第25話 暗い過去(16)

 絵里ちゃんのママさんが他人にバカにされたままでいるのは歯痒くて仕方がないのと。


 あの手の男……。


 そうチャラチャラのチャラ男の元彼が他の娘たちや、また期間が経てば何もなかったかのような顔して絵里ちゃんに近づく可能性があるから。


 このまま素知らぬ振りのやられっぱなしで、何もなかったことで終焉さすわけにはいかないから。


 絵里ちゃん! 彼氏とこのまま別れるにしても、相手が何も苦しまず、反省をすることもなく、このことは、これで終わりにしたら駄目だ!


 だからいくぞ! 絵里ちゃん! と荒々しく告げ。


 家のアラサー社長さんはいよいよ、強引に絵里ちゃんの腕を引っ張り、車に乗せ、元彼の家へといき、玄関のブザーを鳴らし、元彼の両親と対面して。


「……自分は絵里の父親代わりをしている者だけれど。今回の件で御両親と話しがある」と。


 家のアラサー社長さんは怪訝な表情で元彼の御両親へと告げたんだよ。



 ◇◇◇



(お願い)


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