第7話 秘密結社はじめました

悪は滅びた!

この日、悪の組織「BB団」は壊滅した!

たったひとつの確認ミスによって!

やったぜ!


★★★


俺「おほん!えー、そのー。あー。放送をはじめます!・・・私はナンバーゼロ!ナンバーワンのキング総統よりも上位の、最上位者!真の支配者、BBエンペラーである!」


陰女「エンペラー(笑)爆誕(笑)」

ハゲ「0番の彼がBBエンペラーだから、1番の君はBBクイーンだね」

陰女「なん・・・だと・・・」

ヤンキー「扮装がダサい」

俺「ダサくないから!ダサいってゆーの禁止!命令な!」

ヤンキー「ぐああ・・・命令の強制力使うなよ!」

ハゲ「マイク入ってますよ」


ランク1000番の「下っ端」の烙印を押されたハズの俺だったが、なんかミスって「000番」という組織の親玉より上位のランクを与えられてしまったたわけだ。で、こりゃラッキー!と速攻でボスのところに凸ってですね、キング総統閣下(笑)を屈服させ、放送室を乗っ取って、基地内に勝利宣言の放送を、今したところです!


俺「・・・放送を終わります!」


さて、屈服させた組織のナンバーワン、キング総統閣下(笑)の取り調べを始めますか。


★★★


ブラックバイト・コミュニティ・グループ社トップ、キング総統(自称)の取り調べ議事録


Q:ねぇねぇ、今どんな気持ち?

A:ちくしょーめ!


Q:ランキング数字の刻印、999番の次が000番になるとか致命的不具合だと思うんだけど、事前に動作確認しなかったの?

A:確認が足らんかった。


Q:注入されたこの精神支配のナノマシン?これ除去する方法は?

A:無いよ。


Q:女幹部・・・NO.007の人のコスチュームについて説明を。

A:おっぱいぷるんぷるん。


Q:1000人もの団員、どうやって生活してんの?

A:通勤バスで自宅に帰宅して普通に生活してる。


Q:そんなんでいいの?

A:精神支配のナノマシン注射で秘密厳守を強制しているから大丈夫だ問題ない。


Q:もう帰っていいかな。

A:勤務時間が終わったら専用アプリで退勤時間を記録して帰宅してください。


★★★


俺「とりあえず組織は乗っ取ったけど、バイト代は出るらしいし、めんどくさいから放置で、もう帰ろうぜ」

ヤンキー「いいのかそれで」

俺「精神支配のナノマシン注射は違法だし、秘密基地も不法占拠だし、やつらの研究開発内容も法令違反しまくりだけど、団員への報酬はキッチリ支給してるんだよな、あいつら。福利厚生も充実してるし残業も無いし・・・」

ハゲ「まさかのホワイト企業」

俺「組織の秘密を外部に暴露できないように、例のナノマシンで精神支配されてるから、警察に通報もできないんだよね。ナンバーゼロの権限でも無理だった。ま、俺はカネが貰えればいいよ」


退勤時間を記録して通勤バスに乗り込む。バイト代を受け取るには組織が無事運営されてないといけない。引き続きキング総統に組織を運営させ、BB団を存続させていこう。


ナンバー1000の下っ端戦闘員、実は組織トップのエンペラーだった!


ヨシ!ハッピーエンドだな!


★★★


次回 第8話『エピローグ』


待ってってば!

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BCG秘密結社ブラックバイト(株) 平伍頼直(へいご・よりなお) @hey_go

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