第5話 「資格」

森の朝はいつも静かだ。

昨夜の食卓の温もりが、まだ体のどこかに残っている。


「……本当に、行くんだな」


プログダはそう言って、シグルを見た。

止めるための言葉じゃない。ただ、確認だ。


「行きます」


短く答えると、パリーが苦笑した。


「無茶するなよ。

 ……いや、お前はもう無茶する前提か」


ヒュートは何も言わず、拳を軽く突き出す。

シグルはそれに拳を合わせた。


リュミエルは少しだけ俯いていたが、顔を上げて微笑む。


「行ってきます」


「行ってこい」


森の奥へと歩き出す二人の背中を、

村の三人はしばらく見送っていた。


枝葉を抜け、村の気配が消える。

しばらく無言で歩いた、その時だった。


「――一つ、言っておく」


木陰から現れたレビウスが、淡々と告げる。


「リュミエルを死なせたら、

 その時は俺がお前を殺し続ける」


冗談でも脅しでもない。

ただの事実の提示だった。


シグルは立ち止まり、振り返らずに答える。


「……それは、嫌ですね」


「だろうな」


それだけ言って、レビウスは森に溶けた。


再び歩き出す。

しばらくして、木々の隙間の向こうに――人間の里が見えた。


石造りの建物。

煙。人の声。


リュミエルの歩幅が、わずかに小さくなる。


「……怖い?」


シグルが尋ねると、リュミエルは正直に頷いた。


「少しだけ」


シグルは立ち止まり、向き直る。


「大丈夫だ。

 少なくとも、俺が隣にいる間は」


リュミエルは一瞬驚いた顔をしてから、静かに笑った。


「……うん」


二人は並んで、里へと向かう。


ここから先は、

優しくない現実が待っている。


それでも、進むしかない。


里の入り口にわかりやすく冒険者ギルドがあった。リュミエルにアイコンタクトを送って入る準備ができたか確認する。

小さく頷いたのを確認して、ギルドに入った。


シグルは周囲を見回した。

冒険者、商人、護衛、酔っ払い。

視線は一様に忙しく、そして――刺さるように露骨だった。


「見ろよ、エルフだ」

「ガキじゃねぇか」

「今どき珍しいな」


笑い声。

嘲る声。

悪意のない好奇心という名の刃。


リュミエルの肩が、わずかに強張る。


ギルドの扉を押し開けた瞬間、それは決定的になった。

耳に集中する視線。年齢を測るような視線。


受付に向かおうとした時だった。


「おいおい、冒険者ごっこか?

 里の外はお遊びじゃねぇぞ」


振り向くと、三人組の男。

装備は中途半端、態度だけは一人前。


「エルフ連れてガキが冒険者?

