第2話 覚醒

2 覚醒



俺は、機械音と言うかなんとも不思議な音で、気が付いた。


「魂、覚醒、確認しました。会話可能迄、生命エネルギー、


80パーセント注入します。カウント開始、10、9、8、7、・・・、、」


と言うアナウンスが何処からとも無く聞こえた。


激しく彼方此方でアナウンスが流れている。ピロロロローーー


「創造神様、女神様、悪魔神様、魂コールドスリープ解除完了、


蘇生準備が完了しました。恐れ入りますが、


魂管理センターラボ333番迄お越し下さい。


繰り返します。創造神様、女神様、悪魔神様、魂コールドスリープ解除完了、


蘇生準備が完了しました。恐れ入りますが、


魂管理センターラボ333番迄お越し下さい。」


なんか飛んでも無いアナウンスが、聞こえてしまった。プシュー


そして、すぐ様に視界が開けた。


周りは真っ白な空間と言うか真っ白なのは真っ白なのだが、


SF映画でも見る様な機器が、奥に見えないほど永遠に鬼の様に並んでいる。しかも


白衣を着た天使なのか女神なのか、えっ!!


悪魔っぽい人??白衣を着て一緒に機器に向かい作業している。ちょっとびっくり!


そして正面には、背中には真っ白な羽と腰のあたりに黒い羽根がついた、女性ばかり


10人以上が、


一段高い位置に立っていた。天使の輪と、真っ白な幾つもの羽があり、


足首まである銀髪激ロングの無茶苦茶綺麗な女性が、透き通る声をかけて来た。


「綾小路 優太 (あやのこうじ ゆうた)さんですね」

 

名前を呼ばれたので、はい、と、答えた。


すると、続けざまに


「右の方は、綾小路 恵梨香 (あやのこうじ えりか)さんですね」


と言う言葉に恵梨香の声で、はい、と答える声がした。さらに続けざまに、


「左の方は、綾小路 詩音 (あやのこうじ しおん)さんですね」


と言うと、不安げな返事で、はい、と答えた。


そして、金髪巨大縦巻きロールヘアー女神が、声をかけて来た。


「あなたたち、3人は現世で、亡くなってしまいました。


それで、あなたたちは、この空間の創造神様が、


今後、担当する事に成りました。そして、あなたたち3人には、


やって貰いたい事が御座います。


もちろんタダとは言いません。それなりの対価は出すつもりです。


いかがでしょうか?」


俺は、何言っているのか、いきなり過ぎて戸惑ってしまった。


この巨大縦巻きロールドリルだな


よし、今後、ドリルヘアー女神と命名しよう。


そこに、中央の神々しい銀髪激ロング美少女の、右隣りに立つ女神が、言った。


「ちょっと、前置き無しで、内容端折って言わない様に、戸惑ってしまいます。」


ドリルヘアー女神は、そっぽを向いてしまった。仲悪いんかい!と言いたい。


銀髪長髪で、腰まである。叱咤した女神が一歩前に出て空間に画像を出しつつ


懇切丁寧に、地球で起こった出来事を、映しつつ説明をしてくれた。


「私、光の神セシリアが、改めてご説明しますね。


私たちは、貴方たちが住んでいた世界と違う時空間世界の神々です。


貴方たちの住んでいた世界の星ですが、


現在、地上では誰一人住める環境ではありません。


正確に言いますと、使ってはいけない兵器を使い、事実上滅びかけています。


地表は、マイナス70度以上の極寒の世界になりはて、地上では生命はいません。


あちらの神々に選別されあなたたちは、私たちの世界に


魂を高次元、魂輸送艦で、数か月かけて輸送されて来ました。


そして、貴方たちは、これから転生する事に成ります。それに伴いこの世界では、


魔法と言う観念が、前創造神からありそれをあなたたちに、


付与する必要があります。

 

