【問二】何故、貴方を見つめていたのでしょうか?
昼下がりの事、学年集会があり大きい教室に全クラスが集められていた。一時間程、体育座りという拷問を受けなければならい事実に絶望していた。
先生の話を右から左に流しつつ、雲の形、外で楽しそうに体育をしている他学年の生徒の声に耳を傾けていると悪戯な視線を感じた。この感じ…。僕は隣を見る。
"奈世さんだ。"
僕は一瞬目を逸らした。しかし僕は考える。ここで逃げたら、ずっとからかわれ続けるのでは無いかと。
ー僕は戦う事を決めた!ー
もう一度奈世さんの方を見た。彼女は少しビックリした様子だったが、ニヤニヤ満足げな笑みを浮かべながら僕を見ていた。
僕は怯む事無く奈世さんを見続ける…。
すると、だんだん彼女の顔が赤くなってきた。しばらくすると、彼女は煙が出ているんじゃ無いか?と思うくらい真っ赤な顔をして俯いてしまった。おぉ!これは僕の勝利じゃないか?
無事、僕は奈世さんから勝利を手にし、学年集会が終える事ができた。
クラスに帰る道中、僕は小声で奈世さんに聞いた。
「奈世さん。なんでさっき僕の事見てたの?」
奈世さんはまた前と同じように僕の耳に近づけこう言った。
「何故でしょーか?徳野君が答えを見つけるまで秘密!!知りたかったら早くこの問題を解いてみて?」
今回は奈世さんの鼻先が触れるほど近かった。
流石にドキドキしたかもしれない。
【徳野、問二の答え】奈世さんは僕をからかうのが好きだから?
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