第12話 翠影の森の試練
翠影の森はさらに深く、光は木々の間にわずかに漏れる。
アリスは小さな手で剣を握り、慎重に足を踏み出した。
「深くなるほど……油断できない」
胸を高鳴らせ、地面の光る紋章を確認する。
前方に低く唸る影が現れた。
狼型の魔物三体が茂みから飛び出す。
牙を剥き、尾で攻撃を仕掛ける。
アリスは瞬時に判断し、転移で間合いを取った。
「転移!」十メートル跳び、牙を避ける。
魔物は素早く連携して攻撃してくる。
アリスは跳び、斬り、再び転移――
連続の動作で敵を翻弄する小さな身体。
戦闘は立体的になる。倒木や崖、樹の枝を利用し、
跳び、斬り、転移――空間全体を使って戦う。
魔物は前後左右から攻撃してくるが、
剣士レベル10の技術で正確にかわすことができる。
森の地形を利用した戦術が求められる。
倒木で防御、枝に跳びかかり位置を変える。
アリスは瞬時に判断し、転移で距離を調整、
斬撃で隙を作り、連続攻撃に移る。
魔物の動きを読み、攻撃パターンを把握する。
牙の速度、尾の範囲、飛びかかる角度――
すべてを予測して転移し、斬撃で隙を作る。
森の暗闇で小さな剣士が光の軌跡を描く。
連続戦闘の末、魔物を倒すことに成功する。
息を整え、剣を握りしめるアリス。
剣士レベル10の力は完全に定着しており、
戦術・防御・攻撃・転移が一体化している。
森の奥には古い石碑が現れる。
手を触れると魔力が身体を駆け巡り、感覚が研ぎ澄まされる。
転移の精度はさらに鋭くなり、
戦術の幅は迷宮以上に広がったことを実感する。
部屋の隅には宝箱があり、古い巻物と魔力の結晶。
巻物には連続戦闘と立体戦闘の応用が書かれている。
アリスは目を輝かせ、次の試練に備える。
迷宮を抜けた力が、新たな森でも活きるのだ。
さらに進むと、湿地帯に差し掛かる。
足元はぬかるみ、視界は霧で遮られる。
魔物の気配が濃く、影が動き出す。
アリスは転移を駆使し、素早く移動する。
巨大な昆虫型の魔物が三体現れた。
硬い甲殻を持ち、鋭い触手で攻撃してくる。
アリスは跳び、斬り、転移――立体戦闘で応戦。
触手を避け、隙を見つけて反撃する動作が光る。
連続攻撃の末、魔物たちは倒れ、湿地帯は静寂を取り戻す。
アリスは深く息をつき、剣を握りしめる。
剣士レベル10の経験と技術が、森での戦闘でも遺憾なく発揮される。
転移を駆使した立体戦闘は、もはや自然な動きだ。
翠影の森の奥には、また新たな光る石碑が立つ。
手を触れると魔力が身体を駆け巡り、
次の試練への準備が整う。
小さな剣士は、新たな挑戦に胸を躍らせる。
「私は……負けない」
森に響く声は光となり、
成長した力、研ぎ澄まされた感覚、
すべてが新たな戦いへの糧となるのだ。
翠影の森の試練を越えた先に、
さらなる魔物と未知の試練が待つ。
アリスは小さな身体で、確かな意志を胸に、
次の戦いに向けて一歩踏み出すのだった。
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