第13話 ヴァルとのコンビバトル
霧がかった森の奥、エリオは新しい依頼を
胸に抱き、ダンジョンの入口に立っていた。
「よし…俺、弱いけど迷子でも…絶対にクリアだ!」
勘違い全開で胸を張り、短剣を握りしめる。
入口の石扉を押し開け、薄暗い通路へ踏み出す。
湿った空気と苔の匂いが漂い、足元はぬかるむ。
「慎重に…でも、俺の戦略で絶対勝てる!」
全力で自分を鼓舞するが、滑って転ぶこと三回。
偶然の踏ん張りで壁にぶつかり、痛みより自信を優先する。
ダンジョンの奥は複雑な迷路になっていた。
分岐が次々現れ、どの道を選ぶか悩む。
「ここは…俺の直感で…絶対正しいはず!」
勘違い自信全開で右の通路を選び、胸を張る。
しかし、泥まみれで足跡を残しながら進む姿は、
まるでコメディの主人公そのものだ。
途中、床が崩れ、エリオは思わず転倒する。
「うわあっ…罠か!いや、俺の必殺回避だ!」
偶然、転倒が通路を塞ぐ小型の落石を避け、
まるで計算済みの動きのように見える。
本人は完全に自分の戦術だと思い込む。
さらに進むと、薄暗い広間に小さな魔物が現れる。
「うわっ!敵だ…!俺、弱いけど戦う!」
小型のゴブリン風だが、エリオは全力で剣を振る。
偶然にも魔物は枝に躓き、転倒する。
「よし…俺の攻撃が効いた…!」勘違い全開だ。
広間の奥には、迷路の鍵となる扉がある。
「ここを突破すればクリアだ…!」
だが、扉は重く、動かそうと力を入れると
背後の壁に体をぶつけて転倒する。
「うわっ…罠がある…でも、戦略的移動だ!」
全て偶然の連続だが、本人は必殺技だと思い込む。
狭い通路を進むと、水たまりに足を取られ、
またも転倒。「うわっ…でもこれも修行の一環だ!」
偶然により床下から小さな宝箱を見つける。
「やった…俺の探査能力が光った!」
全力で胸を張り、勘違い自信を爆発させる。
さらに奥に進むと、迷子ダンジョンの核心部分、
複雑な分岐が迷宮のように絡み合う場所に出る。
「ここが…本当の試練か…!」
全力で短剣を握りしめ、壁に手をつきながら慎重に進む。
だが、方向感覚は全く当てにならず、偶然の動きで
ゴブリンや小型の罠を避ける。勘違いは止まらない。
迷路の中心で、エリオは巨大な影に遭遇する。
「うわっ…大型魔物か…!でも俺、弱いけど…」
短剣を構え、全力で戦闘態勢。
魔物は低く唸るが、偶然にも柱にぶつかり、
自滅気味に転倒する。
「やった…俺の必殺戦略、成功!」
全力で勘違いを信じる少年は、誇らしげに胸を張る。
迷路を抜けると、出口の光が見える。
「よし…迷子ダンジョン攻略完了!」
全身泥だらけ、汗だくだが、胸を張り短剣を高く掲げる。
勘違いと偶然、ドタバタだらけの冒険は、
少年エリオにとって確実な自信となったのだった。
ゴールドリッジへ戻る道、夕日が町を黄金色に
染める。エリオは心の中で叫ぶ。「よし…俺、
まだ弱いけど、確実に強くなった!」
短剣を握り直し、次の冒険へ胸を張って進む姿が、
町の人々の目に頼もしく映ったのだった。
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