第34話 世界の歪み
王都の外れ、
古い石橋の下で、
次郎は足を止めた。
空気が
わずかに
淀んでいる。
鑑定を使う。
《空間歪曲反応
微弱
発生源:不明》
迷宮とは
違う。
だが、
確実に
世界が軋んでいる。
「……増えてきたな」
つぶやきは、
誰にも
聞かれない。
橋を渡った先の村は、
静かすぎた。
人はいる。
だが、
動きが鈍い。
鑑定。
《村人
精神疲労:極大》
魔物の影はない。
それでも、
世界が
削られている。
原因は、
迷宮だけでは
ない。
次郎は
剣の柄に
手を置いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます