第35話 暗い過去(26)
「絵里ちゃんの方こそ、俺のことなど気にしないで子供を産めばいい……。絵里ちゃん自身は、俺のことをどう思っているかわからないけれど。俺は絵里ちゃんと由美ちゃんの親父だと本気で思っているから心配はない。孫の面倒ぐらいは俺でもできるし。俺自身はこのままだと嫁がこないだろうから独身のまま孤独死すると思うんだよね……。でさ? そのまま無縁仏で墓に入るようになると思うから? 自分の後を継いでくれる子供が欲しいと言えば、欲しいんだよね。だから絵里ちゃんが産んだ子供俺にくれないかな? 絵里ちゃんが母親だと言うこともちゃんと生涯隠しとおすから、頼むよ。絵里ちゃん……」
まあ、とにかく、あの日にね、家のアラサー社長さんは絵里ちゃんへと凄い言葉を告げた。
だから本当に絵里ちゃん自身は驚愕……。
もう泣くところではなく、自分のお腹の赤ちゃんを産める選択が突如現れたのと。
もしかしてこれって? おじさんが絵里に結婚のプロポーズをしてきたと言うこと?
えっ! でも、おじさんって? ママのことが好きじゃなかったの?
えっ! えぇえええっ! ど、どう言うこと~? まさかおじさん? 急に絵里のことを一人の女性だと見だしたのかな……?
絵里のお腹の赤ちゃんの父親になってくれると言うことは、絵里にも自分の許へとこいと言っているのと同じだよね……? と。
絵里ちゃんはあの晩──家のアラサー社長さんの車の助手席で狼狽し、頭を抱え。まあ始めると。
絵里ちゃんは急にカァ~! となり赤面……。自分の身体を出来る限り、家のアラサー社長さんから離れるように心掛けながら。
(お願い)
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