第10話 喫茶店にて
それから三日後の、土曜日。
午後二時に、彼女の同僚が住んでいるという住居の最寄りの駅の喫茶店で落ち合うことを、悠月は皓月とのやりとりで決めていた。
どんな服装で行けばいいのか、少し悩んだ。
いっそスーツで、と着替えてみたものの、二年近く着ていないスーツは、違和感しかなかった。すでに髪型も、スーツに似合わなくなっている。
――もうスーツとかも一式、処分しちゃっていいんだろうな。
いつか復職することも考えて、スーツ一式は引っ越しのたびに持ち運んできた。だが、自分には必要のないものなのかもしれない。
そろそろ将来のことを、真面目に考えたほうがいいとも思ったが、今は降りかかる火の粉を払うだけで精一杯だ。
とにかく、安眠できるようになりたかった。深夜、怖いものが現れて目を覚ます生活から逃れたい。まずは、それからだ。
コンビニバイトに行くのに使っている、黒のどうでもいいシャツとジーンズ。それに黒のダウンジャケットを合わせ、黒のマスクを装着した。いつもの、悠月の姿だ。
だるさを抱えて街に出る。
電車に乗るのも、久しぶりだった。
ブラックな職場から解放されたころは、電車に乗るのも一苦労だった。だが、二年という年月が悠月を癒やしている。今なら耳にイヤホンを突っ込み、気を紛らわしながら電車に乗ることもできた。
兄に指定された駅まで一度乗り換えをしてたどり着き、待ち合わせた喫茶店をスマートフォンの地図アプリで確認した。
そこはレトロな感じの純喫茶で、店内は広かったが、かなり空いていた。その横にあったカフェチェーンのほうに、客を奪われているのだろう。
――よし。五分前……!
無事についたことにホッとしながら店内を見回していると、窓際の四人席に座っていた人が、ひらひらとこちらに手を振るのに気づいた。皓月だ。
近づくと、その向かいに見知らぬ女性が座っていた。
――あっ。
彼女が肱黒朋美の同僚に違いない。初対面の女性は苦手だから、緊張した。
「こ、……こんにちは。今日は……来てくれて、ありがとうございます」
そんなふうにごにょごにょと口の中で言いながら、悠月は何度もペコペコと頭を下げた。彼女とは視線を合わすことなく、皓月の横に座る。
水を運んできた店員に、兄と同じブレンドコーヒーを頼んだ。
店員がテーブルを離れると、皓月がにこやかに紹介してくれた。
「彼女が、向井さん。肱黒さんの同期だった人」
「どうも」
悠月はチラリと視線を向けながら、あらためて頭を下げた。朋美と同い年なら三十六歳ぐらいだが、若く見える。
向井はにこやかに言ってきた。
「兄弟だそうですが、あまり似てないですね」
似ているもなにも、悠月はマスクで顔の大半を隠しているから、さして顔立ちはわからないはずだ。それでも社交的な兄と、見るからに社会不適応者の自分を比べたら、似ていないと思うのはわかる。
――似てないよ、どうせ、ね。
悠月は水を飲むために、マスクを外しながら考える。
窓際に座る兄の眼鏡は、今日も埃一つないほどに磨き抜かれ、ご機嫌にピカピカと輝いていた。
今朝、兄は九州からの出張から戻ってそのまま向かうとメッセージに書かれていたのだが、その姿から疲れは一切感じられない。
皓月は世間話に交えて、向井から要領よく話を聞き出していく。
彼女は、今も同じ事務機器メーカーで働いているそうだ。
「この弟が、前に肱黒さんが住んでいたアパートに引っ越したんですよ。事故物件だって、事前に告知されたそうですが、まぁいいか、で住み始めたら、何かと悪夢を見るそうで」
兄の顔ばかり見ていた向井は、ようやく悠月に視線を移した。マスカラでぱっちりさせたまつげが印象的だ。
まじまじと見られて、落ち着かなくなった悠月はうつむいた。
「あのアパート。……住み心地は、いかがですか?」
話しかけられて、さらに焦る。
「え? あの、……どうというのは……」
しどろもどろで答えた。
考えてみれば、あのようなボロいアパートに三十歳ぐらいの女性が住んでいたのは不思議だ。彼女と向井が勤めていたのは、大手の文具メーカーだから、それなりに給料も出るはずだ。
だったらもっと、女性の一人暮らしにふさわしいところに住めるのではないだろうか。
「行ったことあります?」
おずおずと悠月が尋ねてみると、向井は小さくうなずいた。
「ありますよ。最後のアパートでしょ? 荒川の土手のそば。彼女、その前はもっと綺麗なところに住んでいたんですけど、途中で引っ越したんですよ」
そこまで言ってから、向井はハッとしたような顔をした。
悠月が住んでいるアパートを、悪く言ったことに気づいたらしい。だが、特に悠月が反応しないでいると、気を取り直したように続けた。
