森の中へ

???

「ふぅ〜、美味かったな!」


ニコ

「そうだね、あの味も今度再現してみよう」


二人は足取り軽く歩き出す。


「依頼確認したら、すぐ出発だろ?」


「うん。ちょうどこの辺りに盗賊の拠点があるみたいだし」


ニコはご飯屋で軽く情報を集めていたようだ。

町を出て少し歩き、林道をそれて森の中へ入る。


「あれだな」


「まだ突っ込まないで。少し様子を見たいから」


カイは隣で不服そうな顔をしている。

それを、ニコは疑いの眼差しで見返す。


ニコは静かに周囲の様子を探った。

そろそろ様子見を終えようとした頃。


「よしっ、行くか!」


「はぁ、そうだね」


長年共に過ごしてきた二人。

ニコから声をかけなくても、息は自然とピッタリだ。

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