第35話 王と教会
王城では、
重い会議が
開かれていた。
迷宮増殖。
召喚儀式の失敗。
教会の関与。
王は
苦い顔をしている。
「勇者は
本当に
必要だったのか」
沈黙。
教会代表が
一歩前に出る。
「世界を
救うためです」
次郎は
壁際に立ち、
聞いていた。
呼ばれたのは、
勇者ではない。
老剣士だ。
王の視線が
向けられる。
「秋山次郎」
「はい」
「お前は
何を見た」
次郎は
少し考え、
答えた。
「世界が
無理をしている」
教会が
わずかに
ざわつく。
「召喚は、
世界を
削ります」
「勇者でも、
同じです」
沈黙が
落ちた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます