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久しぶりに眠れない夜を過ごしている。
時刻は午前3時。
取り柄といえばベッドに入ったら3分以内で眠れることと場所を選ばず眠れることくらいだ。そんなわたしが眠れないなんてありえない。10年に一度レベルのできごとだ。
外は強い風が吹いている。もしかしたら雪が降っているかもしれない。明日は仕事が休みだからいいけれど、できれば雪かきが必要なほどは降らないでほしい。
眠れないときにスマホをいじるのはよくないと分かっているが、明日が休みだからと開き直ってしまった。さっきまで趣味の編み物について調べものをしていたが、それにも飽きてしまった。今から編み始めるほどのエネルギーもない。洗い物や洗濯物もたまっているけど、暗い内にやる気は出ない。
うさぎたちはたぶん眠っているだろう。わたしと違って暖かい部屋で。今の寝室の気温はたぶん冷蔵庫と変わらない。
最近働き方についてよく考える。わたしの仕事は会社員だがシフト制で、カレンダー通りの連休も関係無く働いている。残業は多め。正社員の負担も多め。給料は安いし賞与は強制的に一部返却させられるくらい業績にも不安がある。季節性の鬱で調子が悪くなる冬に繁忙期を迎えなければならない。本当に割に合わない仕事だ。
冬季性鬱が酷いせいか、最近よく「なぜ生きているのか」と考えてしまう。仕事は辛い、私生活にも充実感がない、食べるのも面倒くさい、家事もやってられない。感情が昂って「生きるの辛い!」と言うよりは、論理的に考えて「生きてる意味分かんないよなぁ」という結論に達してしまう。
とはいえ今から転職するのも腰が重い。カレンダー通りの勤務で残業少なめのホワイト企業になんてなおさら手が出ない。今まで飲食関係でばかり働いていたから、同業種だとしたら労働環境はさほど変わらないだろう。
こんなに必死で生きてきて、まだ平均寿命の3分の1ほどしか経っていないのが恐ろしい。しかも成長の時期が終わり、衰えていくばかりだと思うと気が滅入ってくる。夏だったらまだポジティブでいられるのに、こんなに寒くては落ち込むのも仕方ない。
何だか取り留めのない文章になってしまったが、所詮眠れないときに考えることなんて取り留めもなくて当然だろう。時刻は午前3時半。もう眠れる気もしないし、洗い物でもして時間をつぶそう。
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