【放送事故】「君の支援魔法、卑猥だからクビ」と追放された俺、捨てられたSランク美女を『絶頂強化』したら、喘ぎ声が全世界に流出して伝説になりました。~いいぞもっとやれ~
第7話 【Sランク昇格】ギルド「君の実力を見誤っていた」と掌返し。一方、元パーティは『Sランク詐欺』で活動停止処分に
第7話 【Sランク昇格】ギルド「君の実力を見誤っていた」と掌返し。一方、元パーティは『Sランク詐欺』で活動停止処分に
新宿ダンジョンの地上出口。 そこには、まるで映画のプレミア上映のような数の報道陣と野次馬が詰めかけていた。
「出てきたぞ! 時の人、九条ユウトだ!」
「隣にいるのは『氷の女帝』! 本当に付き合ってたんだ!」
「おい、後ろを見ろ! 『ジャスティス・ブレイブ』が担架で運ばれていくぞ!」
無数のフラッシュが焚かれる中、俺とレナは悠然とゲートをくぐった。
一方、俺たちの後ろでは、ボロボロになったカズマたちが、救護班によって無様に搬送されていく。 カズマは意識があるようだが、カメラを向けられると脱兎のごとくタオルで顔を隠した。
「撮るな! 撮るんじゃねぇ! 俺は本気出してないだけだ!」
その捨て台詞が、さらに情けなさを加速させる。 群衆からは「ダッサw」「Sランク詐欺乙」「引退しろ」という罵声が飛んでいた。
「……ユウト君。こちらへ」
黒服の男たちが、人混みを割って現れた。 探索者協会(ギルド)の幹部たちだ。以前、俺がパーティの登録更新に行ったときは、鼻であしらってきた連中である。 だが今は、まるで王族を出迎えるかのように深々と頭を下げている。
「九条ユウト様。協会本部にて、緊急の査定会議を行わせていただきたく存じます。……もちろん、貴方の『待遇改善』についてです」
◇◇◇
協会本部の応接室。出されたのは一杯数千円はしそうな高級茶だった。 向かいには、冷や汗をかいた協会長が座っている。
「単刀直入に言おう。……君のランクを、本日付で『Sランク』認定とする」
協会長が重々しく告げた。 俺の今のランクはF(支援職の最低ランク)。そこからの5階級特進だ。
「深層ボス『アダマンタイト・タートル』の一撃討伐。そして何より、Sランク探索者である神代レナ氏の能力を、数倍に跳ね上げた支援魔法。……これらは国家レベルの戦略兵器に等しい」
協会長は手元のタブレットを操作し、俺の口座に報奨金を振り込んだ。
ピロリン♪
スマホが震える。通知を見ると、桁が一つ、二つ……いや、多すぎて一瞬読めなかった。 5億円。 今回のボス討伐報酬と、動画の広告収益、そして協会からの特別契約金だ。
「君を飼い殺しにしていた『ジャスティス・ブレイブ』については、厳正な処分を下した。……『Sランク剥奪』および『半年間のダンジョン入構禁止』だ」
「へえ、厳しいですね」
「当然だ。彼らは実力不相応な階層に挑み、救助要請を出すという醜態を晒した。スポンサー企業からも契約解除の申し出が殺到しているよ」
カズマたちの破滅が、公的に確定した瞬間だった。 俺は紅茶を啜りながら、心のどこかで「やっぱりな」と冷めた感想を抱いた。 彼らは俺という「エンジン」を捨てて、車体だけでレースに出たのだ。事故るのは当たり前だ。
「ユウト。……手続き、終わった?」
ドアが開き、着替えを済ませたレナが入ってきた。 彼女は俺の隣に座ると、当然のように俺の腕に絡みつき、肩に頭を乗せた。
「き、神代さん……ここは協会の応接室でして……」
「関係ないわ。ユウトは私の『所有物(パートナー)』よ。……ねえユウト、早く帰ろ? 今日は『お祝い』なんでしょ?」
レナが耳元で甘く囁く。 その吐息だけで、彼女が何を求めているのかわかってしまう。 昨日の「メンテナンス」以来、彼女の俺への依存度は日に日に増していた。
「……わかったよ。協会長、話はこれで?」
「あ、ああ……。今後の活躍を期待しているよ……」
協会長は、Sランク美女に溺愛される俺を見て、羨望と畏怖の混じったため息をついた。
◇◇◇
帰り道のリムジンの中(協会が用意した)。 俺はSNSを開き、カズマたちの現状を確認した。
『【悲報】ジャスティス・ブレイブ、活動休止を発表』
『違約金で借金数億か?』
『メンバー不仲説も浮上。アリスとリナがカズマにブチ切れてる動画流出w』
どうやら、内側からも崩壊が始まっているらしい。 まあ、今の俺には関係のないことだ。 俺の隣には、世界最強のSランク美女がいて、俺の魔力を今か今かと待ちわびて身体を火照らせているのだから。
「……ユウト。家まで待てない」
「おい、車の中だぞ」
「……防音ガラスよ。運転手さんには見えないわ」
レナが俺の手を取り、自身の豊満な胸元へと導く。 その心臓の鼓動は、早鐘のように激しく打っていた。
「少しだけ……『補給』して? 指先からでいいから……」
彼女の懇願に負け、俺が指先から微量の魔力を流すと、レナはビクンと背中を反らし、蕩けた声を漏らした。 ……どうやら俺の人生は、本格的に「支援師」から「猛獣使い」にジョブチェンジしてしまったらしい。
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#6&#7をお読みいただきまして、ありがとうございます!
#8『【聖女の堕落】「あんな卑猥なバフ嫌だったのに……」清純派聖女が、夜な夜な俺の『動画』を見て疼いているらしい』は1月6日19:20
#9『【略奪】元パーティが起死回生でSランク『鉄壁の姫』を勧誘した結果→「あなたたち、弱すぎて話にならないわ」と秒で振られて俺の元へ来ました』は1月6日22:20に公開です。
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