第21話 剣士の選択
地上に戻ると、
夕闇が迫っていた。
ギルドの灯りが
一つ、
また一つと
点っていく。
受付嬢が
心配そうに
声をかける。
「大丈夫でしたか?」
「ああ」
短く答え、
次郎は椅子に座った。
勇者。
王城。
関われば、
面倒が増える。
だが避け続けることも、
出来ない。
次郎は
剣を膝に置き、
静かに思う。
選ぶのは、
誰かの都合じゃない。
自分の剣だ。
「次は、
深層だな」
それだけ決める。
名も、
称号も要らない。
剣士として、
一歩ずつ進む。
老剣士は
灯りの中で立ち上がる。
戦いは、
まだ終わらない。
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