登場人物紹介

── 追放された「万能」の主人公 ──


アルス

本作の主人公。パーティー『雷光の牙』の元荷物持ち。


外見: どこにでもいそうな地味な青年だが、その指先は職人のように硬く、瞳は鑑定スキルの影響で時折鋭く光る。


能力: 固有スキル『最適化(オプティマイズ)』。


あらゆる物質や事象を「あるべき最高の状態」へ調整する。


装備の微細研磨、高純度ポーションの精製、魔力回路の洗浄など、彼にとっては「掃除」程度の認識だが、実際は国家級の技術。


性格: 徹底したリアリストでありながら、お人好し。自分の能力を「誰にでもできる雑用」だと思い込んでいる。


── アルスを支えるヒロインたち ──

リセリア(聖女)

「不治の呪い」に冒されていた、教国最高位の聖女。


外見: 銀髪に透き通るような青い瞳。清楚で神々しいが、内面は好奇心旺盛。


経緯: 魔王軍の呪いで魔力回路が塞がっていたが、アルスに「ただの目詰まり」と診断・施術され完治。


役割: アルスの能力の「異常性」を理論的に理解し、世間に知らしめる広報・参謀役。アルスに深い敬意と、それ以上の独占欲を抱いている。


カトレイア(女騎士)

王都の近衛騎士団に所属する「剣聖」の異名を持つ女傑。


外見: 凛とした佇まいの金髪ポニーテール。鎧越しでもわかる鍛え上げられた肢体。


経緯: アルスが研ぎ直した「ただの包丁」の切れ味に戦慄し、彼の技術を「剣の神髄」と見抜いて弟子入り(という名の護衛)を志願する。


役割: 実力行使担当。アルスに近づく不逞の輩や、泣きついてくる勇者パーティーを物理的に排除する。


── 追放した側(ざまぁ対象) ──

ゼノン(勇者)

『雷光の牙』のリーダー。選ばれし聖剣の使い手。


性格: 極めて傲慢で、他者の努力を自分の才能の手柄に変換する天才。


没落の理由: アルスのメンテナンスがなくなったことで、聖剣が「ただのなまくら」になっていくことに耐えられず、部下に当たり散らすようになる。典型的な「無能な上司」ムーブを極める。


ミラ(魔導師)& ガストン(重戦士)

ミラ: プライドの高いエルフ。アルスの特製ポーションを「不味い」と捨てていたが、市販品に変えた途端、魔力切れと肌荒れに悩み、アルスの有能さを痛感する。


ガストン: アルスの忠告を無視した結果、自慢の盾をボスの攻撃で破壊され、最前線に立てなくなる。後に「俺が悪かった」と一番先に泣きつくタイプ。


── その他 ──

ギルド職員・エレナ

アルスがFランク時代から知っている数少ない理解者。彼が持ってくる「霊草(実は伝説級)」の査定に毎回頭を抱え、胃薬を常用している。


【相関図のポイント】

アルス ↔ ゼノン: 「感謝」から「無関心」へ。アルスは復讐すら考えておらず、それが逆にゼノンを絶望させる。


アルス ↔ ヒロイン: 「技術者と理解者」。専門的な会話ができることで、アルスは居心地の良さを感じていく。


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