 保育所は向こうだぜ」


笑いが広がる。


シグルが一歩前に出ようとした、その瞬間。


――ドンッ。


鈍い音。

男の一人が、何が起きたか理解する前に壁に叩きつけられた。


殴ったのは、横に立っていた巨体の男だった。


無言。

表情はなく、ただ拳だけが動く。


「な……っ!」


二人目が掴みかかろうとした瞬間、腹に一撃。

三人目は悲鳴を上げる前に顎を砕かれ、床に沈んだ。


止まらない。

倒れた相手にも、さらに拳が振り下ろされる。


「やりすぎだ!!」


シグルが腕を掴んだ。

その瞬間、ギルド内が静まり返る。


男は初めてこちらを見た。

赤く滲んだ目。荒い呼吸。


――危険だ、と本能が告げる。


そこへ衛兵が駆け込み、全員が取り押さえられた。



薄暗い勾留所。

石の冷たさが、さっきまでの熱を嘘みたいに冷やす。


「事情は聞く。

 一方的な暴力でないと証明できれば釈放だ」


時間が過ぎ、証言が揃い、

ようやく誤解は解けた。


ギルドに戻された後、三人は同じ卓についた。


沈黙を破ったのは、殴った男だった。


「……俺の名は、バルガ」


低い声。


「闘血種だ」


空気が一段、重くなる。


この世界で“最強”と恐れられる種族。

魔力は乏しいが、フィジカルは群を抜く。

そして――危険視され、忌避される存在。


「俺は、冒険者になれない」


短く、淡々と語られる過去。


差別を受け、耐え、

それでもある日――殴り殺してしまった。


「止まれなかった」


拳を見つめる。


「怒ると、止まらない。

 だから誰も組まない。

 ギルドも、資格を与えない」


沈黙。


シグルは考えた。

これは同情の話じゃない。


「……一つ、方法がある」


全員がシグルを見る。


「ギルドでパーティーを組むには、

 リーダーは成人してなきゃいけない」


リュミエルがはっとする。


「俺とリュミエルは12歳。

 リーダーになれない」


シグルはバルガを見る。


「でも、あんたは違う。

 見た目と経歴からして、19前後だろ」


バルガが目を見開いた。


「俺たちがストッパーになる。

 あんたは形式上のリーダーだ」


「……危険だぞ」


「知ってる」


即答だった。


「でも、放っといたら

 あんたは一生ここで座ってるだけだ」


リュミエルが静かに頷く。


「一緒に責任を負います」


長い沈黙の後、バルガは深く息を吐いた。


「……俺で、いいのか」


「いいから言ってる」


即答だった。

迷いも、同情もない。


それが逆に、バルガの胸に刺さった。


「……わかった」


そう答えた瞬間、周囲の視線が一斉に集まる。

闘血種。元犯罪者。

それでも“パーティーを組む”という事実が、ギルドの空気を変えた。


受付の職員が、淡々と書類を差し出す。


「では、パーティー登録に入ります。

 まずは役割分担の確認から」


机の前に三人が並ぶ。


「前衛は俺だな」


バルガが短く言う。

異論はなかった。というより、他に選択肢がない。


「俺は近接……一応前衛寄りです」


シグルが続ける。


「私は後衛。回復と支援を担当します」


リュミエルの声は落ち着いていた。


職員は頷き、紙に書き込む。


「前衛二名、後衛一名。

 では次、魔力測定に移ります」


水晶球が台の上に置かれる。


最初はシグルだった。

手を置くと、水晶は……ほとんど反応しない。


「……E級ですね」


予想通りだった。

周囲から小さな失笑が漏れる。


次はバルガ。


分厚い手が水晶に触れる。

だが結果は変わらない。


「闘血種……やはり魔力は最低水準。E級です」


バルガは何も言わなかった。

慣れている、というより期待していない顔だった。


最後にリュミエル。


細い指が水晶に触れた瞬間――

淡い光が、次第に強くなる。


「……A級」


ざわり、と空気が揺れる。


「エルフ……なるほど」


職員の声に、感情はない。

だが周囲の冒険者たちは、はっきりと反応した。


「次、筋力測定です」


木製の訓練用模型が奥に運ばれる。

殴打によって残った痕跡で、攻撃力を測る方式だ。


最初はシグル。


拳を握る。

殴る。


――ゴン。


鈍い音だけが響き、

模型には、かすかな凹みが残っただけだった。


「……年齢相応。低評価です」


事実だった。

肉体年齢七歳。どう足掻いても、これが限界だ。


次はリュミエル。


小さく息を吸い、拳を振るう。


――トン。


結果は、ほぼ同じ。


「フィジカルも低水準ですね」


最後にバルガ。


一歩前に出た瞬間、

周囲の空気が変わる。


何も言わず、拳を引く。


――ドンッ!!!!


