第9話 迷宮の核心
迷宮の奥は黒い霧に包まれ、床は不安定に揺れる。
アリスは小さな手で剣を握り、慎重に足を踏み出した。
「ここが……核心の階層」
胸を高鳴らせつつ、光る魔法陣を目印に進む。
通路を進むと、複雑な罠と魔法陣が交錯している。
床の落とし穴、天井から落ちる岩、電撃の柱。
アリスは瞬時に距離を測り、転移で避けながら進む。
「転移!」十メートル跳び、斬撃の隙を作る。
突然、影の魔物が四体現れ、連携して攻撃してくる。
前衛は剣を振り、中衛は魔法を使い、後衛は弓で援護。
アリスは跳び、斬り、転移――連続の動作で敵を翻弄する。
小さな身体が光の軌跡を描き、魔物の攻撃をかわす。
戦術性がさらに求められる。
攻撃と回避を瞬時に判断し、転移の距離と方向を正確に選ぶ。
複数の敵を相手に、斬撃のリズムを維持するのは困難だが、
剣士レベル9の経験が自然に動きを導く。
連続戦闘の中で、アリスの身体に変化が起きる。
剣士レベルが10に到達寸前、力と技術が身体に馴染む。
攻撃の正確さ、防御力、転移精度――すべてが向上する。
階層内で上下転移も自在になり、戦術の幅が大きく広がる。
さらに奥の部屋には、火と雷を操る大型魔物が待ち構える。
翼を広げ、爪で床を砕き、炎と雷を交互に放つ。
アリスは転移で間合いを調整し、跳び、斬り、再び転移する。
立体的戦闘が求められ、全身を駆使して魔物に挑む。
魔物の動きを読み、炎のブレス、尾の範囲、雷の軌道を予測。
アリスは跳び、斬り、転移――連続の動作で隙を作る。
剣士レベル10への成長が、戦術の判断力と動作精度を高める。
小さな身体が迷宮の暗闇で光となり、魔物を翻弄する。
戦闘の最中、床の罠や天井からの落石も注意する。
一瞬の判断が命取りになる複雑な迷宮。
アリスは冷静に、敵の動きと環境を計算し、
跳び、斬り、再び転移――すべてが一体化する。
ついに魔物を倒すと、迷宮の奥に光る石碑が現れる。
手を触れると魔力が身体を駆け巡り、感覚が研ぎ澄まされる。
剣士レベル10はほぼ完全に定着し、戦術・攻防・転移が一体化。
次の階層への道が、確かに開かれる。
部屋の隅には宝箱があり、古い巻物と魔力の結晶が入る。
巻物には複雑な連続戦闘や立体戦闘の応用が書かれており、
アリスは目を輝かせ、次の階層への準備を整える。
迷宮の深層は危険だが、力を信じて進むしかない。
通路を進むごとに、闇と罠、魔物が絡み合う。
だが、剣士レベル10のアリスは恐れを知らない。
剣と転移、そして勇気を胸に、
小さな少女の冒険はさらに深く続く。
「私は……絶対に負けない」
迷宮の核心に響く小さな声は光となり、
成長した力、研ぎ澄まされた感覚、
すべてが次の試練への糧となるのだ。
核心の階層を越えた先に、新たな魔物と罠が待つ。
アリスは小さな身体で、確かな意志を胸に、
次の戦いに向けて一歩踏み出す。
冒険はまだ、終わりを迎えてはいないのだから。
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