第2話 3ヶ月程生活して
アンリッヒがこの世界にきて3ヶ月と2日が経った頃、住人...晴翔が切り出した
「探索者になりましょう」
「探索者ぁ?怖いからヤダー。」
「前線で戦ってた騎士が何を言う。というか国の偉い人が来て決まった事なので拒否権は無いですよ」
「えぇ?俺って能力なかったよね?」
アンリッヒは世界に来て三日目の時に受けた能力判定を思い出す。前日の魔力判定により魔力量がとにかく多いことが判明し期待されたが能力が一つもない一般人だった。
「えぇ、ですが最近魔力で身体能力を強化する技術が確立されたので探索者の条件が拡大されたんです」
「うっそーん。」
「あと手刀で大木をへし折り素手で熊の胴をくびり切る様な剛力無双の戦士を一般人とは言わないそうです」
「そーれはそう。これが一般人からどれだけ平均値高いんだって話だもんね」
「えぇ。そしてめでたく僕に能力があったことがわかったので2人でパーティー組んで探索者になる事が決定しました」
「あらおめでとう。ちなみに能力は何だったの?」
「鑑定、水魔法、生活魔法、重力軽減魔法です」
「四つも、しかもサポーターが欲しがる能力じゃーん」
「しかも能力持ちなので今後も増える可能性あるんですよ」
「わーお。まぁ晴翔を巻き込んで探索者になるなら良いよ。ずっと鍛錬は続けてるとはいえ戦闘感覚が鈍って仕方がないし」
「もうアンリッヒさんに喧嘩売る人もいませんしね...」
「容姿端麗で高身長のボンキュッボンのうら若き女性がいるんだからナンパとかきても良いんだけど来ないしね。」
「そりゃ大木を抱えて帰ってきた光景を町人の殆どが見てたんだから来る訳ないでしょ。町の男の中でのアンリッヒさんの評価は綺麗なゴリラだよ?」
「ゴリラより膂力あるけどねぇ」
「バケモノー」
「バケモノであーる」
その後も他愛の無い会話と2人の笑い声が家から聞こえてきたという
壁が薄いなこの家
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【豪剣】のアンリッヒ。異世界転移 @MAHOUSAN
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