「アパートに行ったのは、朋美が仕事を辞める少し前あたりです。無断欠勤が続いたんです。それまでは真面目だったから、上司に言われて、住所を頼りに様子を見に。そしたら、あの、あの、さすがに女性が住むには不用心だな、ってところだったので、驚いちゃって」
向井がそこで言葉を切ってから、好奇心をありありと目に浮かべた。
「朋美が死んだ部屋で、悪夢を見たり、金縛りにあったりするんですか?」
彼女の表情から、ひどくこの件に興味を引かれているのが伝わってくる。もともとオカルトが好きなのかもしれない。
悠月は見世物になっているような気がしながらも、うなずいた。
「気のせいかもしれないですけど。……足音とか、黒い影とか、現れたんです。それで、……気になったので、話をお聞きしたいと」
悠月の前に、ブレンドのコーヒーが届いた。
それを眺めてから、悠月は彼女にまたそうっと視線を向けた。
「話によっては、今後、引っ越そうかどうしようか、決めようかと」
とっくに引っ越してはいるのだったが、一度は住んでいる。この程度の嘘なら、許されるはずだ。
向井は深くうなずいてみせた。
「そうですね。私だったら、まずあそこには住まないです。死んだとき、朋美はすでに仕事を辞めてたんですけど、刑事さんが会社まで事情を聞きに来たんです。私も呼ばれて、話をしていたときに、何となく教えてもらったんですけど。発見が遅れて、……その、……すごかったとか。朋美とはわからない状態で」
皓月が穏やかに口を挟んだ。
「刑事に話したのと同じことを、今、ここでも話していただけないでしょうか。憶測が混じってもかまいませんので、何でもご存じのことを」
「お願いします!」
悠月も重ねて、深く頭を下げた。
彼女は元からそのつもりだったらしく、小さくうなずいた。
「朋美、二十八歳ぐらいから、婚活を始めたんですよ。わりと美人なのに、それまで男性と付き合ったことがないって言ってました。けど三十も近くなったから、そろそろ相手を探すんだって。私も同じ歳だったから、朋美といい婚活アプリのこととか、話したりしてたんです」
「彼女が婚活しようとした理由は、何ですか」
皓月が尋ねる。
「んー。帰省するたびに、田舎だから、結婚はまだかと、親に何かと言われるって言ってましたよ。しかも朋美はだいぶ遅くに出来た子供らしくて、親は七十近いのかな? そろそろ孫の顔を見せろとうるさいし、朋美のほうも孫を抱かせて、安心させてあげたい気持ちがあるって」
「アプリで相手は、見つかるもんなんですか?」
悠月も思わず尋ねていた。
今時の出会いはマッチングアプリが主だと聞いてはいたが、今まで一度も利用したことがない。
「人によっては、わりと簡単に見つかるみたいです。ただ、ヤリ目的も多いから、気をつけないと。朋美、わりと可愛いほうなんですけど、条件を厳しめに設定してたらしくって、なかなかいい相手が見つからないって嘆いてました」
「ああ」
そういうものなんだろうな、と悠月はぼんやり考える。
「で、見つかったのが、ろくでもない男だったんですよ。最初は誠実で、条件もいいし、いい結婚相手に見えてたみたいです。朋美、ズブズブにはまっちゃって、初めて恋したみたいで」
「それは、木原佑月って男ですか?」
質問ややりとりは兄に任せようと思っていたものの、悠月は思わず聞いていた。
向井は少し驚いた顔をしてから、うなずく。
悠月はその名を出した言い訳のように、付け足した。
「その、……新聞記事に、出てましたから」
「そう。……そうでしたよね。朋美、恋愛慣れしてませんでした。モテないわけじゃないんです。同期の中にも、朋美を狙ってる営業の人とか、いましたし。――ただ、朋美は、なんていうか、誰と付き合ってても、恋愛に発展しそうになると、すっと身を引くタイプだったんです。うっすらその相手がいいなって思っていても、相手が自分に好意を寄せてるってわかると、気持ち悪くなるって言ってました。その社内営業の人にも、以前、告白されたそうなんですが、断ったそうです。で、いざ婚活しようってときには、その人はもう結婚してて」
恋愛のことについては、悠月は門外漢だ。
そういうものなのか、とぼんやり思いながら、聞くしかない。
「だけどそんな朋美でも、その男にだけははまっちゃって。よっぽど、女の扱いに長けてたんでしょうね」
そこで向井はパフェが溶けかけているのに気づいたようで、それを慌てて口に運んだ。しばらくそれを見守った後で、皓月が口を開く。
「肱黒さんの出身って、どちらだったんです?」
皓月の質問に、向井はパフェを食べながら答えた。
「九州です。福岡の、……都市部から、そこそこ外れたところ。具体的な地名は忘れちゃいましたけど、道を歩けば、住民はみんな知り合いで、大根とか、野菜とかもらうって、言ってましたよ。人とのつながりが強いらしくて」
