第3話 活用方法とか

 さて、利用可能な図書館が山ほどあると分かったので、これは使わなきゃもったいないぞと張り切りました。


 とりあえず、最初に現地に行かないと始まりません。

 明確に利用範囲外である図書館は除き、自宅から交通の便の良いルート沿いの図書館や分館をGoogleMapの経路検索で試行錯誤してみます。同一方面の2-3館を一筆書きにするルートで、ついでにその方面の買い物などもつなげてしまいます。車ではしごするので、駐車場の有無や料金、出入り口の接する道路の確認なども済ませます。


 図書館に着いたら、まずはカウンターに申し出ます。市外在住者ですが、貸し出しサービスなどは利用できますか?と。申請用紙に記入してカードを作成してもらい、利用案内のパンフレットを貰ったりします。


 ここで確認しておくべきは、広域利用者の利用制限の詳細です。

 市町村の予算で運営されている公共図書館の場合、それを負担している市町村住民と、広域利用者の間で、利用可能なサービスに差があるケースがあります。直接予算が掛かる『新規購入リクエスト』や『電子図書館サービス』がNGなパターンが多いですね。次に『予約』が出来ないパターンがあります。利用者としては結構悲しい。予約が出来ないと図書館に行ってそこにある現物を借りるしかありません。悲しいのは遠方にある分館所蔵の本で、予約できれば最寄りの館で受取できるのですが。


 次に、貸出条件も確認しておきましょう。

 私の調べた範囲では、貸出冊数10冊2週間、他の利用者の予約がなければ1回更新可能、というパターンが一般的のようです。しかし細かい差異は結構あって、名古屋市の場合は6冊で、豊田市が15冊、小牧市が20冊だったり。貸出期間も瀬戸市や長久手市は3週間だったり。地味に悩ましいのが一宮市の貸出2週間更新1回までは他と同様なのに更新されるのは1週間と短い事。


 確認が済んだら、図書館を一回りしてみましょう。

 基本的には日本十進分類法(NDC)の順に並んでいますが、利用者に人気のある特定分野を目立つ便利な場所に不規則な配置している館が多いですね。最近になって建築された図書館はデザインも凝っていて、NDC順なのにフロア形状が複雑なのでどこにつながっているのか分かりにくい所もありますが、まぁ何回か通えば慣れるので。


 あとは気に入った本を借りるだけです。

 事前にカーリルの『お気に入り図書館』に追加しておいて、『読みたいリスト』で何が借りれるのか計画立てておくのも悪くないでしょう。貸出冊数目一杯まで計画するのも良いですが、あえて少なめにしておいて目的の本のそばにある関連分野を眺めてピンと来た本を借りてみるのもオススメです。馴染みの図書館の見慣れた書架とは違った「景色」を見ると、すこし新鮮な好奇心が湧いてくるような気もします。


 というような感じで、用が済んだら次の目的地に移動します。

 普段走らないルートだったりすると、道沿いに面白そうな店が見つかったりするかも知れません。次回以降はそれをメインの目的にして、図書館はついでに通うのも楽しいものです。

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