第二話 最後の転生ってまじですか?

 まず何をすればいいんだ?というか何ができる?レベル上げか?そもそもスライムに苦戦してるようではレベル上げすらできない。

 とりあえず持ち物の確認とスキルポイントの割り振りをすることにした。そこであることに気づく。


 「持ち物に装備が7つ入っている。」

 

しかしどれも最初から持っているにしては違和感のある装備だ。懐かしさすらある。


 1つ目 ライトニングシューズ

装備しているもののスピードが100上昇する。

 

 2つ目 錆びた伝説の鎧

所持している者とその仲間の最大体力が少し上昇する。

 

 3つ目 貫通の護符

相手の防御魔法の効果を無視して攻撃できる。

 

 4つ目 仲良しペンダント

味方に裏切られない。

 

 5つ目 ささやかな運リング

新しい街を見つけるたびに運が少し上昇する。


 6つ目 経験の兜

獲得経験値が1.1倍になる。


 7つ目 クールオーブ

スキルのクールタイムが1%の確率で無くなる。


最初の装備にしては十分すぎるくらい強い。というかなぜ伝説の鎧を持っているのか。特に貫通の護符とかは強そうだ。普通なら最終装備レベルだろう。この7つの装備には何かメッセージ性を感じ取れた。


 「というか何故7つもこんな装備を持っているんだ?」

 

 「それはね、、、ううん、なんでもない。」


 濁されてしまった。


 「ところで、何特化にスキル上げするの?」


 「魔法特化ですかね。」


 「天使様と一緒に戦うなら魔法特化の方がいいかと。」


 「そっか、じゃあ魔法封じの敵とかもいるから物理アタッカーも仲間に必要になってくるね。」


 詳しいな。天使様だからというのもあるだろうか。

 

 とりあえず僕と天使様は無事に最初の町に辿り着くことを目標の歩いた。道中のスライムなどは装備やスキルポイントのおかげで案外なんとかなった。


 最初の町に辿り着いて宿を取った日の夜。


「そういえば、聞き忘れてたんだけど“今回の”ネームは?」


「“ヌニ”らしい、このパネルにはそう書いてる。」


「そう、変な名前ね。」


本当に変な名前だ。考えたやつ誰だよ。


「それより“今回”ってなんだ?まるで前回があるような言い方じゃないですか。」


「そうね、いつか言わないとと思っていたわ。」


「あなたは今回で8回目の転生よ。」


「そしてこれは最後の転生でもあるわね。」


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