第8話 いざ電子出版!──「審査」「改版」

 KDPサイトの「本棚」で、「タイトルの新規作成」の3ページにわたる入力項目をすべて記入したら、あとはもう画面右下の黄色のボタン「Kindle本を出版」をクリックするだけだ。


■審査(レビュー)

 但し書きには、KDP側の審査完了まで「72時間以内」とあったが、わたしの場合、審査に入ってから1日弱、24時間はかからずに、「販売中」のステータスとなった。審査中は、設定項目・原稿とも、一切編集・更新できない。

 販売開始後、第6話で説明した「キーワード」の設定の微調整で更新した際は、1~2時間程度で反映された。


■アカウント設定の確認・更新

 審査中のステータスに入ったとき、アカウント設定の本人確認や、売上を受け取る銀行口座の設定等ができていないと、警告が出るので、ここは抜かりなくやっておこう。手順のリンクも表示されるので、難しくない。

 https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GUFL3496V6U2ESA7


 販売する国によっては、追加の対応が必要だ。アメリカの場合、税務情報の入力、わたしは使っている銀行口座が対応していなくて、ブラジルは小切手の送り先の登録を求められた。


■改版

 一旦出版したものの、修正が見つかったとか、ガラッと改稿したいとか、原稿を差し替えたいケースは出てくるだろう。

 電子書籍のよいところは、改版が容易なところだ。


 実はわたしも、2026/1/2にVer.1.0を出版して、1/6の今日、すでにVer.2.0に改版している。

 今回メジャーバージョンアップにしたのは、第4話の最後で触れた書き下ろしエピソードを加えたためだ。

 Ver.2.0以前にも、細かな誤字脱字レベルの修正や、KDPのキーワード設定の変更は、とくに版数を更新することもなく、差し替えている。


 Kindle本の版数は、KDPの3ページにわたる設定画面の1ページ目にその項目が設けられているが、あくまでオプション項目なので、しれっと差し替えは可能だ。

 もちろん、この項目に版数を入力しておけば、読者は自分がダウンロードしたのが最新版なのか確認でき、より親切だろう。


 なお、改版時に読者の環境で、コンテンツを自動更新するには、AmazonのWebサイトもしくはスマホアプリで、「アカウントサービス」>「デジタルコンテンツとデバイス」>「コンテンツライブラリ」>「設定」から、下記2項目を「ON」にしておけばよいようだ。

 ・同期設定

 ・本の自動更新


 わたしは過去この設定を変更した覚えはないが、もともとONになっていたので、デフォルト設定がONなのかもしれない。

 この状態で、自分のKindle Paperwhiteで確認してみたところ、一旦本を閉じて、開き直したら、最新バージョンに更新された。


 上記設定があらかじめONになっていない場合でも、下記手順で、手動でアップデート可能だ。

 https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GBR7PXPE8JEJWM7U


 これで、出版が無事完了、売上を受け取り、改版もできるようになった。

 第9話では、オプションとして、KDPでの紙書籍化の話に触れたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る