第3話 アラサー社長とJK少女(1)
「ああ~! おじさん~、おはよう~!」
「……ん? ああ、何だ、絵里ちゃんか……。おはよう……と言うか? 絵里ちゃん、俺一応は独身だから、おじさんは酷い。酷いって……。マジでおじさん悲しい……。泣いちゃうよ、本当に……。エンエンとさ……」
家のアラサー社長さんが道の駅の出店用の店だしの準備……。まあ、作業をしていると……。
チョイ悪だが、大変に麗しい容姿をしたJKの美少女が『おじさん元気~!』と嬉し、楽しそうに……。
そう家のアラサー社長さんのことを揶揄するように声をかけてきた。
それも『おじさん!』、『おじさん!』と言う言葉……。
そうまだ独身貴族を続けている、家のアラサー社長さんが大変に気にしている『おじさん』と言った言葉を連発するものだから。
家のアラサー社長さんは、JKの美少女絵里ちゃんに対して、おじさんは若い娘……。
JKの少女さまに『おじさん』なんて言われると泣いちゃうぞ! と、家のアラサー社長さんらしくギャグで返せば。
絵里ちゃんはラッキョウが転がっても笑えるキャピキャピした御年頃だから。
「おじさん、うける~」、「マジで面白い~」。「よく咄嗟に、そんなギャグが浮かぶね~」と。
絵里ちゃんは今日も家のおじさんのノリのよさに上機嫌だから、自分のお腹を抱え笑い始めるから。
「そ、そうか……。おじさんは絵里ちゃんに受けて本当に嬉しいよ……。ありがとう……」
今日も家のアラサー社長さんの方も、絵里ちゃんが大変に受けてくれる様子をみて、自分の顔を引き攣らせ、強張らせながら。絵里ちゃん大袈裟過ぎる……。
俺が絵里ちゃんへと返した言葉って、ここまで受けることなのか? と。
家のアラサー社長さんは脳裏で呟きつつ。今日も作り笑いを浮かべながらJK少女の笑う姿を鑑賞させてもらうのだった。
◇◇◇
「……絵里ちゃん、学校に遅れるぞ……。俺の店だしの仕事を手伝わなくてもいいから、早く学校へといけぇって……」
僕【芋かりんとう】や、その他のお菓子君たちが、僕たちのアイドル絵里ちゃんのちょっと乱れた着衣の仕様だけれど。
それでもさ、絵里ちゃんの大変に可愛らしい高校の制服姿に魅入り、見惚れ。
絵里ちゃんは本当に可愛いな~、麗しいな~と思いつつ、作業中の絵里ちゃんのチラブラやチラパンティーにも魅入り、堪能していたのに。
家の社長……。アラサーで独身……。固定の彼女もいない癖に生意気なこと……。
そう僕たちが『チッ!』と舌打ちと悪態をつきたくなる言葉や彼は女心がわからない言葉……。
僕たちお菓子が推して、推し活、しているアイドル絵里ちゃんへと告げるから。
今まで下を向きつつ、「ふん、ふ、ふふふ~♪」と鼻歌交じりで御機嫌良く……。
そう時々、家のアラサー社長さんに対してじゃれるように、自分の小さいお尻をわざと当てては、家のアラサー社長の気を引く行為……。
どうした、絵里ちゃん?
何でもないよ……。
そうか?
うん、そう、何でもない……と。
絵里ちゃんは家のアラサー社長さんへと素気なく言葉を返す。
だから家のアラサー社長さんも自分の首を傾げつつ、絵里ちゃんから僕たち小分けにされ、袋詰めをされ。商品と化している。
僕【芋かりんとう】他──お菓子や豆菓子、珍味、ドライフルーツが詰め込まれた箱へと視線を変え──!
また販売台の上に僕たち小分け軍団を一袋ずつ丁寧に並べ始めるけれど。
絵里ちゃんまた少し時間が経てば、彼女の大変に可愛らしい小さなお尻をまたアラサー社長さんへと意図的に当てて、じゃれ。
「ふん、ふ、ふふふ~♪」
絵里ちゃんは御機嫌良く鼻歌を歌いたくなるぐらい、家のアラサー社長さんの横に立ち、彼の仕事のお手伝いをすることが嬉しくて仕方がないのに。
家のアラサー社長は絵里ちゃんの気持ちを無視して、早くハイスクールへといくようにと告げるものだから。
《ムツ!》
まあ、そうなるよね……。
大変に麗しい美少女JKの絵里ちゃんの顔が大変に不機嫌なものへと変わる。
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