皓月がうなずいたので、向井は話を続ける。
「最初のころ、その男は朋美を夢中にさせるために、それなりにお金を使ってたらしいです。高級なレストランとか、ホテルに連れていって、お姫様みたいに扱ったみたい。あそこに行った、プレゼントをもらった、って朋美、嬉しそうでしたよ。そうやってどっぷりはまらせた後で、いろいろ理由をつけて、お金を巻き上げていくんですよね。ああいうのって、すごく上手にやるんですよね。最初は借りたお金を返したりして信頼させてから、本格的に巻き上げていくっていうか」
――典型的な詐欺の手口だ。
それくらいは、悠月にもわかった。
「で、どんどん貸した金額が大きくなっていったんです。朋美は最初のころは、貯金を崩してたらしいですけど、それがなくなると、サラ金にまで借りるようになって。――たぶん、朋美も、どこかの時点で騙されてるって気づいていたはずなんです。私も何度か相談に乗って、早く別れたほうがいいって言ったんです。だけど、結婚するからって。結婚する前に、あの人の借金とか、綺麗にしといたほうがいいし、あと少しで、全ての借金がなくなるはずだからって」
皓月がうなずいた。
「ある程度の額を注ぎこむと、その大金が無駄になったって受け入れたくないからこそ、さらに金を注ぎこむ傾向がありますね。博打とか、パチンコにはまるのと同じ心理です。それに恋愛感情がからんだら、よけいに厄介なことになりそうな」
向井は続けた。
「あの子の借金、とてもヤバいことになってたみたいです。どんどん悪いところからもお金を借りるようになっていて、会社の人も気づいてましたよ。だって勤務中に、電話がかかってきますもん。取り次ぐときに、なんとなくわかるんです。携帯があるのに、わざと会社にかけるのが、嫌ですよね。朋美、会社でどんな目で見られているのか気づいて、どんどん塞ぎこむようになったんです。しっかりした子だったのに、仕事もミスするようになって。そのころから、殴られた跡みたいなのも、目立つようになりました。一度は骨折もしたんじゃないかな」
テーブルに置かれていた向井の指が、ぎゅっと握りこまれた。
「何度か、一緒に警察に行こうって言ったんです。だけど、こういうのは警察は取り合ってくれないって、断られて。だったら弁護士に相談しようって、しつこく誘ったんですけど。それでもやっぱりダメで。だったら、病院に行こうって言ったんです。……それも、ダメでした。朋美、だんだんと短気になって、すごく怒るようになって、その男のことを少しでも悪く言うと、大声出して」
そのときのことを思い出したのか、向井の表情が歪んだ。
「本心では、こう言ってやりたかったです。朋美はもう、そいつの金づるでしかないんだから、さっさと別れろ、って。だけどそう言ったら、朋美は私と二度と話してくれないって、わかってました。だから、最後までそれは言えなかったんですけど」
「賢明です。肱黒さんは、いい友人を持ちましたね」
皓月の言葉に、向井はホッとしたような顔をしてから、唇を噛んだ。
当時、彼女に向けられなかった気持ちを吐き出すように、うつむいて話し続ける。
「あの子、すごく痩せて、だんだんと変な言動が目立つようになってました。薬とかも、……やってたんじゃないかな。――私はどうにかして、朋美をその男から引き離したかった。だけど、別れさせようとしているのを察したのか、あの子は露骨に私を避けるようになってましたし。一度は会社で、話しかけるな! って怒鳴られもしました」
元同僚の言葉によって、彼女の生前の姿が浮き彫りになっていく。
その結末がわかっているだけに、続きを聞くのが怖かった。
「だんだんと朋美、会社にこなくなったんです。で、さきほどお話したように、一度はあのアパートに様子を見にも行ったんです。私、引っ越したのも知らなかったんですけど、借金まみれだったから、家賃も払えなくなったんだな、って思いました。そのあげく、会社に完全に来なくなって。気になって上司に聞いたら、辞めたって言われました。ビックリして電話しても、私のは着信拒否されてました。だからメッセージとかも送れなくて、それっきり。ああ、もうダメなんだなって思いました。私には、何も出来ることはなかったんだなって」
「それっきりですか」
皓月の質問に、向井はうなずいた。
「はい。……けど、その後、飲み会で少しだけ、朋美の話題が出ました。池袋で、派手な格好をした朋美が、男にしなだれかかって歩いてたって。あまり朋美とは親しくない男の人の話だったので、どこまで本当だか、わかりませんけど」
そう言って、向井は深いため息をついた。
まじまじと悠月の顔を見て、それから言う。
「いったい、……何が出来たんでしょうね。退職して数年経ってから、警察が会社を訪ねてきて、朋美が死んだって言うんです。びっくりしました。付き合ってた男とか、DVについて尋ねられて、知ってるかぎりのことを話したんですけど。……結局、自殺ってことになったんですよね」
やりきれなさが蘇ってきたのか、向井の表情が滲んだ。だが、泣くには年月が経ちすぎているのか、目は乾いている。
「悔しかったです。……女から金を巻き上げて、殴って、自殺まで追いこんだ男が、のうのうと生きているのが。何らかの罪に問われればいいのに」
「男は故郷のご両親に、借金の件で、連絡をしていたみたいです」
皓月が静かに、彼女に伝えた。
悠月には初耳だったので、ハッとして息を呑む。
向井も初めて聞いたのか、大きく目を見開いて皓月を見た。
「男は肱黒さんに消費者金融から限界まで金を借りさせ、それでも足りないとばかりに、よくないところからも金を借りさせ、それが返せなくなると風俗で働かせて、金をむしり取りました。どんどん、肱黒さん名義の借金は膨らんでいったようです。そうなったタイミングで、男は肱黒さんの実家に連絡をしたとか。ご両親は娘がとんでもない額の借金をしてしまったことに驚き、恥じて詫びたそうです。老後のための蓄えを全部吐き出しても足りなかったので、家屋敷まで売り払い、それで肱黒さんの借金は一度は綺麗になったそうですが」
「……っ」
悠月は言葉を失った。
故郷の老いた親に、娘の借金を肩代わりさせるとは鬼畜がすぎる。
老後の資金を全て失ってしまったら、老親はその後、どうやって生きていくのだろう。
そのことを知った朋美は、心から絶望したのではないだろうか。
犠牲になるのが、自分だけなら納得できる。これは、自分の愚かな恋の報いだ。風俗に身を堕としても、自業自得だ。だが、その被害が、大切な両親にまで及んだとしたら。
――もともと、老親を喜ばせるために、婚活をしていたぐらいだし。
これでは二度と故郷にも帰れない。
何より老いた親に、顔向けできない。
その事実を突きつけられた彼女は、ようやく恋という悪夢から覚めて、自分を責め続け――。
――そうか……。
悠月は深く納得した。
これでは浮かばれない。
死んだ後も、その強大な恨みはくすぶり続け――。
皓月の発言の後、テーブルの会話はぱったり途絶えた。
悠月も何も言えなくなって、テーブルで冷え切っていたコーヒーに口をつける。指がかすかに震えていた。
曖昧だった彼女の輪郭が、ハッキリしてくる。
向井がふと時計を見て、「そろそろ」と切り出した。
話すべきことは話したし、予定していた時間を過ぎていたのだろう。
皓月が愛想良くお礼を言い、支払いはこちらで、と伝える。
向井がうなずいて、席を立った。
だが、悠月は礼を言うのも忘れて、ぼうっとしていた。去って行く向井に、かろうじて会釈できたぐらいだ。
ブラック企業勤めの最後のころ、死は手が届くほど間近にあった。
電車のホームから飛びこむ寸前まで行ったこともある。
だけど、怖くて出来なかった。
彼女はそれを決行した。
生と死はすぐそばにあって、その境界線は容易く超えられるように思えて、何かがなければ越えられなかったりする。
彼女は境界線の向こうに行った。
そこまで追いこまれた。
頭が真っ白なまま、何も考えられない。
そんな悠月の前に、温かなミルクティーがウエイトレスによって運ばれてきた。注文していない、と思って顔を上げると、皓月の前にも同じものが置かれたので、一緒に頼んでくれたのだとわかる。
カップを両手で包みこみ、機械的に口に運んだ。甘い味がする。ぬくもりが胸に広がる。
どれくらい時間が経ったのか、わからない。
ふうっと息を吐いた。
少しずつ、人心地が戻ってきた。
さらに時間をかけてミルクティを飲み、そのカップが空になったころ、向かいに移動していた皓月が口を開いた。
「大丈夫か?」
問いかけられて、悠月はぼうっとしたまま口を動かした。
「うん」
気になるのは、木原佑月の存在だ。
彼が今、どうしているのか知りたいと、事件の概要を読んだときに思った。ますますその思いが強くなっている。
「次に何を知りたい?」
尋ねられたが、悠月は首を振った。
「後は、自分でする」
皓月は向井と会わせてくれた。
そこまでしてもらえれば大丈夫だ。
ただあの怖いものから逃れたいとばかり思っていた。
だが、この事件はそんな決着でいいのだろうか。
考えようにも、頭の芯が鈍く痺れていた。
皓月が何か言っていたが、まるで頭に入らない。
喫茶店代は自分が出すつもりだったのに、ぼうっとしている隙にまたしても皓月が全額払ってくれた。
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