【放送事故】「君の支援魔法、卑猥だからクビ」と追放された俺、捨てられたSランク美女を『絶頂強化』したら、喘ぎ声が全世界に流出して伝説になりました。~いいぞもっとやれ~
第13話 【運営介入】ダンジョン深層で「倒せないバグ魔物」に遭遇。……帝さん、これ貴方が仕込んだ「処刑イベント」ですよね?
第13話 【運営介入】ダンジョン深層で「倒せないバグ魔物」に遭遇。……帝さん、これ貴方が仕込んだ「処刑イベント」ですよね?
「……はぁ、はぁ……っ♡ 頭が……痺れるぅ……」
「ユウト様……感覚が混ざって……自分がどこにいるのか……」
500匹のキラー・ホーネットを殲滅した後。レナとミナは、泥のように地面に座り込んでいた。
【神経接続(ニューロ・リンク)】による強制同期の反動だ。俺と感覚を共有し続けた彼女たちの脳は、戦闘の興奮と魔力酔いで、酩酊状態に近い。
「よくやった。二人とも少し休んでろ」
俺は二人の背中から魔力コードを抜き、周囲を警戒した。静かすぎる。 ここは渋谷ダンジョンの未踏破エリア『裏・深層』。帝率いるクラン『エデン』が独占管理している場所だ。 雑魚を一掃したなら、次はエリアボスが出てくるはずだが……。
ザザッ……ザザザッ……。
その時、空間が歪むような異音が響いた。俺たちの目の前にある岩壁に、TVの砂嵐のようなノイズが走る。そして、そこから「滲み出る」ようにして、異形の怪物が現れた。
「……なんだ、あれは」
それは、既存のモンスター図鑑には載っていない存在だった。ドラゴンのような頭部に、スライムのように不定形な身体。全身が黒いモザイクのようなノイズで覆われ、存在自体が不安定に明滅している。
『グルルル……ガガガ……』
怪物が咆哮すると、周囲の岩がデータ欠損したように消滅した。 物理的な破壊ではない。「存在の削除」だ。
同時に、ダンジョン内に設置されたスピーカーから、聞き覚えのある声が響いた。
『やあ、九条君。ようこそ、私の「実験場」へ』
帝だ。 余裕たっぷりの声が、洞窟内に反響する。
『驚いたろう? それはね、ダンジョンの魔力が濃すぎてエラーを起こした「変異種(バグ)」だよ。通常攻撃も魔法も一切通用しない。触れたら最後、データごと消される』
帝が笑う。 その声には、残酷な愉悦が滲んでいた。
『君が私の誘いを断った時点で、こうなることは決まっていたんだ。……私の庭に土足で入ってきた罰だ。そのバグの餌食となって、配信の「見せしめ」になってもらおうか』
俺のドローンが、勝手に操作されてアングルを変える。帝は、この虐殺ショーを全世界に生中継するつもりらしい。
『さあ、逃げ惑いたまえ! 伝説の支援師の最期という、最高のエンタメをね!』
怪物が突進してくる。 速い。 ミナがとっさに盾を構える。
「させませんっ! ユウト様は私が守る!」
「待てミナ! 受け止めるな!」
俺の警告は遅かった。黒いノイズの塊が、ミナの『アダマンタイト・シールド』に接触する。
ジュッ……!
最強の硬度を誇るはずの盾が、触れた端から消滅していく。
「え……っ!? 盾が、消え……きゃあぁぁぁっ!!」
ミナが吹き飛ばされる。 ダメージはない。だが、彼女の最強の盾が、半分以上「食われて」なくなっていた。
「物理無効……魔法無効……。そんなの、どうやって倒せばいいのよ!?」
レナが絶叫する。
絶対的な死の恐怖。 コメント欄もパニックに陥っていた。
『なんだあれ!? 盾が消えたぞ!?』
『バグってる! ポリゴン欠けてる!』
『帝の声? これハメ技じゃん! 卑怯すぎだろ!』
『終わった……これ詰みだ……』
絶望的な状況。だが、俺は冷静に怪物を観察していた。【解析眼】を通して見るその姿は、生物というより、暴走したプログラムの塊に近い。
(……なるほど。魔力回路がスパゲッティみたいに絡まって、処理落ちしてるのか)
通常の攻撃が効かないのは、当たり判定そのものがバグでズレているからだ。なら、話は早い。
俺は支援術師だ。味方を強化するだけでなく、魔力の流れを読み、干渉し、整えるスペシャリストだ。
「……レナ、ミナ。立つんだ」
俺は二人の肩を抱き寄せた。 震える彼女たちの身体に、再びコードを接続する。
「ゆ、ユウト……? 何をする気……?」
「ただのバフじゃ、あいつには勝てない。……だから、あいつの『バグ』を俺たちが吸い取って、浄化(デバッグ)してやる」
「す、吸い取るって……あんな汚い魔力を!?」
「ああ。君たちの身体を『フィルター』として使う。……かなり気持ち悪いし、熱くなるぞ。覚悟はいいか?」
俺の狂った提案に、二人は一瞬躊躇し――そして、覚悟を決めたように俺に身を預けた。
「……わかったわ。ユウトと一緒なら、地獄まで付き合う」
「私の身体……好きに使ってください……!」
いい返事だ。 俺はニヤリと笑い、ドローンに向かって中指を立てた。
「おい帝、見てるか? お前の自慢のペットがどうなるか、特等席で拝ませてやるよ」
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#12&#13をお読みいただきまして、ありがとうございました!
#14は1月9日19:20 #15は1月9日22:20 に公開いたします!
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また、【★】での応援でミナとレナをカクヨムNo.1ヒロインに押し上げてあげて、彼女たちの喘ぎ声をカクヨム中に響かせたいです❤︎
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現在、現代ファンタジー部門:1月6日339位→1月8日273位です!
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