第2話

クソ重い扉を開けると階段が続いていた。

階段を踏むたび不気味な、変な音がした、が、

(聞こえない。気のせいだ。)降りると廊下が見え、その先に扉があった。


(誰かが話している?聞こえない。)


扉の奥から声が聞こえてくる。


「汝、我に願いを言え。」


扉の日々から中を盗み見る。

すると若い貴族のような風貌の女と、ユーダンが向かい合っていた。


「私の願いは、、、強さを得ることだ!圧倒的な強さを得て、「」を倒し、村の人達に認められ!!、、、そして、、、

そして、、、フェルストのように!村の人々に慕われ!愛されたい!!」

衝撃だった。どんな状況かはよくわからんが、

あのユーダンがそんなふうに思っていたとは。

すると、女貴族は


「やはり、人間は面白い。そのような才と、容姿を持ちながら、」


女貴族は笑う。


「我と小さな願いのため、戦うとは。いいだろう。その願い、叶えてやる。ただし、我に勝てばな。」


しかしまた真顔に戻った。


「負けたら汝の魂を貰う。よいな?」


は?魂???まさか、『大林の、、、

ブワッッ

鳥肌が立つ。毛が逆立つ。


(大林の、、、悪魔だ。封印されてた、、、)


大林の悪魔。伝説の悪魔の一柱。名前も、階級も、何もかもが謎。知っているのはこの村で大昔に封印されたという事実と、願いを叶える力を持つという伝説だけ。


「わかった。私、ユーダンは!ここに宣言する!決闘に負ければ、魂を悪魔に引き渡すと!」


女貴族、、、いや、大林の悪魔は

微笑むと、体を丸め、その周りを魔力の繭で包んだ。繭が開き、中からは翼と欠けた光輪を持つ、禍々しいがどこか神々しい悪魔が現れた。

戦いが始まった。ユーダンは風と炎の魔術を

操り、悪魔はそれを紙一重でかわし続けた。


「ファイアボール」

「ウィンドエッジ」


2属性の魔法が悪魔を襲う、、が、

跳ね返される。


「くそ!なら、剣だ!」


そしてさらに彼は魔法を発動させる。


「強化魔法I ハイパワー」


「強化魔法I アクセル」


ユーダンは強かった。広いとは言えない部屋の中で、まるで海を絶ち、天を切るような斬撃と、風のように早く、炎のように激しい身のこなしで悪魔に斬りかかった。


「なんで、、、当たらない!」


ザワッッ!!

肌が切り裂けるような寒気がする、、、悪魔が、笑った。


「ふふふ、、、人間よ。そろそろ攻撃しても良いか?」


「何ッ?!」


その、、、まるで戯れている子供のように楽しそうな声色で、悪魔が話した時、、、数秒の剣戟と、、、一瞬の閃光が煌めいたあと、、、


ユーダンは、、、


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