気なキャラを装っているが、その瞳は潤み、直人の「匂い」に当てられて呼吸が荒い。


「うん、任せて。……いくよ?」


直人は爽やかに微笑むと、長座体前屈をする彼女の背中に、そっと手を添えた。


(……くくっ。めっちゃいい身体してるなぁ)


直人は無垢なふりをして、直人が彼女の背中に手を添え、ゆっくりと体重をかけた時だった。


「あ……っ!」


明日美が急にバランスを崩して前につのめり、直人も釣られて前方にダイブする形になった。


――ぐに。


「っ……!? な、直人……くんっ!?」


直人の顔面が、明日美の紺色のブルマに包まれた股間に、深々とめり込んだ。

まさに「事故」。だが、直人はすぐに離れるどころか、内心で「ラッキー!」と叫んでいた。


(……うおっ!? 柔らかっ! それに……なんだこの匂い……!)


鼻腔を直撃するのは、運動後の蒸れた布地特有の、むわっとした酸っぱ甘いメスの匂い。

直人は咄嗟に「あ、ごめん、今すぐ――」と口では言いながら、鼻先をその熱く湿った布地にグリグリと押し付け、思い切り深呼吸をした。


(……すー……はー……っ。うわ、たまんない! 熟した果実と、明日美の熱い汗が混ざり合った……めちゃくちゃエロい匂いだ……!)


「あ……あぁっ、直人くんっ、そんなに、深く……吸わないで……っ!」


直人がわざとらしく何度も深く息を吸い込み、鼻先で割れ目の感触を確かめるように動かすたびに、明日美の身体がビクンッと跳ね上がる。

直人のハーフパンツの中では、16センチの愚息が、かつてないほどバキバキに膨張していた。


「……あ、ごめん。明日美さんの匂い、すごく良い匂いで……なんだかずっと嗅いでいたくちゃって」


「んひぃっ……! ずっと嗅いでいたいとか、もうプロポーズだよぉッ!!」


次の瞬間、明日美の身体が激しく痙攣し、ブルマの股布を突き破るように透明な蜜が溢れ出した。それは彼女の白い体育館シューズの縁まで、ねっとりと垂れ落ちていく。



明日美の恍惚の表情を目の当たりにした体育教師の間宮先生は、興奮で震える声でなんとか次のメニューを告げた。


「つ、次は……50メートル走だ! 位置につけ!」


この世界の男は体育の授業に参加したりしない。仮にしたとしても、リハビリ程度の運動のみだ。だからこそ女子たちは皆、直人が「男の子らしい可愛い走り」を見せてくれるものと期待していたが、直人は別のことを考えていた。


(……よし。男のカッコいいところも見せておかないとな。帰宅部ナメんなよ、俺は足だけは速かったんだ!)


直人の隣のレーンには、陸上部エースの明日美。彼女はまだ、先ほどのストレッチの快感で内腿が震えていたが、エースとしての意地でスタートラインに立っていた。


「直人くん……あたし、負けないから……っ」


「あはは、胸を借りるつもりで頑張るよ。明日美さん」


直人の爽やかな笑顔に、明日美の心臓がまた一つ跳ねる。



「位置について……用意、ドン!」


爆発的なスタート。直人の身体が、弾かれたように飛び出した。


「な……っ!? 直人くん、速い……ッ!!」


本来、陸上部のエースと帰宅部では勝負にならないはずだ。しかし、今の明日美は、一歩踏み出すたびにブルマに吸われた「蜜」が秘部にこすれ、全身に甘い痺れが走っていた。対する直人は、前の世界で培った俊足に加え、この世界の空気に充満する「メスの匂い」をブーストにして加速する。


(……うおおお、速い! 風が気持ちいい……けど、応援してるみんなのブルマの食い込みや、捲り上がったシャツから見えるブラが気になって、股間の息子が暴走しそうだぜ!)


直人は股間を膨らませながらも、必死に走った。

ゴール直前。二人はほぼ同時に並んだ。直人は最後の一歩で明日美を抜こうと、さらに強く地面を蹴った。だが、その瞬間――。


「うわっ!?」


あまりの気合に足がもつれ、直人は前のめりにつんのめった。咄嗟に何かを掴もうと伸ばした両手が、隣を走る明日美の「紺色のブルマ」をガッチリと捉えてしまった。


「きゃあぁぁッ!?」


直人の体重がかかり、明日美のブルマが、そしてその下のショーツまでもが、抵抗なくずり下ろされた。二人はそのまま勢いよくグラウンドの上に転がった。


「い、痛たた……って、えっ……?」


直人が目を開けた瞬間、視界を埋め尽くしたのは、直前のストレッチで「仕上げ」られたばかりの、明日美の露わになった生の「そこ」だった。

何の遮りもなく、太陽の光を浴びてキラキラと輝く、蜜に濡れた可憐な花弁。そして鼻腔を突き抜ける、むせ返るほど濃厚なメスの匂い。


(……う、うおおお、ナマだ……! ナマのまん……ッ!!)


童貞の直人にとって、それは致死量の刺激だった。

ハーフパンツの中で限界を超えてバキバキに昂ぶっていた16センチの「国家資源」が、もはや主人の制御を完全に失った。


――ドピュッ! ドプドクンッ!!


「……っ!! あ、ああぁぁぁぁぁっ!!」


直人は明日美に覆いかぶさったまま、天を仰いで絶叫した。

薄いハーフパンツの布地に染み出し、熱い白濁液がグラウンドを汚していく。人生で一度も経験したことのない、暴力的なまでの放出。


「ひ、ひぎぃっ……!? な、なに、この匂い……すご……っ」


直人の「種」が放つ、強烈な雄のフェロモンが空気中に拡散される。

その匂いを至近距離で浴びた明日美は、白目を剥いて腰を跳ねさせた。


「あぁっ! 直人くんの、直人くんの匂いが、あたしの中に……あぁぁぁぁッ!!」


明日美はそのまま激しく痙攣し、剥き出しの秘部からさらなる聖水を噴き出しながら沈んでいった。

それだけではない。ゴール付近で見ていた1年A組の女子たち、そして震える足で笛を吹こうとしていた間宮先生までもが、直人の「暴発した匂い」に中てられ、鼻血を噴き出しながらドミノ倒しのように崩れ落ちていく。


「……はぁ、はぁ……。……やべえ、出しちまった。こんな閉まらない終わり方、あるかよ……」


直人は賢者タイムの虚脱感の中で、自分の下に横たわる明日美の生足の感触を感じていた。

カッコいいところを見せるはずが、結局はオスの本能に負けてしまった自分。だが、周囲で幸せそうに(気絶して)横たわる女子たちを見て、彼は少しだけ誇らしくも思うのだった。


(……ま、これもウィンウィンってことで、いいかな?)


直人の「伝説の体育授業」は、愛液と精液の匂いが混ざり合うカオスな静寂の中で、幕を閉じた。

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