第2位

あの日は天気が悪くて、天気予報でも激しい雨が降るって言われてたんだ。

だから、傘を持って出かけてた。


そしたら、案の定、激しい雨が降ってきたんだよ。


傘はあるけどさ、だからといってわざわざ激しい雨の中を歩く必要はないよね。

そんな思いで周りを見たらカフェがあったんだよ――『幽霊カフェ』。


その時はさ、カフェがあるとしか思ってなかったんだ。

中に入ったら元気な女の子に挨拶されて、手を引かれて席に案内されたんだよ。


『なんかヤバい店?』って思ったんだけど、メニューを見ても普通の価格だったから、安心したよね。


でさ、周りを見たら、なんかおかしいんだよ。

そこかしこにかわいい子がいてさ、隣に座ってきたんだよね。

何を話したかは覚えてないけど、その時の俺はずっと震えてたんだ。


今なら、もっと楽しめば良かったのにって思うよ。

でも、当時の俺はずっと『危険な店』だと思ってたんだろうな。


お会計も普通の価格だったんだけど、三日後に店の前を通ったらもぬけの殻だったんだよね。


あれは、なんだったんだろう?


第2位は『幽霊カフェ』でした。


えっ、君もあそこで働いてたの?

会ってたら覚えてると思うんだけどな、君みたいなかわいい子。


って、痛い痛い!照れ隠しで叩かないで!


次! 次行くから!

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