第3話 うち

うちは、幸せだ


今日は、友人と遊ぶ日だ

前から気になっていたカフェに行くのだ


「ねぇねぇ、何食べる?」

「うちはコーヒーとチョコケーキかな、沙希はどうするの?」

「私は、アールグレイと...パフェにしよ!」


友人の沙希は高校からの友人だ

数は多くないけれど、うちが気を許している相手

元気で明るくて、いつも笑っている

私とは、たぶん正反対だ


「朔ってさ、いつも服かっこいいよね

 どこで買ってるの?」

「うーん、特定のブランドは決めてないな

 うちが欲しいものを買ってる」


そう言われて、少しだけ胸が軽くなった


そのあとも他愛ない話をして、

あっという間に解散する時間になっていた


「今日はありがとう!またね」


手を振って、別れる


僕は、一人になった。

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