鈍音ではない。

衝撃だった。


模型の表面がひしゃげ、

木材に深く、深く亀裂が走る。


「……」


職員が一瞬、言葉を失う。


「評価……A相当」


魔力E、フィジカルA。

歪すぎる数値。


全ての測定が終わり、書類が揃う。


職員は三人を見て、はっきり告げた。


「確認しました。

 本日付で――パーティー登録、受理します」


その瞬間、

バルガは拳を握りしめ、

シグルは小さく息を吐き、

リュミエルは胸の前で手を組んだ。


数字は残酷だった。

弱さも、異質さも、全部可視化された。


それでも。


三人は、同じ紙の上に名前を並べた。


パーティー登録が受理された直後、

ギルド内に溜まっていたざわめきが、形を持ち始めた。


「……マジかよ」


「子供二人に、闘血種?」


「冗談だろ……」


ひそひそとした声が、あちこちから漏れる。


その中で、はっきりと聞こえた声があった。


B級冒険者の腕章をつけたパーティーの一人が、鼻で笑う。


「あんなガキが冒険者か……

 親の教育、どうなってんだろうな」


呟きだった。

だが、十分すぎるほど、届いた。


次の瞬間――


ギッ、と空気が軋む。


バルガの目が変わった。

瞳の奥に、殺意がはっきりと灯る。


拳が、音を立てて握り締められる。


「……」


一歩、前に出ようとした、その時。


「バルガ」


低い声。


シグルが、即座に腕を掴んでいた。


「やめろ」


細い腕だった。

力もない。

本来なら、止められるはずがない。


それでも。


「ここで殴ったら、全部終わる」


その一言で、

バルガの動きが、止まった。


呼吸が荒い。

歯を食いしばり、震える拳を、ゆっくりと下ろす。


「……チッ」


舌打ちひとつ。

それだけで済んだのは、奇跡に近かった。


受付嬢が、空咳を一つして場を戻す。


「では……依頼の選択に移ります」


端末を操作し、淡々と続ける。


「パーティーステータスを総合評価した結果、

 現在選択可能なのは――Eランク依頼のみです」


画面に表示される依頼一覧。


・周辺森林の簡易探索

・魔獣の痕跡調査

・素材採取補助


どれも、戦闘とは程遠い内容だった。


バルガが眉をひそめる。


「……雑用ばっかだな」


「最初は、仕方ない」


シグルが答える。


「生き残って、実績作るしかない」


リュミエルも、小さく頷いた。


「焦っても、良いことはないよ」


受付嬢が念を押す。


「Eランクとはいえ、

 失敗すれば評価は下がります。ご注意を」


シグルは画面を見つめ、

一つの依頼を選んだ。


「……探索任務で行こう」


こうして、

最底辺から始まったE級探索。

森林に入ってしばらく探索している時だった。


「……来る」


最初に気づいたのはリュミエルだった。

耳が、ぴくりと動く。


次の瞬間、茂みが揺れた。


ガサッ、ガサガサ――


姿を現したのは、ウッド・ドッグ。

以前、シグルを追い詰めた、あの魔獣。


木の皮のような体表。

前足から胸元は特に硬く、下手な刃では通らない。


しかも――


「……群れ?」


一体、二体じゃない。

六、七……いや、もっといる。


シグルは、反射的に鞘へ手を伸ばしかけた。


(今度こそ――)


前回の借りを返す。

そう思った、その瞬間。


「下がってろ」


低い声。


バルガが、一歩前に出た。


「おい、待――」


止める暇もなかった。


次の瞬間、

バルガは消えたように見えた。


否。


一気に距離を詰めていた。


ウッド・ドッグの目前。

武器は、なし。


素手。


「――――」


ドンッ、という鈍い音。


バルガの拳が、

ウッド・ドッグの硬い胸元に突き刺さった。


バキッ、ミシィ……!


木が割れるような音と同時に、

拳が体を貫通する。


胸から背中へ。

拳が、突き抜けていた。


ウッド・ドッグの口から、

ズルッ、と血と樹液が混じったものが溢れ、崩れ落ちる。


「……は?」


シグルは、言葉を失った。


刃でも通りにくいはずの胸部を、

素手で。


――そうだ。


“素手が最強の種族。

 武器を持たせると弱いまである。”


闘血種につけられた、皮肉混じりの称号。


それが、

誇張でも、噂でもないことを――

シグルは、その目で理解した。


次の瞬間。


残りのウッド・ドッグが、

一斉にバルガへ飛びかかる。


牙が剥き出しになり、

爪が風を裂く。


だが。


バルガは、止まらない。


右拳。

左拳。

肘。

膝。


瞬きする暇もなかった。


ゴンッ。

バキッ。

ズドッ。


骨が砕ける音。

体が潰れる音。


ウッド・ドッグが、

次々と地面に沈んでいく。


最後の一体が跳びかかった瞬間、

バルガは首を掴み――


グシャッ。


握り潰した。


沈黙。


地面には、

動かなくなった魔獣の群れ。


そして。


返り血で、

全身を赤黒く染めたバルガが立っていた。


息は、乱れていない。

表情も、変わらない。


まるで――

何も起きていないかのように。


「……続けるぞ」


そう言って、

何事もなかったように歩き出す。


シグルは、しばらくその背中を見つめていた。


(……E級、だよな)


そう思いながら。


このパーティーが、

もう“普通”ではないことを――

改めて、突きつけられていた。


今回の目標は、カブライト樹液。

回復薬の材料として重宝される、やや希少な樹液だ。


太い樹幹に、琥珀色の粘液が滲むカブライト樹は、森のやや奥に点在している。


「この辺り……気配、変」


リュミエルがそう呟いた、その瞬間だった。


ヒュン――!


空気を裂く音。


「――っ!」


シグルの視界に、一直線に迫る影。


(矢――)


避けきれない。

そう思った次の瞬間。


ガシッ。


目の前に伸びた腕が、

矢を空中で掴み取った。


「……これぐらいか」


バルガだった。


握り潰された矢の穂先が、

彼の掌に食い込んでいる。


だが、血は出ていない。

表情も、変わらない。


「痛くもねぇな」


その声は、低く――

そして、明らかに怒りを孕んでいた。


「子供を……狙ったな?」


次の瞬間。


バルガの姿が、消えた。


ドンッ、ドンッ――!


