第2話

前回受けた大手食品メーカーの結果が届いた。


封筒の厚さでなんとなくわかる。


今回も薄い。

どうせあなたのご活躍を心よりお祈り申し上げますっていう余計なお世話が書いてあんだろ。


でもまだここは郵送してくるだけマシかもな。


なんだかんだ一生懸命かいた履歴書に対して一斉メールみたいな文で断られるのは癪だ。


こう見えて封筒はしっかりハサミで封を切りたい人なので綺麗に開けた。



〜最終面接のご案内〜



嘘だろ。


あんな回答で!

逆にここ大丈夫か?


内定を貰い残りの大学生活を満喫している友人のタクミが遊びに来た。


「そえば前言った食品メーカー面接通った。次最終」


「まぢで!すげえじゃん。書類通っただけでもすげぇって思ったのに!頑張れよ」


「ぶちかましてくるわ」


面接会場に到着した。

流石の俺も緊張している。


待合室に通された。

みんなギョッとした目で一斉に見てきた。

まぁそうだろうな、あん受け答えした奴が通ってるなんて誰も思わないか。


ざっと見回したが歩きタバコの男はいない

意外と人事見る目あんじゃん。



席が決められていたが、隣は黒髪ばかりの中で唯一かなり明るい髪色の女。こんな子いたっけ。


待合室の時点ですでに面接が始まっていると就職ガイダンスで教えらた。みんなもそう言われてるのか誰1人喋らず背筋を伸ばしてシーンとしている。

この空気感で緊張してくんだよな。

あー苦手だわ、早く呼ばれねぇかな。シッコ行きたくなってきたし。

そんな中、急に横の髪色明るい女が話しかけてきた。



「あんたよく受かったね。嬉しいよ。私あんたに影響されてこないだは黒髪で受けたけど髪染めちゃった。ありのままの自分でいようって思ってさ」



ここもしかしたらの列かもしれない。

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