三回戦 栞菜とルアード 激突する魂
章介が悔し泣きし、そのまま会場から姿を消した。
こんなの母さんに見せられない。俺はまた否定されたんだな。いや、浮かれていたから罰が当たったんだ。かえで、君はもう俺を眼中にしなくなったんだな。
尾生沢が普段怒りを顕にしなかったが、辻やルアードを呼んでプロの厳しさを教える目的を知るが、「やりすぎましたね、周藤さん」と暮村と同じ気持ちだった。
観客の一部は、辻と巻咲は帰れコールやステージにゴミやペットボトルを投げる人もいた。
「ふざけんな、簿記札協会」
「何も学んでねえじゃねーか」
「木田は簿記札やめて、くたばれ!」など言いたい放題
「辻の馬鹿野郎、プロは口悪くないとダメなんか」
三回戦、四回戦を延期にしようか会議があったが、周藤は無観客にして続行を決意した。
三回戦
審判や役員以外のいない静かなゲームが開幕された。
「ルアードさん、よろしくお願いします」
「ああ、よろしく」
(私もこんな大会嫌いよ でもこれはチャンスだわ。腑抜けた木田くんに興味はない 勝って生き抜いてみせる!)
一課目
栞菜は「税支払い未記入」を提示した。
「相手の所得税を3000支払せる」
17000 20000
「ふーん、つまらないな。仕方ない相手するよ。眠くなるゲームは久しぶりだね。なら、ボクもカード使うよ 資産状況監視隊を提示」
「資産状況監視隊、相手の資産を確認し、追徴課税を実行 6000減らされる」
17000 14000
二課目
「さてと、これでゲームセットだ 資産凍結 これを提示された場合、相手は敗北する」
「させない、カウンターカード 貯蔵資産没収 これを提示された場合、相手の資産を7000減らせるわ」
10000 14000
三課目
「はははは、楽しくなってきた。君も悪くないな。しかし、ボクは巻咲さんと戦うまでは負けられない、負けたくないのさ もうカウンターカードはないよ 余命宣告」
「しまった。余命宣告」
「このカードを提示成功した場合、相手は敗北確定し、ゲームは幕を閉じる」
「そんな、ここまでなの 章介」
「三課目まで引っ張られたのは久しぶりだよ。しかし眠くなるゲームだ。この大会、レベルが低すぎだよ」
栞菜も悔し泣きをして倒れ込む。ルアードは感情を失っていた。
つづく
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