【放送事故】「君の支援魔法、卑猥だからクビ」と追放された俺、捨てられたSランク美女を『絶頂強化』したら、喘ぎ声が全世界に流出して伝説になりました。~いいぞもっとやれ~
第18話 【アイドルがイクゥ!】襲ってきた魔物は「行方不明のアイドル」でした。……帝に『リサイクル』された彼女たちを、俺のバフで救済(上書き)します
第18話 【アイドルがイクゥ!】襲ってきた魔物は「行方不明のアイドル」でした。……帝に『リサイクル』された彼女たちを、俺のバフで救済(上書き)します
かつて、私たちは「星」だった。
『スターライト・ガールズ』。 デビューシングルはオリ〇ン1位。ドームツアー即完売。笑顔一つで、数万人のファンがペンライトを振ってくれた。私たちは、永遠に輝けると信じていた。
けれど、現実は残酷だった。
『最近、曲微妙じゃね?』
『センターの子、太った?』
『もうオワコン』
些細なスキャンダル。過酷なスケジュールによる体調不良。そして、容赦なく湧いてくる「若くて新しい子たち」。
恋愛を、えっちを……本当に我慢していたのに。だから、常に欲求不満だった。三大欲求のうちのひとつ「性欲」は自分にはないものだと自ら言い聞かせた。
それに――…。努力してかわいくなればなったで、ファンは残酷なほど正直に、疑念の目を向けてきた。
『さすがに垢抜けすぎww』
『抱かれてないと、ここまで可愛くならない』
『【悲報】オタクさん 貢いだ金をイケメソに貢がれる』
『早く、AV堕ちしねえかな』
グラビアで着る水着の面積が小さくなればなるほど、なぜか握手会の列は短くなった。ライブ会場が埋まらなくなり、事務所の大人たちの目が冷たくなった時の絶望。
「輝きたい」。ただそれだけだった。誰かに必要とされたい。愛されたい。忘れられたくない。その心の隙間に、あの男――帝(ミカド)は入り込んできたのだ。
『君たちはまだ輝ける。私が「永遠の命」と「力」を与えてあげよう』
私たちは縋った。悪魔の契約とも知らずに。その結果が、これだ。
ガシャン……ガシャン……。
冷たい機械の腕。魔獣の皮膚。思考を縛る「服従回路(コード)」。
帝からの「AV堕ち」を断った私たちは、帝を守るための「生体兵器」に改造された。
寒い。痛い。苦しい。でも、逆らえない。「帝様のために戦え」という命令だけが、壊れかけた脳内でリフレインしている――。
◇◇◇
「……酷いな。これはもう、ビルじゃない」
東京・六本木。ネビュラ本社ビルの前で、俺・ユウトは呻くように呟いた。高さ250メートルの超高層ビルは、その輪郭をドロドロに崩し、まるで巨大な生物の臓器のように脈動していた。帝が地下の「ダンジョン核」を暴走させ、ビルそのものを異界化したのだ。
「行きましょう、ユウト。……私の魔法で、あんな醜い城、氷漬けにしてやるわ」
「私もです! ユウト様が切り開いた『楽園』を、あんな汚いもので汚させません!」
レナとミナが、戦意を漲らせて頷く。 俺たちは、巨大な怪物の口腔のように変形した入口をくぐり、1階ロビーへと足を踏み入れた。
かつて受付嬢が笑顔を振りまいていたエントランスは、肉壁とコンクリートが融合した迷宮になっていた。 空気中に漂うのは、腐敗臭と、甘ったるい香水の匂いが混ざったような異臭。
「気をつけて。……誰か来る」
レナが警告を発した瞬間。奥の闇から、5つの人影がゆらりと現れた。ドローンのライトが、その姿を照らし出す。
「あ、あれ……! 嘘……『スターライト・ガールズ』の……!?」
ミナが愕然として名を呼ぶ。煌びやかなステージ衣装。だが、その手足は鋭利な刃物や爬虫類の鱗に変わり、瞳にはハイライトがなかった。
『……ハハ。ようこそ、我が城へ』
肉壁に埋め込まれたスピーカーから、帝の声が響く。
『紹介しよう。私の可愛いコレクション、「機巧魔人(ドール・ソルジャー)」たちだ』
その瞬間、コメント欄が悲鳴のような速度で加速した。
『え!? スタライ!? 活動休止中じゃなかったの!?』
『嘘だろ……あんな姿に……』
『センターのメグちゃんだ! 俺、この子でヌいたことある!』
『帝……お前、人間じゃねえよ……』
『機巧化か……小生の性癖には刺さる』
かつてのファンたちの絶望が、画面越しに伝わってくる。
『彼女たちは人気が落ち、商品価値を失った。だから私がリサイクルしてやったのだ。 感謝してほしいものだな。彼女たちは今、かつてないほど「強い」のだから』
帝の言葉を合図に、彼女たちが動いた。 速い。Sランク探索者に匹敵する速度だ。
「ハイジョ……ハイジョ……」
機械的な音声と共に、センターの少女――メグが、刃となった腕を俺に振り下ろす。ミナが盾を構えるが、迷いがある。
元・人間。しかも、悲劇のアイドル。殺せるわけがない。
「くっ……! ユウト様、攻撃できません!」
俺は冷静に、メグの瞳を覗き込んだ。 虚ろな瞳の奥で、彼女の魂が泣いているのが見えた。
――助けて。寒い。誰か、私を見て。
「……安心しろ。殺しはしない」
俺は一歩踏み出し、振り下ろされた刃を紙一重で回避すると、彼女の懐に潜り込んだ。 帝の支配コードは強固だ。だが、その根底にあるのは「依存」だ。輝きを失った彼女たちに、偽物の光を与えて縛り付けている。なら、解くのは簡単だ。「本物の輝き(快感)」を与えてやればいい。
「お前たちは、まだ終わってない。……俺が、もう一度熱くさせてやる」
俺の手のひらが、彼女の胸――埋め込まれた魔力核(コア)に触れた。
「――強制接続(ハッキング)。 スキル発動! 【従属解除・快楽汚染(プレジャー・オーバーライド)】ッ!!」
ドクンッ!!
俺の黄金の魔力が、彼女・メグの体内へと奔流となって雪崩れ込む。 帝が埋め込んだ、冷たくドス黒い「服従の鎖」。 それを、俺の熱く甘い「快感の魔力」が、暴力的なまでの質量で塗り替えていく。
「あ……っ!? ひぁ……ッ!?」
メグの動きがピタリと止まった。 ビクンビクンと身体が震え、虚ろだった瞳に、強烈な「熱」が宿る。
「な、なに……これ……熱い……! お腹の奥が……キュンキュンするぅ……!」
「帝の命令なんて忘れろ。……今は俺のことだけ感じてろ」
「私、輝いてる!? かわいい!? でも……だめ……また心を許したらAVにされる……♡」
「大丈夫だ。そんなことしない!!!」
服従という名の「苦痛」を、絶頂という名の「快楽」で上書きする。 脳内麻薬が駆け巡り、彼女を縛っていた洗脳が、快感の波に飲まれて溶けていく。 彼女が求めていたのは、冷たい機械の身体じゃない。 魂を焦がすような、熱狂と愛だ。
「あひぃッ♡ だめぇ! すごいの、入ってきてるぅぅ! シャチョウ(帝)の命令……どうでもいいぃぃ! お兄さんの……もっと欲しいぃぃぃ!♡」
ガシャァン。
彼女の腕の刃が解け、その場にへたり込む。 恍惚の表情で俺を見上げるその顔は、兵器ではなく、恋する乙女のものだった。
『な……っ!? バカな!? 私の洗脳コードが……!』
「次だ!」
俺は残りの4人にも、次々とタッチしていく。 悲鳴のような嬌声がロビーに響き渡り、殺伐とした空気がピンク色に染まっていく。
「あぁぁんっ♡ Jリーガーよりいい♡」
「んくぅッ♡ 頭とろけるぅ……♡ わたし、これでいいのぉ……♡」
「わたし……ほんとに……バージンだったからぁぁぁぁ」
「オタク……くんたち……みて…ない…!?!?」
数秒後。そこには、頬を染めて俺に熱い視線を送る、5人の美女軍団が出来上がっていた。 彼女たちは、ふらつく足取りで俺に縋り付いてくる。
「はぁ、はぁ……♡ 貴方は……だぁれ……?」
「わかんないけど……すごい熱かった……♡ もっと、ちょうだい……?」
「帝なんてどうでもいい……貴方の光で、私を満たして……♡」
俺の足元に、かつてのトップアイドルたちが跪き、媚びるような上目遣いで俺を見つめている。 彼女たちは、新たな「推し(信仰対象)」を見つけたのだ。 帝という偽物のプロデューサーではなく、心も体も満たしてくれる、本物の救世主を。
『うおおおお! スタライが戻った!』
『顔が完全にメスになってるwww AVよりAVじゃね!?!?』
『オタクだった頃の俺に教えてあげたい ありがとうありがとう』
『帝ざまぁああああ!』
『俺の推しが、ユウト君のハーレム入りした……複雑だけど、生きててよかった!』
『ユウト君、一生ついていきます!』
『オタクです! すまん、見てる!』
コメント欄が歓喜と称賛で埋め尽くされる。 俺はドローンに向かって、彼女たちの肩を抱きながら宣言した。
「見たか、帝。 お前が捨てた『ゴミ』じゃない。彼女たちは、俺の『宝物』だ。 ……さあ、行くぞ。この調子で、上の階に囚われてる女の子たちも、全員俺のファン(信者)にしてやる」
俺の言葉に、レナとミナ、そして新たに加わった5人のアイドルたちが、うっとりとした声で応えた。
「「「ご主人様(マスター)……♡」」」
俺たちは、膨れ上がったハーレムを引き連れ、脈動する魔城の階段を見上げた。攻略戦は、まだ始まったばかりだ。
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#16~#18 お読みいただき、ありがとうござました!
明日も週末のため、一挙、3話公開です!
#19 1月10日14:20
#20 1月10日17:20
#21 1月10日19:20
に公開です!
「つづきが気になる!」と思ってくださった方は、作品フォローをお忘れなく!
日曜日までにランキング100位入りを狙ってます!
「このヒロインたちが100位に入ってないとおかしいだろ♡」と思ってくださった方は、【★】での応援をお願いします!
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