それに伴い本来は能力を、この地で生まれる物には、


自動で対抗できる範囲で、低く付けるのですが、


神々に対して、反抗的、攻撃的で、この世界すべての生命に、害する者が居ます。


能力が低いと全く対抗できません。しかもこの惑星は、太陽系の星々で言うと


木星クラス以上の大きさが有り大陸もかなりの大きさで、


数も多く点在し我々だけでは・・・


もちろん、多くの国に対応する為此方も多くの神々と、使徒たちが携わっています。


厄介な魂浸食等が有りこの世界に住む善良な人々に影響が、出ています。


神と悪魔が手を繋ぎ戦っても対抗しきれて無いのが現状で、


もしよければ、一緒に戦ってほしいのです。


無理にとは、言いません。現創造神ユー様、私と、カタリーナ神、としては、


同じ地球出身であるあなた方に、手伝ってほしいのです。」


俺は、ビックリしてしまった。地球出身の創造神の世界が有るなんてと・・・


俺は、地球出身が気になって、聞いてみることにした。


「あのう 質問してもよろしいでしょうか?」


説明していた女神が、返答してくれた


「別に構わないわ。聞きたい事が有れば、お聞きするわ。


問題のない範囲で、お答えする事になりますけどね。」


俺はさっそく聞いた。


「えっと、地球出身の神様と言う事は、元人間だったと言う事ですか?」


説明をしてくれていた、女神セルシア神が答えてくれた。


「正確に言うと、銀河系が有る次元空間(宇宙)の神界の者ですが、


その次元で生まれそして、地球で人間に扮して24年間地上で、


人間の世界で学校を通いいろいろ学んだ上で、急遽要望が有り


この次元世界に入って、再度地上世界を学び、


この次元世界を管理しているのです。」


俺は、なるほどと思った。神の世界は、ある意味大変だなと。


「もう一つ気になる事が有るのですが、前創造神と言う言葉があったのですが


普通創造神って交代するものなんですか?」


「その質問は現創造神の私が答えよう。前創造神は私の叔父だ。 


まぁ何と言ったら良いか・・・まぁ、ぶっちゃけると神の中ではぐれ集団が


各数千ある時空間の中で少しづつ集まって、


犯行組織を作り上げ、無秩序に暴れだしたと言え場良いかなぁ 


今回の地球の事件もこいつらの攻撃さ。


叔父は、その犯行勢力と戦い尚且つ、何度も幾つ物星を滅ぼされても


時間を掛けて復活していたが、心労たたって 現在は、無期限休養中だ!!


本来は交代なんて無い、空間ごとリセット(消滅)だな、


数億年かけてビックバン待ちだな、ニッコリ」


それを聞いた俺は、ちょっと内心攻撃した奴らにイラっとした。


「それで、聞きたいんだが、犯行勢力殲滅に協力してくれますか?


まぁぶっちゃけるなら、協力するしないで、転生大陸も変わるからね。


三人で話し合って慎重に考えてほしい。」


「はい!」


と返事した所で、従妹たちに目をやって一瞬で、固まってしまった。


円形のガラス状の筒の中に居たからである。しかも体は無く白く丸い球だった。


俺は、改めて従妹たちに聞いた。

 

「二人共一緒でよかった。死んだけど。でどうする?協力する?」


まず恵梨香が、即答してきた。 


「地球ぶっばしたやつらはっきり言って殴りたい」


おいおいお嬢様なのにその言葉はと、まさか今まで猫かぶっていたのか?


やたら凶暴な気がする・・・


俺は思いつつ詩音に聞いた。


「詩音、どうしたいかい!」


「お兄様と一緒ならどこでも行きます。」


「わかった」


俺は、ちょっと考えた。魔法の世界かぶっばしたい・・・


しかし・・・んーーどうしたものか・・・


よし決めた、俺は思い切って答えた。


「創造神様、無秩序な連中に一泡吹かせたいです。協力させて下さい。」








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転生したら貴族で賢者職なぜか一緒に転生した従妹二人がチート無双 矢戸折 勇孝 @xeon64

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