木々を蹴り、幹を踏み、

視界の上を一直線に駆けていく。


「バルガ!!」


シグルが叫ぶが、届かない。


追いかけて、

森の奥へ踏み込んだ時。


そこにあったのは――


血の匂いだった。


地面に、

赤黒い染みがいくつも広がっている。


倒れている人影。


呻き声。


「……っ、あ……」


その顔を見て、シグルは息を呑んだ。


「……あいつら……」


ギルドで絡んできた、

あのチンピラ冒険者たちだった。


全員、倒れている。


骨が歪み、

顔が腫れ上がり、

呼吸が途切れ途切れになっている者もいる。


そして――


その中央に、

血に濡れた拳を下げたバルガが立っていた。


肩で息をし、

目は血走り、

完全に理性を失った顔。


「……まだ生きてるな」


一人に、また拳を振り下ろそうとする。


「バルガ!!」


シグルが駆け寄る。


「やめろ!!」


間一髪。


シグルは、

その拳が振り下ろされる前に――


バルガの顔を殴った。


バキッ、という乾いた音。


「……ッ!?」


完全に不意を突かれた一撃。


バルガの頭が横に弾かれ、

数歩、よろめく。


「……なに、しやがる……」


呆然とした声。


シグルは、拳を握ったまま、

真正面からバルガを睨んだ。


「落ち着け」


短く、はっきりと。


「今、ここで殺したら――

 お前は、また“犯罪者”になる」


バルガの瞳が、揺れた。


「……黙れ……」


「黙らない」


シグルは、一歩踏み出す。


「俺たちは冒険者だ。

 正義の代行者じゃない」


その間に、リュミエルが駆け寄る。


「……治癒、いくよ!」


淡い光。


リュミエルの魔術が、

チンピラたちの致命傷を最低限塞いでいく。


「……生かすだけ」


彼女の声は震えていたが、

それでも手は止まらなかった。


バルガは、

しばらく何も言わずに立ち尽くしていた。


拳が、震えている。


「……子供を……狙ったんだ……」


吐き出すような声。


「だからって、殺していい理由にはならない」


シグルは、

その震える拳を見て、静かに言った。


「お前が止まれないなら――

 俺が止める」


沈黙。


長い、長い沈黙のあと。


バルガは、

ゆっくりと拳を開いた。


「……俺で、いいのか」


その声は、

怒りでも威圧でもなく――

不安だった。


シグルは小さく息を吐き、

呆れたように肩をすくめた。


「……何度も言わせるな」


バルガを見上げ、はっきりと言う。


「お前で良いんだよ」


一瞬、

バルガの表情が止まった。


次の瞬間、

強張っていた肩から力が抜ける。


「……そうか」


短く、それだけ。


だが、その声は

どこか安堵を滲ませていた。


その時。


「う、う……」


地面に転がっていたチンピラの一人が、

呻きながら意識を取り戻す。


状況を理解した瞬間、

視線が――


バルガとぶつかった。


ギロリ。


言葉はいらなかった。


闘血種特有の、

本能に訴えかける圧。


殺意ではない。

だが、いつでも殺せると分からせる眼。


「ひっ……!」


一人が声を漏らすと、

連鎖するように全員が身体を震わせる。


誰も、

もう矢を構えようとしなかった。


「行くぞ」


バルガはそれだけ言って、

背を向けた。


振り返りもしない。


シグルとリュミエルは、

何も言わずに後に続く。


チンピラ達は、

森の闇の中で

ただ震えることしかできなかった。



その後は、

嘘みたいに何も起きなかった。


森は静かで、

風の音と葉擦れだけが続く。


やがて――


「……あった」


リュミエルが指差す。


カブライト樹。


幹の割れ目から、

淡く光る琥珀色の樹液が滲んでいた。


「採取、問題なし」


慎重に容器へ流し込む。


一滴も無駄にしないように。


「……終わったな」


バルガがぽつりと言う。


誰も否定しなかった。



人間の里に戻った頃には、

空は完全に夜に沈んでいた。


ギルドの建物も、

昼間の喧騒が嘘のように静まり返っている。


灯りは少なく、

足音だけがやけに響いた。


受付嬢が顔を上げる。


「……任務報告ですか?」


シグルが、

採取したカブライト樹液を差し出す。


「Eランク探索任務、完了です」


一瞬の確認。


そして――


「……確かに。

 任務達成です」


淡々と告げられる言葉。


だが、

その瞬間。


シグルは胸の奥で、

小さく何かが鳴った気がした。


(……初めてだな)


誰も死んでいない。

誰も失っていない。


それでも、

確かに“冒険者としての一歩”。


ギルドを出ると、

夜風が冷たく頬を撫でた。


「……今日は、帰って寝るか」


バルガが言う。


「うん……さすがに疲れた」


リュミエルが頷く。


シグルは、

静かな夜の里を見上げた。


――これが、冒険者。

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