第12話 暗い過去(3)

 まあ、悪い言い方をすれば世に言われると呼ばれるJk少女だった。


 まあ、そんな彼女にも本当に好きになった……。結婚をしてもいいな……と。


 絵里ちゃんなりに楽しい将来……。楽しい家庭……。老いていくまで彼の側にいたいと本気で思う彼氏ができてね。


 家のアラサー社長さんへもバイトの最中に、今の彼氏カッコ好いけれど、性格もよくて、絵里のことだけを思ってくれているの。


 だからね、絵里! 高校を卒業したら彼のお嫁さんになるの……。


 まあ、最初は若い二人で生活も厳しいかも知れないけれど、共働きで頑張ろうと思うの!


 そして子供も沢山作って、毎日が楽しい家庭をつくるの、おじさんいいでしょう?


 うん、いいな。


 それはいいことだ。


 特に今は少子化時代だから、お国のためになるぞ、子沢山は! 国も喜ぶ。あっ、はははははは。


 絵里ちゃん子供ができたらおじさんにも見せてちょうだい、おねがいだから!


 家のアラサー社長さんは絵里ちゃんの楽しそうな将来設計を聞けばいつも最後には彼女に両手を合わせ、絵里ちゃんが産んだ子供を見せてと嘆願……。


 両手をすり合わせ、家のアラサー社長さんが絵里ちゃんへとおねだりをするから。


 いいよ、おじさん……。


 おじさんは絵里や弓のパパみたいなひとだから、おじさんにも孫を見せてあげるね、と。


 絵里ちゃんは嬉しそうに、家のアラサー社長さんへといつもニコニコと告げていた。


 それを聞き、家のアラサー社長さんも、ありがとう、絵里ちゃん! パパは! 感謝感激! 絵里ちゃんの結婚と出産が待ち遠しな……と告げつつ天を仰ぎながら。


 先輩! 絵里ちゃんのことをちゃんと見守ってやってくれよ! 娘が幸せになるよう! と。


 家のアラサー社長さんは交通事故で他界をした絵里ちゃんのパパさんへと嘆願もよくしていた。


 それに彼は絵里ちゃんへと。


 絵里ちゃん、もしも結婚式を挙げるならば、おじさんも誘ってもらえると感謝、感激で嬉しいのだけれど……。


 絵里ちゃん、どうだろうか? と尋ねても。


 うん、いいよ。おじさんは絵里や由美のパパみたいなものだからと、家のアラサー社長さんは絵里ちゃんから告げられては、自分の瞼を潤ませ、目尻を熱くさせ、感動をするぐらい。


 彼は絵里ちゃんのを応援していた。


 しかし家のアラサー社長さんが、絵里ちゃんが彼氏との事の成り行きを、かくかくしかじかと聞かされて、自分の娘のように可愛い……。


 もう、それこそ? 妹の由美ちゃん同様に目に入れても痛くないほど可愛がっている絵里ちゃんのことを彼氏が騙したとわかれば。


 家のアラサー社長さんは顔色を真っ赤に変え、鬼のような形相で憤怒──!


「絵里ちゃん! 先輩は! 絵里ちゃんが妊娠をしたことを知っているのか?」


 家のアラサー社長さんは、あの時に絵里ちゃんへと荒々しく尋ねたのでした。



 ◇◇◇



「う、うん、知っている……。お腹にできた子共のことをママに相談しないわけにもいかないから、絵里はママに妊娠したと説明をしたら、叩かれたの……」


 絵里ちゃんが体操座りのままシクシクと泣きつつ、何とか家のアラサー社長さんへと説明をしたんだ。


 だから家のアラサー社長さんは、絵里ちゃんが自分の家へときたのは、絵里ちゃんのママさんに叱られたからだろう? と思ったわけだよ。




(お願い)


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