第三話 天使様が担当してる理由ってなんですか?
最後の転生?
「そうね、あなたは記憶がない状態なのよね。」
「あなたはもうやり直せないのよ。」
「でも、それって一回目の僕も二回目の僕も記憶がないので関係ないです。どの僕もやられたらそこで終わりだって思ってますよ。」
「それはそうね。」
「C級の天使には8回が限界なの」
「でも、なんでC級の天使様がS級の異世界を担当してるんですか?」
「それは、S級の天使が7人しかいないのに対してS級世界が8個あるからよ。」
「......天使様がそこを担当する理由にはならないと思いますが。」
「そうね、でも世界の数に対してC級天使の数が1人多かったの。それで私がD級天使の時に担当した子がD級世界を一回で、しかもノーダメージクリアしちゃったの。さらに大天使様の娘であった私はみんなから必要以上に期待されてこの世界を担当することになったの。」
「ちなみにその時はどんな能力を与えたんですか?」
「防御力プラス50よ。」
「あくまで私はD級相応の実力であってあくまであの子自身の実力だった。」
「まあ昔のことよ。」
「それよりあなたの一回目の話をするわ。」
たしかに気になる。一周目の自分はどうしていたのか。
「ちなみに転生するたびに一部の装備と進捗に応じたスキルポイント、お金を受け継ぐわね。」
だから装備を7つとスキルポイントを持っていたのか。辻褄合った。
「バタフライエフェクトっていうのかしら?あの白い部屋での私の振る舞いによってあなたの選択肢を変えているようだから毎回能力は違うわ。」
「あなたの一回目のチートは--」
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