第36話 暗い過去(27)

 彼女は慌てて下を向き、自分が家のアラサー社長さんのことをだと意識してしまい動揺……。


 まあ、こう言った悲しくもあり、切なくもある時の女性は本当に気持ちが弱く、異性を頼りたくなるからね。


 あの時の絵里ちゃんは完全に家のアラサー社長さんのことを自分のことを心から守ってくれる男性だと認識してしまい。


 彼女の恋愛対象と完全に認識して、家のアラサー社長さんへと恋心を抱き、意識をしてしまうから、自分の心の臓がドキドキと鼓動が早くなり、破裂しそうなぐらい緊張もするが、寄り添いたい、甘えたい気持ちもある……。


 まあ、絵里ちゃんは、家のアラサー社長さんに対して羞恥心はないけれど、恋の狭間で葛藤しつつ、その日は距離をとりつつ帰宅の途に就いた。


 途中で家のアラサー社長さんから絵里ちゃんは、「マンションに送って帰ろうか?」と問われるけれど。


「ママと喧嘩しているから帰りづらい」と告げ。


「おじさんの家に帰る」と告げた。


「うん、わかった」


 何故か家のアラサー社長さんの新築の家には、絵里ちゃんが勝手に自分の部屋だと以前から言っている部屋があるから、そこに帰ると返事を返すから。


「ああ、わかった。絵里ちゃん。先輩には俺から連絡を入れておくね、絵里ちゃんは今日は家に泊まると言っているから」と。




(お願い)


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