第5話 冒険者登録
ギルド内は騒がしかった。
若い冒険者たちが
酒を飲み、
依頼書を眺めている。
受付の女性が、
次郎を見て目を瞬かせた。
「冒険者登録ですか?」
「ああ」
年齢を気にした視線。
だが次郎は気にしない。
登録水晶に手を置く。
淡い光が走った。
《職種:剣士》
《レベル:1》
《スキル確認中……》
《鑑定》
《身体強化》
周囲がざわつく。
「鑑定持ち?」
「珍しいな」
身体強化の説明が表示される。
能力値を
ランダムに上昇。
重ね掛け可能。
次郎は静かに頷いた。
「問題ない」
受付嬢は少し迷い、
登録を完了させた。
「初心者依頼から
お願いします」
次郎は依頼書を受け取る。
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