第25話 追われる者
夜明け前の街道。
ロックは、
息を潜めて
歩いていた。
背後に、
追手はいない。
だが、
気配は
常に感じる。
教会。
王国。
どちらも、
禁書級魔法の
存在を
放置しない。
「……冒険者じゃ、
いられないな」
つぶやきは、
霧に溶けた。
それでも、
足は止まらない。
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