(補足)

夢と自分。

夢を叶える為に。

夢を意識した時から、

あらゆる努力をしてきたつもりだった。


けれどその夢は果てなく遠く、儚く消える予感が脳裏に過ぎる。

俺は今、自分の夢を諦めようと考えている。

俺は今、自身の夢の果てを意識し始めている。


しかし、俺とその夢は今までの人生の中で切っても切れない程に、簡単に諦めがつかない程に、強く結びついていた。

努力も、それに費やす時間も当たり前になり過ぎていて、諦め方が解らなくなっていた。

夢の果ての形が、掴めなくなっていた。


しかし。

こんな事態に巻き込まれ、自身の価値を揺さぶられ歪まされ、その上で気付いた事が二つあった。


当時の俺はそれを上手く文章にできなかった。

だが、それから時が過ぎ、命懸けで作った時間を得た今だからこそ、文章にできる。


まずは『怒り』だ。

奴らは物語を蔑ろにした。

安易な発想と下らない理想の上で、

集合体の意見交換と意思疎通と合意だけで、

物語を貶した。

これは物語への侮辱だ。


そして、もう一つ。

それは、『畏敬』。

物語にリスペクトを。

物語の作者。世界観。意思表示。メッセージ性。歴史。時間。

それら全てに、リスペクトを。

そうすれば、物語に携わる全てのものを尊敬できるようになる。

…そこから人生を、学べる。


しかし当時の俺は、まだそのレベルに至ってはいなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る